空飛ぶひつじの子ひつじ日記

毎日追いかけっこ。

美容!

2008-08-29 | からだのこと
産後の入院中、ひつじの体中に発疹がうじゃうじゃできました。
頭皮、うなじ、背中、上腕部に広がるドット模様。
鏡に写して背中を見るとゾビっと鳥肌が立ちそうなくらい
すごいことになっていました。
そしたら「せっかく大学病院にいることだし」と、
皮膚科の先生を呼んで診てくれることになりました。
こういうとき大病院は便利だね。

局所麻酔で発疹をひとつくりぬいて、検査してもらったところ
「膿疱炎」と診断されました。簡単に言えばにきびのようなものだそうです。
妊娠によって身体の栄養やホルモンバランスが崩れたせいで
発疹ができたのだろう、ということでした。
大げさな検査をしたわりには(局所麻酔も超痛かったのに)
「なんだ、にきびかよ!」という気もしたけど(笑)
とりあえず、できものの正体が分かってスッキリ。
栄養剤と軟膏を処方してもらい、徐々に治ってきました。

退院してからも定期的に通院していたけど、
内心「どうでもいいや」という気がしていました。
だって見た目が悪いというぐらいで何も支障ないしね。
なので、今度の診察の時は栄養剤と薬はお断りしようと心に決めていました。

そして今日の診察。
先生は「もう治ったね。でも跡が残っているから…」と言って
栄養剤を追加しようとする雰囲気を感じたので
きっぱりお断りしようとしたその時、
「残った跡の色を落とす栄養剤を出しとくね。
 色素沈着を治すビタミン剤。美肌効果というやつかな。」と、先生。
あーー!断らなくてよかった!
「まぁ、どうでもいいっちゃぁどうでもいいんだけどね。
 美容面についてだけだから」と先生は言ったけど、
いやいや、そういういいものはどんどん処方して頂かなくては。

シキチンって栄養剤でなんとかなるのね。
(もちろん、完璧は期待してないけど)
これを飲んで、美肌効果が出たときは
またブログで報告します!

ちなみに尿蛋白は…
まだ出てます。はー。

またもや…母乳の悩み。

2008-08-25 | 育児
めぐりんの入院中は、あんなにたくさん搾っていた母乳が
出なくなっちゃいましたぁぁぁぁ (>_<。)。。。

今日はめぐりんの診察の日。
週に2回は通院して計測と貧血の注射をすることになっています。
今日の計測では体重が減っていました。
金曜日は増えていたので「母乳足りてるんだ~!」って
喜んでいたのに…がっくり。

夜、寝る前だけでもミルクを足そうかな…

母乳ってほんと楽だよね!
あやぴんの時は母乳がほんのわずかしか出なくて
限りなく人工に近い混合で育てたんだけど、
夜中に起きてミルクをつくるのはきつかったよぅ。
飲ませた後も哺乳瓶を洗うのも面倒だし。
寝ているパパの邪魔にならないようにシンクを使わないといけないし。

でも母乳は何もしなくていい。
夜赤ちゃんが泣いても、添い寝授乳で自分も寝られる。
哺乳瓶だと寝たまま飲ませることはできないもん。

外出の時の荷物も少なくてすむよね。
ひつじは哺乳瓶、ミルク、お湯。大荷物だったよ。重かったし。

なんとか母乳でがんばりたいなぁ…
でも母乳ってどうやったら出るの?
甘いものも脂物も極力控えているのに。
水分も多めに摂ってるけどなぁ…
体質なのかな?

少しでもたくさん飲ませようと、
長い時間吸わせているので
乳首が痛くて、血豆ができてしまいました。

めぐりんが飲む以外に搾乳もしているけど、
入院中のようには出ません。はー。
母乳の出るママがうらやましいです。

もっと使おう、便利なもの。

2008-08-20 | 育児用品研究
めぐりんが入院していた佐賀大学病院の新生児治療室。
多いときで赤ちゃんが9人も入院していました。
赤ちゃんひとりだって世話が大変なのに、9人。
それも保育器に入った子なんてもっと手がかかる。
看護師さんたちはとてーも忙しそうでした。

でも少しでも手間が少なくすむように
便利な育児用品もたくさん使われていました。
西松屋なんかをウロウロして「あーこれ便利だなー」と思いつつも
なかなか買わないようなものってあるよね。
そういうものが一通り揃ってる。

ひつじもあやぴんとめぐりん2人の世話で忙しくなったので
便利な道具に頼ろうと思って、いろいろ買ってみました。
するとやっぱりラク!
なんでもっと早く使わなかったんだろうって思うものばかりだよ

哺乳瓶の消毒用の薬液。ミルトンはちょっとお高いけど、
「チュチュベビーつけるだけ」ならお値段お手ごろ。
ミルトンには専用容器があるけど、¥高いので
100円ショップに売ってる食品ストッカーの容器で十分!
蓋もついてるしね。
使い終わった哺乳瓶も洗剤で洗った後、薬液につけておけば
次に使う時はもう清潔。洗い流しも必要なくて、そのまま使えるよ。
煮沸消毒はめんどうだもんね~

めぐりんは少し便秘がちなので、
まめに綿棒浣腸をしてあげないといけないんだけど
病院では、もともとオイルがついていて
一本ずつ密封してある綿棒を使っていました。
ピジョンから発売されています。
綿棒にベビーオイルを浸す手間が省けます。
芯も普通の綿棒より丈夫なので、浣腸するときに曲がらなくていい。
浣腸以外にも、おへその手入れや耳の垢を落とすのに便利。

沐浴剤も、存在は知ってたけど使ったことなかった。
お湯につけてガーゼでふき取るだけでOK
石鹸を泡立てる手間もいらないし、
洗い流しの必要もないのでとっても楽!

