蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

ピッチを大きくしたほうが良く切れる~鋸研ぎの革命児 長勝鋸理論~

2012年02月11日 16時51分43秒 | 新商品_長勝さんノコギリ
前回と同じ鋸を、今度は動画でご紹介します。

鋸研ぎの革命児 長津勝一さんは、長年にかけ「より良く切れる鋸とは?」

長勝鋸では「軽やかに切れる」つまり、木の繊維を切断しながら切り進む研ぎを目指しています。

挽いた時の音も軽やか!



一般には、ピッチ(鋸の刃と刃の間)は細かいほど良いとされていますが

長勝鋸はピッチを細かくしないほうが良いといいます。

展示会でも、一番驚かれるのがこの鋸!今回は、ドア作家幾何楽堂様に試し切りをしていただきました。



9寸の鋸に尺の刃をつけた鋸(特注鋸)


▲ご覧下さい!このすべすべの切り口。

もっと長勝鋸理論を知りたい方はweb紙芝居をご覧下さい。







続いて、30年前に長勝さんが考案し、発売されていたチップソー


▲チップソーの刃は36枚しかありません。このチップソーは長勝さんが監修してつくられた鋸です。



この度、和歌山県那智勝浦町 清水工務店様の親方をはじめ職人さんに

チップソーの試し切りをしていただきました。

 
▲チップソーで斜め切りをした時の切り口です。


清水工務店さんは、一枚板で家具なども制作され、

昔から御ひいきにしていただいているお客様です。

以前、親方には長勝監修 縦切りチップソーも体験していただき大変ご好評を頂きました。

今回はケヤキ材と杉材を試し切りしていていただきました。






今回、お邪魔させて頂き一番嬉しかったのは親方のコメントです。

「わしら色々な鋸研ぎ(目立て)にだしたけど

鋸研ぎ(目立て)職人によって、同じ鋸がこれだけ切れ味に差がつくのか!

と思うほど全く違う鋸になる。

わしも職人だからわかるけど、

この鋸をみると、常に良いものをお客様に提供することを考え、

技術を研究し、技を習得してきた職人なんだと思う。

そんな風に仕事をしてきた人はやはり凄いのぉ。」

親方ありがとうございます。



清水工務店さんは

「地元で評判の工務店で建てた家2010年関西版」

に掲載されました工務店様です。

清水工務店様のこだわり

大工の技術で木の性質を活かす手刻み加工、丈夫で安心出来る構造(耐震等級2以上) 他

大工技術だけでなく、2代目は設計をされ、現代の需要にあった住空間を提案されています。





親方をはじめ職人さんおかみさん、お忙しい中、本当にありがとうございました。







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