何もかもの
全てが無くなって
しまった あなたを
あなた自身が 見つめる時
見られる
あなた自身の方も
何もかもの 全てのものが
無くなってしまった あなたで在り
見る方の
あなたも同じく
何もかもの全てが無くなって
しまった 一切 何も無い場所の
空間としての あなたが見る事でしか
本当の あなたの姿で在る 何も無い
空間としての あなたを見る事は
決して出来ないのです。
あなたに
見る事が出来なければ
あなたを受け容れて上げる事も
満たして上げる事も出来ません。
あなたに
本物の あなたの姿で在る
何も無い空間としての あなたの
姿が見えない時
あなたは何処か
別の場所の あなたから
本物の あなたの姿を見ようと
しているのです。
本物の
あなたの姿を
見られるのは本物の
あなただけです。
何もかもの全てが
無くなってしまった
空間としての あなたは
あなたの思考や
あなたの感情の中に
存在しているものでは無く
あなたが
あなたの中の
思考や感情の中に
見い出してしまっていた
あなたの姿が あなたの
躓きや失敗によって
崩れ出してしまい
それまで
あなたの中に
築き上げていた
自信が粉々に砕け散って
しまった時に
初めて あなたは
それまでの あなたを
支えにして生きる事など
出来なく為ってしまいます。
思考や
感情の中に
築き上げていた
あなたでは全く
生きる事が出来なく
成ってしまいます。
それらを
頼りにする事が
出来なく為ってしまった時に
初めて
あなたは
何もかもの全てが
無くなってしまった
現実の何も無い空間を
目の当たりにします。
それまで
そんな場所の
存在すら目にする事の
無かった あなたは余りの
何も無さに愕然とします。
そこには
あなたが築き上げて
来ていたものなど何処にも
存在などしていなかった程までに
深遠な何も無さが堂々とした姿で
横たわっています。
誰が見ても
ひと目で その
何も無い堂々とした
空間こそが本物の あなたの
姿で在った事が解ります。
あなたは
その本物の
堂々とした何も無さを
怖れてしまい その何も無さから
逃げ出してしまったのです。
一体 どう
扱って良いのか
解らかったために あなたは
ただ怖れてしまい ただ否定を
してしまい 詰まらない あなたを
その上に作り上げてしまっていたのです。
それから
何年かが過ぎ去り
作り上げた あなたが
行き詰ってしまう時が
来てしまい
ようやく
あなたは真実の
何も無さとしての
あなたの姿を目にするしか
無くなってしまったのです。
ずっと
本物から
逃れる為に
築き上げ 作り上げて
来てしまった あなたは
いつか必ず
崩れ出してしまい
行き詰まってしまう時が
来てしまいます。
その時には
更に そこから
逃げ出してしまう事など
しない事です。
今度こそ
本物の あなたの姿を
受け容れて上げられる事です。
だって あなたが
本物の何もかもの全てが
無くなってしまった深遠な
何処までも広がる空間としての
大きく豊かな 真実の あなたを
怖れてしまい否定をしてしまい
それらとは掛け離れた あなたを
築き上げてしまった事も何もかもを
真実の あなたの空間は それらの
全てを それまでの間 黙って受け容れて
くれていたのですから
決して
止めようとしたり
阻む事をしたり否定をしたり
する事など無かったのです。
背を向ける あなたさえも受け容れて
気長に待ち続けてくれていたのです。
だからこそ
ようやく訪れた
真実の あなたに
出会えた機会を無駄にしてしまったり
再び逃げ出してしまったら それでは
受けた恩を 仇で返す様なものです。
今度こそ
あなたが それまで
一度もした事の無かった
あなたが怖れてしまい 逃げ出して
しまっていた深遠な何も無さと向い合い
その あなたを受け容れて上げて
しまうだけなのです。
本当を言うと
あなたが 何もかもが
崩れてしまった後の何も無い
空虚な空間に身を任せてしまうしか
あなたに手など もう無いのですから
その何も無い空虚な空間に身を任せて
しまったら良いだけなのです。
それが出来れば
その何も無い空虚な空間が
何も無い空虚で出来損ないの
空間の事を受け容れてくれて
しまいます。
その空虚な空間は
それだけの度量を持った
何も無い真実の空間なのです。
その空間が
何も無いのは
何も無い事実こそが
真実だからなのです。
だって
あなたの中の
奥の奥の更に奥深い
場所の あなたには本当は
何から何まで 全ての真実が
見えてしまっている場所が在ります。
その場所の
あなただけには
次から次へと何もかもが
無くなってしまい 全てが
失われてしまっている 無情で
嘆かわしい真実までが見えて
しまっています。
次から次へと
何もかもが無くなって
しまっている事実が無情で
嘆かわしく映るのは 今迄の
あなたが在って当たり前だったと
思い込んでいたからです。
本当は
何もかもが
無くなってしまっている
真実の方こそが当り前なのです。
何もかもが
無くなってしまっている
真実の方こそを あなたが
受け容れる事が出来てしまえば
無情どころか あなたは一瞬の内に
それまでの全てが癒されてしまい
満たされ切ってしまいます。
その
何もかもが
失われてしまった後の
何も無い 何処までも
広がっている空間こそが
真実の あなたの姿だったのです。
その あなたの事を
今度は 怖れたりせずに
受け容れて上げてしまう事です。
その あなたの姿は
次の瞬間には全てが消え去り
無くなってしまいます。
けれども ちっとも
怖れる事など無いのです。
だって そこには真新しい
姿と成った何も無い何処までも
広がる空間が生まれてしまって
いますから その あなたの事を
受け容れて上げてしまうだけの事です。
あなたは失われて行く
あなたの事を手放して上げてしまい
次の瞬間に誕生して来る真新しい空間としての
あなたの姿を その度に受け容れて上げて
しまうだけです。
あなたは
逃げる必要も無ければ
誤魔化す必要も 本当は
全く無かったのです。
それは
あなたの理解の
浅さが招いてしまった
不幸だったのです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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