蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

桜のカウンター(3m材)

2013年07月26日 11時34分48秒 | 一枚板
最近は、ダイニングテーブルの天板用の材と「カウンター材」の注文が多くなりました。


カウンターキッチンなどが一般的な間取りになったからでしょうか?
一般家庭では2m-2.5mのカウンター材がよくでます。


店舗などになると3mー5mくらいの長さがよくでます。
更に長い材をお求めになる場合は
丸太でご購入され、カウンター用に丸太から製材されるケースもあります。



今日は3mのカウンター材桜のお話しさせて頂きます。

▲まだ製材していない状態です。

小川社では粗挽きの状態で静置しています。

この状態から→プレーナーかけ or カンナで削る → サンダー仕上げで研磨




仕上げにパフ磨きをかけると・・・・

▲触ってビックリ!ツルツルです。素晴らしい蜜ロウワックス仕上げ


面白いもので、仕上げはかなり嗜好性がでてきます。
粗野な感じが好きな方、肌理細やかな仕上げが好きな方 などなど

家具職人さんのお話しによると
きめ細やかな仕上げをすると、
「後艶」といい 経年変化と共に木の艶がでてきます
最近ではカジュアルな仕上げとでもいうのでしょうか?
粗野な質感を愉しまれる方もいらっしゃいます。



一般的にはカウンター材を選ぶときは、まずは「長さ」で選びます。
次と重要なのが「厚み」です。


▲カウンター材の厚みに注目


厚みによってもガラッと印象が変わります。
尾鷲の割烹料理「つるぎ」さんでは 厚さ約400mmのヒノキのカウンターがあります。
どっしりしたカウンターで食べる、地魚料理は格別です。
バーなどになるとお店のご主人の好みがありますが
ネットで調べると厚さ100mm-250mmがよくでるとか。


小川耕太郎∞百合子社では
お客様のご予算、目的、嗜好性に合わせ
貴方の一枚を小川耕太郎がお選びしています。

店主がネットショップの入力をサボっています。
ネットという便利な時代ですが
できれば一枚板のような買い物は
大変だとは思いますが小川社の倉庫まできていただき
お話ししながら選んだ方が
お客様の求めていた木との出会いがあると思います。


一枚板ネットショップ

小川耕太郎セレクト4mカウンター材


「エーロ・サーリネン」をオマージュのための1000年杉材(フィンランド展)

楢材==テーブル兼書斎のための材

最新の画像もっと見る

コメントを投稿