みっちイクイク

★中枢神経麻痺脳内支配貴女★
こだわり”たい”オトコみっちのなぐり書き場
斜に構えたやぶにらみ劇場の開演です

メイカーズマーク

2005-07-26 22:03:13 | こだわり


心が温かくなった時
一寸嬉しいことがあった時
自分を褒めたい時

メイカーズを飲る

お気に入りのバーで
一人カウンターに座り
「メイカーズをロックで」

トクトクトク・・・
グラスへ注がれる琥珀色の液体を眺めつつ
メイカーズだけのことを考える時

店内のざわめきも
街の喧騒も
日々の憂鬱も
一瞬この世から消え去る

「お待たせしました」

静かにグラスが目の前に置かれると
一呼吸置いた後
そっと手を伸ばす

琥珀色の液体が喉元を過ぎ去り
体内で黄金色の輝きを放つ時

その時だけ
その時だけは
世の呪縛から解き放たれ
己の肉体からも離脱し
そこはかとなく空間を漂う

バーの天井の片隅から
店内を俯瞰する時

耳元でジョン・コルトレーンが流れ
限りなく透明な時が流れ
そして未来へと想いは流れてゆく

これから先も
この贅沢が許される限り
日々の柵から逃れ
一瞬の逃避と虚脱に身を置くことであろう

戦士の休息として
未来の糧として
そして
現実の世界を認識するために


シャーデー

2005-07-21 00:03:32 | ミュージック


秋の夜長
黄昏時

雪の舞う初冬
クリスマス・シーズン

夕闇迫る街の喧騒の中
深夜の月明かりの下
草木も眠る丑三つ時(?)

シャーデーの合致する季節・時刻は
そんな時あんな時と思っていた

が、

うっとおしい入梅の候
けだるい初夏の日差しの下
朝からムワ~っと蒸す曇りの日
炎天下の陽炎の中

で聴くと、
アンニュイで物憂いニュアンスが
独特の雰囲気を伴って醸し出されるではないか



「もっともっと」
クールな眼差しのシャーデーが
繰り返し語りかけてくるよう

夏の夜のシャーデーが
ほの暗い世界を支配するかのよう

夏の陽のシャーデーが
ゆらめく陽光の中で漂うかのよう

そして彼女の懐に抱かれ、
汗を流しながら半分覚醒したまま
泥のように眠りを貪る

夜の帳が下りる頃
研ぎ澄まされた静寂に身を任せ
膝を抱えて胎児の頃へと還ってゆく

そんな情景を夢想しながら
シャーデーを聴く

ビリヤード

2005-07-16 16:55:31 | 日常



みっちがまだ青かった頃
『ハスラー』のポール・ニューマン
『ハスラー2』のトム・クルーズに憧れ
出来もしないのにマッセやバンクショットを連発しては
周りの苦笑を誘った「ビリヤード」。
あの頃はプールバーも流行ったっけ。。。


あれからン年、
近頃みっちジュニアとの「ビリヤードバトル」が激しい。
というのも2年くらい前
X’masプレゼントとして買ったのが
1/6スケールサイズの「ビリヤード」台。
室内で床に直置きで遊技可能な一品。

最初はなかなか上達しないため、
あまりやりたがらなかったみっちジュニアであったが、
回を重ねる毎にメキメキ腕を上げ
なんと今ではパパみっちをも凌ぐ腕前と相成った。
近頃は週に2日は「ビリヤードタイム」があり、
激しく勝敗を競っているのであった。

バトる競技は「ナインボール」
キューボール(白球)を用い
1~9のボールを順番にポケットへ落としてゆく
ビリヤードのスタンダードとも言えるルールである。
キューボールで1番~9番のボールを順番に突いてゆくワケであるが、
9ボールをポケットした方が勝ちとなることから、
例えば1ボールを突く順でも、
1を突いてそれが9に当たり、
9がポケットすればそこで勝敗は決するという仕儀となる。

ガキンチョということもあって
最近まではどの順番で突いてもOKというルールの
「ネオ・ナインボール」でバトっていたが、
今はスタンダード「ナインボール」を
真剣にバトっている。

みっちが全然手を抜かず真剣に突いても、
半分以上はみっちジュニアが勝利するということが続いており、
彼は面白くて仕様がない模様。

そろそろ1/6台を卒業して、
一般台に進級しようと思ってはいるのだが、
以前一度だけ経験させた際は、
 ・台の大きさ(背が足りない)
 ・キューの長さ(腕の長さが足りない)
 ・ボールの重さ(腕力が足りない)
 ・クッションの程度(クッション度の理解が足りない)
という壁にことごとくぶち当たり、
負けず嫌いの性格もあってか、
「おもしろくない」
「家の台の方がいい」
「もう来なくていい」
というトラウマ状態となっており、
進級の時期を窺っている状態なのである。

みっちも本格的に球を突きたいので、
近くのビリヤードジムに通いたいという思いがあり、
出来ればジュニアと一緒であれば
これ、楽しいかも?
などと思っている。

いつの日か、
親子揃って蝶ネクタイ・ベストを身に着け、
大会にでも出場したいものである。

2005-07-12 06:00:55 | 日常
ほ ほ ほーたる 来い

てなもんで(三度笠)

夜陰に紛れて蛍を見に出かけた。

時は夕闇の暮れつつある夜7時。

場所は近所の笊川。

こんな市街地に蛍なんているのかい?と思いつつ。

背にはガキンチョ(女)

手にはガキンチョ(男)

なぜかガキンチョ(男)はムンクの叫び状態。
(背景までかの絵画にクリソツ?マイウ~)

川の近くに来ると、、、いたいた!

