あなたが ようやく
探し出す事の出来た
本来の あなたの姿である
何も無い
空間としての
あなたの姿の
実感を 感覚を
もしも あなたが
見失ってしまっていたならば
ここまで歩けた
今迄の あなたの
達成感や それに伴う
自負心や 自尊心まで含めて
それらの全部を手放してしまうのです。
あなたの本来の
場所にまで辿り着く事が
出来たと言う記憶さえも
全てを手放してしまうのです。
それらを
全て手放してしまったならば
あなたには もう何も残ってなどいません。
あなたが辿り着けた
記憶を幾ら あなたが
手放したくなくても 既に
その実感が あなたの中に
無くなってしまっているのならば
あなたは辿り着けた場所には
もう居ないのです。
その既に
無くなってしまっている
感覚に あなたが正直に成って
しまえば良いだけなのです。
あなたが
見失ってしまった
感覚に対して正直に
向き合ってしまえば
良いだけなのです。
それが出来れば
あなたは無くなっている
事実を受け容れる事が出来てしまい
再び あなたの中には何も無くなって
しまいます。
そこに
新しい何も無さが
生まれています。
それは
以前よりも
更に深みの増した
何も無さで有り 何も無い
空間としての あなたの事を
実感する事が出来てしまっている
場所の あなたなのです。
大事にする事は
あなたの空間としての
実感の方です。
何度も何度も
あなたの空間は
失われてしまいます。
それは常に
新たな空間へと
生まれ変わっています。
あなたが見失って
しまうのは その為です。
それは あなたが
悪いのではなく そもそも
その様に出来ている
だけなのです。
毎瞬のようにして
生まれ変わっている
あなたを受け容れる事は
その前に
今迄の 空間としての
あなたが失われてしまっている
と言う事実と実感の方を受け容れて
しまう事の方が先だったのです。
それを あなたが
都合悪くなど思わずに
普通の事として失わせて
上げるだけで良かったのです。
更に何も無くなってしまう
あなたの感覚の方へと あなたの
身を預けてしまうだけで良かったのです。
それが あなたが
新たな何も無さと 出会い
続けられる道です。
失う事さえも
受け容れてしまうのです。
すると 新たな何も無さが
あなたの手に勝手に入って来ます。
だから まずは
あなたから先に今迄の
あなたの事を全部含めて
手放してしまえば良いだけなのです。
握って掴んでいた手を
パッと広げて手放してしまう
それだけの事です。
それによって
何が起こるかと言うと
必要の無いものが手放されて
行くだけの事です。
やがて
あなたは色々な事を
学んで行く事が出来ます。
それは
手のひらは
常に開いておいて
何一つとして握らない事だと
言う事が自然に あなたは
学べてしまいます。
本当は世の中に
握る事が出来るものなど
何一つとして無いのだと言う事まで
学ぶ事が出来てしまいます。
だから今の
あなたには手放す事が
大事な事なのです。
だって自然に
していると いつも
あなたは何かを握ってしまったり
しがみついてしまう癖が染み着いて
しまっているからです
それは
あなたが
長い時間を掛けて
あなたに着けてしまった
癖なのですから 時間を掛けて
今度は意識をして 真逆の手放してしまう
事を新たにして行けば良いだけです。
この様に
気づかずに あなたが
している癖は沢山有ります。
根気良く 一つ一つに気づいて
行って上げるだけの事です。
その為にも
あなたの目は
常に あなた側に
向けておく必要が有るのです。
あなた自身に対して
あなたが常に目を覚まして
おかなければ成らないのです。
寝惚けている暇など有りません。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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