あなたが
長い間に渡り
続けて来ていて
知らず
知らずの内に
あなたの拠り所と
成ってしまっていた
何かを
失ってしまったら
私には何も残らないと
思えてしまう状態こそが
本当は生きられる所なのに
あなたの中では
その拠り所としていた
何かを失ってしまったら
何もかもが無くなってしまって
自分の中には何一つとして残って
いないから生きられないと
落胆して
しまっている場所こそが
本当は あなたが活き活きと
生きられる場所なのに あなたは
そう成ってしまったら生きられないと
嘆き悲しむのです。
だって
その何かを
失ってしまったらと
言うけれども本当は毎日の様に
既に その何かは失われてしまっていて
跡形も無い程なのに あなたは その現実に
目を向ける事が出来ていないで あなたは
あなたの中の思い込みの中を毎日の様に
必死で見ているのです。
思い込みの中を
見てしまっている人は
思い込みの中に生きて
しまっています。
思い込みの中に
囲まれてしまい現実に
触れる事が出来ないのです。
思い込みの
世界しか見えずに
思い込みの 世界を
空想の世界を 現実だと
勘違いをしてしまっています。
けれども
思い込みの中に
生きている人には
残念ながら現実の世界に
触れる事は出来ないのです。
思い込みの中に
生きている人は思い込み
そのものなのです。
見ている世界も
見ている あなたも
全部が思い込みで空想の
産物でしか無いのです。
そして
それらが全部
空想の産物でしか無い
と言うのは あなたに見えている
全てが最早 現実では無い事
ばかりだからです。
それらは既に
此の場から過ぎ去ってしまい
とっくの昔に過去と成り現実では
無くなってしまっています。既に実際には
無い物ばかりなのです。
だから
あなたに
見えている
全ては空想です。
過ぎ去ってしまった
過去を見て あたかも
現実として今も有るかの様に
捉えてしまっていたのです。
全ては去ってしまい
此の場には影も形も有りません。
実際に有るのは何もかもが無くなって
しまった後の何も無い空間だけです。
過去は過ぎ去ってしまい
未来は まだ来ていません。
此の場には何も無い空間だけが
空っぽさだけが現実として実際に
在ります。
その
何も無さが
何も無い 空っぽさこそが
現在の中に実際に在る現実の
あなたの姿です。
そして
その何も無さで
何も無い空っぽさで
何も無い空っぽさの事を
振り向く様にして見て上げてします。
受け容れて上げてします。
それが
あなた自ら
あなた自身の事を
愛して上げてしまう事です。
それを
あなたに
暇さえ有れば
して上げるのです。
そして あなたの中を
いつも お腹一杯にまで
愛で 満たし切って上げて
しまうのです。
あなたを
満たし切って
上げてしまうと
あなたから溢れた愛は
あなたの周り中の人達の中へと
流れ込んで行きます。当然その人達
までが満たされてしまいます。
満たされてしまった
何も無い空間から新しいものは
次々と産まれ出して来てしまいます。
それは あなたが
満たされた後で 決して
尽きる事の無い豊かな感受性が
働き出してしまい 何も無い空間から
次々と新しい何かを産み出し続けて
しまいます。
あなたが
此の場の中に
見出すことの出来た
何も無い空間や空っぽさは
いつまでも その場に留まって
いられる訳では有りません。当然
それらさえも無くなってしまいます。
過去の中へと跡形も無く消え去って行きます。
けれども
その直後に
消え去るのと同時に
何もかもの全てが無くなって
しまっている真新しい空間が
産まれ出して来てしまいます。
それは以前に有った
何も無い空間とも空っぽさとも
違い更に深みが増した何も無さや
空っぽさなのです。
いつも あなたは
あなたの中に こうして
秒単位で産まれ出して来ています。
その あなたに
目を向ける事が出来れば
既に無い思い込みの中や空想の中に
自分の姿を見出す事など無くなります。
そして いつも
活き活きとした あなたで
生まれたばかりの新鮮な あなたで
生きる事が出来ます。
それは
それまでの
全てを手放す事から
始まり出します。
あなたの
心の見つめ方の
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