2010年7月19日(月)
笠ヶ岳山荘にて4時過ぎ起床。ご来光を山頂で見る人たちがゴソゴソと・・・。
私も旦那君もそれほどご来光好きではないので、ゆっくり身支度して山荘の前でご来光。
4時58分ごろ、槍ヶ岳の少し横から、まぶしい朝日が上がります。
↓南アルプスの後ろに、富士山が。
5時から朝食をいただき、荷物をデポって眼前の笠ヶ岳山頂を往復。
←雲海の中に影を落とす笠ヶ岳。その山頂付近にブロッケンのような光の輪が~
その先に見えるのは、白山。
←にこやかに写っている旦那君・・・。が、彼はこの日の朝になっても山頂へは行かないと言い張って・・・
。なにせ登りの長時間が厳しかったようで、私が山頂に行っている間に自分は下山開始すると言い張る始末
。子供じゃないんだから、ここまできたらピークは踏むべきでしょう~
と、なだめすかして結局何とかイヤイヤ彼はピークを踏んだわけです。笠ヶ岳登山が今回の目的なのに、2898mピークハントしないなんて
、ありえないと思う私でした・・・。
さてさて頂上往復のあと、山荘を6時半過ぎ出発して下山は鏡平経由で新穂高へと向かいます。
周りは笠新道を戻る人が多く、分岐からは人影もまばら・・・。
秩父平を過ぎ大ノマ岳までの道で突然の大雪渓~
なんと横切るのではなく下降しなければいけない・・・。『大丈夫・大丈夫落ちても滑落にはならずにあのあたりで停まるでしょう・・・。』と、すり鉢状になった雪渓を見下ろしながら居合わせた人が口にする・・・。軽アイゼンすら持ってこなかったので、とにかく私はへっぴり腰・・・
。ロープが垂れているのだけど、2回尻モチついちゃった・・・
。旦那君は雪へっちゃらの人だからスタスタと・・・。これまた悔しい~
。
←この山の稜線の一番低くなった辺りから垂直にこの雪渓を降りたわけです・・・
。
←分かり辛いけど、ここも結構勾配が・・・
。
が、雪渓さえ過ぎれば私はまたまたハイピッチ。何度かの登り返しを繰り返し、弓折岳に10:30到着。コースタイム通りの4時間です。
で、大休憩を取る旦那君を残して鏡平へと急降下。ひたすら下る・・・。
穂高連峰を眺めながら、ひたすら下ると木道にかわり11:30鏡平小屋が見えてきた
。
名物カキ氷
。ホントおいしかった~
。
鏡平のもうひとつ名物。池に映る『逆さ槍』。
←3年前の秋1人で黒部五郎向かったとき、この景色に初めて遭遇。私の大好きな景色となりました
。
さて、ここからはもう一頑張り。旦那君と合流するも、私はわさび平でビール飲んでいるからと言い残し、またまた彼を置き去りにして下る・下る。
途中2度ほど雪渓が・・・。秩父沢には本来橋が架けられているはずなのに、今年は雪が深かったらしく橋を架けれず雪渓を高巻きして迂回・・・
。そうだよね、確かにこの前まで寒かったものね・・・
。
で、14:10わさび平小屋到着。
冷えたトマトとビールをいただき、ついでにカレーまで。う~ん、おいしい~
。
旦那君も30分後に追いつき、ここからは新穂高まで約1時間。
プラプラと辛かった山行の話しながら、麓へと
。
温泉に入り
、さっぱりして無事自宅へと帰りました
。