近所のガキどもが。たくさん。

肝心の蛍は目を凝らせどいずこにもおらず。

「ねぇ~、ほたるってどこだよぉ?」

とイラつき気味のガキンチョ(男)

「・・・」

無言のガキンチョ(女)

すると、どこからともなく虫カゴ持参のおじさん達がやってきて、

笊川の藪に蛍を放流(?)し始めたではないか!

「そーゆーことね・・・」

とフクザツな思いで見つめる8つの目。
(みっち+ガキンチョ×2+みっち妻)

するとチラチラとレーザーグリーンの如く明滅が・・・

蛍見るのって何年ぶりだろう?

騒ぎ、川端に群れなすガキンチョどもを尻目に、

遠い夏の少年の日の記憶に浸るみっちであった。。。

ちなみにこの(↓)ほたるちゃんはまだ見てない・・・


ジャック・ニコルソン

2005-07-10 16:14:14 | ムービー
最近
『アバウト・シュミット』
『恋愛適齢期』
と、
立て続けにジャック・ニコルソンの作品を観る機会があった。


こういう、黄昏系作品を選ぶ傾向が
最近の自分の中にあったということか。

でも、
観て感じたのは
物足りなさとアンニュイな寂寞感。
作品としての完成度も満足できるものではなかったからかもしれない。

そして反動なのか、
大好きな
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』
『シャイニング』
の、獰猛で野獣のような
人間の暗部・本能を剥き出しにする
ジャック・ニコルソンを観たいと思った。


老練ですっとぼけたジャック・ニコルソンではなく。。。

自分の中の暗い欲望の部分が、
それを欲しているかのようだ。
あるいは
締め付けれられた本能を解き放つ要求が
心の深部で静かに噴出の機会を窺っているのかもしれない・・・

ちなみに
ジャック・ニコルソンは年輪を刻んで今の様相であるが、
日本人アクターで若いころジャック・ニコルソン似であったとしても、
年輪を刻むと大地康雄になる。。。

彼は彼なりに味があるし、
人情的、庶民的でいいですけどね・・・

林檎姫様

2005-07-09 16:32:27 | ミュージック
7月8日(FRI)23:30~
フジ『僕らの音楽』に

林檎姫様、ゲスト登場

向井秀徳とのセッションで披露した、
「自問自答」
シビレました・・・

ナマ林檎姫様に拝謁するのはチョー久々。
恐悦至極でござった。
 唄ってる時の姫様、
 向井秀徳とトークしている「素」に近い姫様、
 向井が自分のジーンズに落としたタバコの灰を
 優しく払う姫様の仕草、
全てが艶(なまめ)かしく、艶(あで)やかで
食い入るように眺め続けた。
衣装もまた女王様然としてセクシーだった。

番組終了時間が腹立たしかった。
もっともっと姫様を観たかった。
そのナマ唄で陶酔したかった。
そのオーラを浴びていたかった。。。



玉姫様

2005-07-06 23:00:15 | ミュージック

『ひと月に一度
 座敷牢の奥で
 玉姫様の発作が起きる

 肌の色は五色
 黒髪は蛇に
 放射するオーラを
 おさえきれない

 中枢神経
 子宮に移り
 十万馬力の破壊力
 レディヒステリック
 玉姫様 乱心』

 ・・・

今日は玉姫様を強烈に感じた1日であった。。。

戸川純についてはまた別に語ろう・・・
ふぅぅ


ロジャー・フェデラー

2005-07-05 22:14:00 | こだわり
ウィンブルドン3連覇

サービス・ストローク・ネットプレイ

全てに秀でたオールラウンダー

芝の帝王

スイスの英雄

隙の無い試合運び

正確なショット

冷静なフェイス

しなやかな動作

しなうようなラケット

這うような、獲物を狙うようなフットワーク

芸術の域


そして、

チャンピオンとなった瞬間の喜びよう

それまでとは対照的な涙

人間味

感動

人を惹きつけるパワー


早く全米オープンで彼に再会したい


手のぬくもり

2005-07-04 22:43:26 | 日常
近頃チョー生意気なみっちジュニア(7歳)。

いつの頃からか妙に頭が回転し始め、
今では怒られても咎められても素直に「ハイ」と言うことは殆ど無い。
必ずなんらかの言い訳で切り返してくる。
しかし、そこはまだ小学2年生の理論による切り返し。
結局はグウの音も出ないほどに
「切り返しの切り返し」をされた挙句、
毎度毎度雷を落とされるみっちジュニア。
連戦連敗状態なのに反省する様子は微塵もない。

