goo blog サービス終了のお知らせ 

みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

ホワイトカラー・イグゼンプション、来年通常国会に提出か

2006年11月09日 17時31分40秒 | 政治・社会
これまでブルーカラーの給与を如何に下げて収益を確保するかに腐心してきた経営者たちが、次はホワイトカラーの賃金を削る算段をしていたが、いよいよ来年の通常国会に法案が提出されるという。

<自律的労働時間制>残業代11兆6千億円不払いも(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 「労働運動総合研究所」(代表理事・牧野富夫日大教授)は8日、厚生労働省が導入を検討している「自律的労働時間制度(日本版ホワイトカラー・イグゼンプション)」が導入されれば、約11兆6000億円の残業代が支払われなくなる可能性があるとする推計を発表した。
 同制度は、管理職手前の労働者を対象に、年収や休日確保などを条件に、労働基準法の週40時間の労働時間規制を除外するもの。労働者の判断で労働時間を管理する制度で残業代は支払われない。厚労省は来年の通常国会に労基法改正案を提出する方向で検討している。
 推計は、条件となる年収を、導入を強く推奨してきた日本経団連が提案していた400万円以上のホワイトカラー労働者で計算した。厚労省や総務省の労働データをもとにした計算では、管理・監督職をのぞいた対象者は約1013万人。これらの労働者の年収総額からボーナスを除き、残業時間の割合などから残業代と不払い残業代分を推計した結果、約11兆6000億円(残業代約4・5兆円、不払い残業代約7兆円)とした。厚労省の試案は、対象者の年収を1000万円以上と想定しているため、これより低額になるとみられる。同研究所は「残業代を横取りし、長時間労働で過労死など健康被害を招く制度であり、到底容認できない」と話している。【東海林智】
(毎日新聞) - 11月8日18時54分更新
============

残業は必要!?ホワイトカラーは年114万円損 新労働時間制導入で (ビジネスニュース・イザ!)

能力に応じて賃金を決めるといえば聞こえはいいが、ようするに残業代を削るのが目的のようなこの法案を検討していたのは経営者サイド。
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言((社)日本経済団体連合会)
これまで勝ち組とされていたホワイトカラーも、経営者から見れば労働者。勝ち組は資本家や経営者、投資家だけでいいというのが今の政府与党ということなのだろうか。


↓いろんな意見を知るのに役立ってます


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。