Mixing Bowl的暮らし

アンティークな毎日、上質な日常。

英国人と犬山城へ。

2015-07-22 22:28:32 | Weblog

ロンドンから仲良しのディーラーさんが
名古屋に遊びに来るというのであれこれ練った策は
あいにくの小雨模様にすべて水の泡。。。

急きょ、全天候型パーク(笑)国宝・犬山城へ。
ちょっと前に行ったことはあるけれど
あの時は歴史に興味はなく、建物しか見ていなかった。
今なら、倍楽しめる!

な、わけで、彼女といっしょにわくわく探索♪

お城の最上階に立ち、この壮大な眺めをみると
敵がどこから攻めてくるかよくわかるものです。笑
昔の人は我々よりはるかに高い視力をもっているはずですし。

信長がどうとか、戦国時代を知らない
英国人の彼女にとっては
意外な城の高さに脚がすくんでいました!

ランチは菜飯田楽を。
和食大好きな彼女もぺろりと平らげてくれました。
甘味噌は英国人の舌にも合ったようです。



突筆すべきは、近くにある国宝お茶室・如庵
信長の実弟・織田有楽斎が建てたそう。

ここのお庭は盛夏のうっそうとした緑がすばらしく
京都のそれにも負けないくらい。
いやむしろ、人でごったがえす京都の地より
静けさがかえってピースフルに思えました。



お茶の先生から入れていただいたお抹茶が
葛饅頭にぴったり。
この、葛饅頭が甘すぎず、美味!!

お茶室のわびさび感ははたして
英国人に伝わったのか。。。
それは微妙なところですが
イングリッシュガーデンとの違いは味わっていました。




〆はお蕎麦で。
古民家なファサートとお蕎麦、蕎麦ずし、天ぷらと
The和なかんじで、攻めました。笑

蕎麦をすするのは「英国人にはムリ~」と。

ちなみに、そば猪口を手にすることも難しいよう。
そう、西洋のテーブルマナーでは
食器を持ち上げるのはタブーなのです。

蕎麦屋を出ると雨脚が強くなってびっくり!
本日、幸運にも心配していた小雨は
朝だけだったのです。

初の日本訪問を少しでも楽しんでいただけたかしら。
この後、もっと見どころの多い都市を回るそうですが
犬山城は絶対に穴場と自負しております!


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