Gettysburg

Monticelloからは、Shenendoah National Parkの中のスカイラインを北上し、メリーランド州のハーガーズタウン(Hagerstown)に一泊しました。この町も戦場などのヒストリックサイトがあるようでした。

最終日は、南北戦争で有名なゲティスバーグを通って帰る事にしました。
ここは1863年7月1日から三日間に渡って、南北戦争(1861-1865)が繰り広げらた事で知られています。また同年11月、リンカーン大統領が「...人民の、人民による、人民のための政治... (...government of the people, by the people, for the people...）」と演説した事でも知られています。

戦いが繰り広げられたのは、ただの広野では無く、かわいい街でもありました。
小さなお店があり、ロータリーにはクリスマスツリーもありました。それだけを見ると、このすぐ近くで、アメリカの内戦を決定づける戦いがあったのが不思議なくらいです。

　

戦場はあまりに広く、モニュメントもあちらこちらに点在しています。
どこをどう見たらいいのかわからないので、まずビジターセンター(Musieum & visitor center)に行ってみました。
このビジターセンターは博物館と同じ建物で、博物館には展示の他、シアターが二つもあり、南北戦争にまつわる映画が見られるそうですが、私達は時間の都合上行きませんでした。残念。

ゲティスバーグの戦場跡を見て回るには、ビジターセンターから出ているバスツアーに参加する方法と、自分の車で回る方法があります。
自家用車で回る場合は、車の中で説明が聞けるように、博物館のギフトショップでCD等も販売しているようです。
私達は、ただ単に車でぐるっと戦場を回りました。

　

　

今回は、駆け足で見たので、もし機会があったらじっくり見て回りたいと思います。

現地校でアメリカの歴史を学んだ人達は、アメリカ人でさえ「アメリカの歴史は戦争ばっかり・・・」と言う人が居ます。
私自身も、今回アメリカの歴史的な場所をいくつか訪れてみて、入植してからこの土地に住む人達は、ずっと闘って色んなものを獲得してきたんだなと思いました。もちろん、そけだけではないのでしょうけれど。
アメリカの歴史に興味が湧いたと同時に、その国の歴史を知る事は、同時にその国の人達を理解する事にも繋がるかも知れないと感じました。
はい、日本の歴史もおさらいしなくては・・・と、心の片隅で思っております。