更には
親のことを「アンタ」と呼んではゲンコを喰らい、
ついたその尻からバレバレのウソをついてはゲンコを喰らい、
「やってはダメ」と言われた尻からそれをやりゲンコを喰らい、
親が見ていないと思い妹(1歳半)をいじめているところを発見され
これまたゲンコを喰らい。。。
という始末。
(↓ゲンコを喰らう図)

進歩がない。
学習しない。
が、よく言えば
根性があるのかも。
チャレンジ精神旺盛なのかも。

・・・なんのことはない。
ただ「ガキンチョ」なだけである。

そんなみっちジュニアであるが、
寝る時はなぜか必ずみっちの手をまさぐってくる。
「なんだよお~触んなよぉ」
と背をそむけるみっちに対し、
「手ぇ握って!」としつこい。
仕方なく手を握るや否や、
スヤスヤと寝息が聞こえてくるのである。。。

手のぬくもりで安心して寝るなんざぁ、
まだまだガキだねっ!
と思いつつ覗くその横顔は
まるで天使のよう。
昼間の生意気ぶりは影を潜め、
天使のようなその寝顔を眺めていると
この上なく幸せな気分に。

しっかし、昼間は小悪魔、夜は天使かよぉ~
などと思いつつ、
満面のニヤケ顔のまま
ジュニアの手のぬくもりで眠りに引き込まれるみっちであった。

ちなみに毎夜この状態で無防備に寝てしまい、
気づけば朝、ガキンチョに足蹴にされて起こされている。
「もぉう、ガキンチョはどっちよ?」
とみっち妻からは布団から引きずり出され、
ここはどこ?
と思うみっちであった。
チャンチャン

RUN!みっち!RUN!

2005-07-03 14:39:19 | 日常
走った。

夕闇の街を。
黄昏の遊歩道を。
風の渡る橋の上を。
夕暮れの山際・夕焼けの映る川面を横目に。


随行はみっちジュニア。
自転車に乗って前を後ろを縦横に”邪魔する”。
「待て待てー!」
「オラオラ!スピード落ちてんゾ!」
「苦しいの?苦しいの?」
「%?$@#¥♪ ( ゜Д゜)ヴォケ!!」(性悪女の独り言playgirl風)
と、意味不明な檄を飛ばしながらの併走。
横や後ろを振り向きながらの自転車走行は
危ない、危ない、、、
ほら、言わんこっちゃない。
あーっ!あぁぁぁ・・・
歩道脇の植え込みに突っ込むみっちジュニア。
脛には傷と血の勲章が。。。


ランニング・シューズはランバード。
もう10年くらい前、松岡修三のエキシビション・マッチで
ボールパーソンをした時、提供されて履いたヤツ。
いわゆるテニス・シューズ。
ランニングには向かないのかもしれないが、
なんだか懐かしくなって履いた。

本格的に走るのは本当に久しぶり。
最初の5分はすこぶる開帳 じゃなくて快調。
オレってなかなか・・・
と思ったのも束の間。
襲い来る肺・心臓・脚への圧迫。
呼吸困難、足元ふらつき大、思考能力低下。
朦朧感、疲労感、窒息感。
それでもみっちジュニアが見ている手前、
走る格好に気を遣いつつ(いわゆるカッコいい走りを保ちつつ)
走り続けた。

気の遠くなる距離・時間に思われたにもかかわらず、
実際走ったのはほんの3~4km。
時間にして20分くらい?
恐ろしいほどの運動不足と運動神経の減退を
まざまざと思い知ったランニングとなった。
落胆みっちなのであった。


反面、運動でかく汗の爽快さを久々に思い出した。
あぁ、テニスしたい!スキーしたい!野球したい!
という思いが沸々と湧き上がるみっちであった。

ヨシッ!今年は鍛えるゾ!
と毎年誓い、毎年挫折するみっちなのであった。
いや、今年こそ!(これも毎年)

スウィング・アウト・シスター

2005-07-02 16:05:35 | ミュージック

みっちお気に入りのアーティスト
「スウィング・アウト・シスター」

モダンでスタイリッシュ
ゴージャスでムーディー
ブリリアントでクリアリー
オルケスチックでソウルフル
セラピスチックでバラーディー
(なんかムチャクチャな形容・・・)

何度聴いても飽きが来ないどころか、
時間が経つとまるで禁断症状のように聴きたくなる。
そんな存在。そんな曲たち。

当時のUKシーンの中でも
ズバっと心に入ってきた。
「ブレイク・アウト」で
一発で心をわしづかみにされてからというもの、
普遍的にマイ・フェイバリットの一角を担っている。

オススメアルバムは
『THE LIVING RETURN』

このノスタルジー
幸せで癒されること請け合いまっせ・・・
ホヒホヒ・・・フニャフニャ・・・