あやぴんの時、どうしてこんな便利なものに頼らなかったんだろう。
何でも自分でしようって張り切りすぎて無理しないで、
大いに利用していこうと思いました。

身体がひとつじゃ足りません。

2008-08-19 | 育児
下の子が生まれると上の子の世話が大変とは聞いてたけど、
これほどまでに大変になるとは!

入院中からめぐりんに興味津々だったあやぴん。
めぐりんが家に戻った日から大騒動。
いじめたりはしないんだけど、何かと世話を焼きたがります。
めぐりんが泣いていると、顔の上でおもちゃのガラガラを振り回すし、
ほっぺをつついたりするし、ヒヤヒヤものです。
「あやぴん、おねえちゃんだもんッッ!」と胸を張って
しっかりしたところを見せようとするんだけど、
その瞬間、ポコっとめぐりんの頭を叩いたり(悪気は無い)
お腹に手をつきそうになったりします。

ひつじがめぐりんの世話に忙しくても
甘えてきたりすることはあまりありません。
けど、寝るときになると「おかあさ~ん」と言って泣いたりします。
なるべくあやぴんのそばにいてやりたいと思うけど
思うようにいかないこともあるし。

とにかく大変です。

でも姑の世話にはなりたくなーい!

2度目の誕生日だよ。

2008-08-18 | 育児
めぐりんの体重は今日で2500グラム。
2ヶ月という長い入院を経て、本日めでたく退院となりました。
31週と4日で出産し、わずか1086グラムだっためぐりん、
両手の掌に胴体がすっぽり収まるくらいの大きさでした。
手なんか、ひつじの指先にちょんと乗っかるくらい。
それが今ではほっぺもプクプク。
ここまで大きく育ってくれて…めぐりん、よく頑張ったね。

小児科の先生と看護師さん達が
「うれしいけど、めぐりんがいなくなっちゃったら寂しいよ」って、
色紙に寄せ書を書いてくれました。思わず涙!
メッセージのひとつひとつを読みながら
入院中のことを振り返っていました。

肺が成熟する34週目を待たずにお産しなくてはならないと決まった時、
先生に「赤ちゃんは何グラムですか?肺は大丈夫なのですか?
助かるのですか?どんなリスクを背負うのですか?」と
泣きながら尋ねたこと。

そして、パパと「どんな状態で生まれてくるか分からないけれど、
何があっても2人で大切に育てて行こう。」と約束したこと。

手術室で元気な産声と、先生方の「おめでとう」という
祝福を聞いた時の感動。

思い出のひとつひとつが鮮明によみがえってきました。

環境の悪いひつじのお腹の中で、めぐりんも辛かったはず。
その証拠に、正常な31週の胎児より500グラム以上小さかったです。
どうしてこんな病気になってしまったんだろう、
ひつじの身体が弱かったために、こんなきつい目にあわせてしまったと、
ずいぶん自分を責め、落ち込みました。
そんな時、先生が「でもお母さんが安静や治療のストレスに耐えたから
赤ちゃんの肺が発達したんですよ。お母さんが赤ちゃんの肺を育てたのよ」と
力強く励ましてくれました。

そして何よりもひつじを支えたのは、
入院してから手術当日の朝まで
毎食時前につけたモニターから聞こえてくる
めぐりんの心音。
まるで「わたしは元気だよ!」というめぐりんからのメッセージのようで
「ひつじも頑張らなきゃ!」と力が湧いていました。

結局、ひつじの身体のほうが先に音を上げてしまったけど…



めぐりん、お互い大変だったね。きつい思いをさせてごめんね。
でも元気に育ってくれて、おかあさんは本当にうれしいよ。
しばらくは注射とお薬があるけれど、頑張ってもっと元気になろうね。
ひつじとパパとあやぴんの所に生まれてきてくれてありがとう。

「闇の子供たち」

2008-08-13 | 心の叫び!
幼いこどもを持つ親として、目を逸らすことはできないと思い
梁石日「闇の子供たち」を読みました。
幼児売買、幼児売春、臓器売買をテーマにした小説です。
阪本順治監督により映画化されてこの夏公開されています。

「闇の子供たち」オフィシャルサイト

最初の10ページ足らずで、ページをめくる手を止めたくなってしまいました。
あまりに残酷で、凄惨で。
少し読んでは止めて、隣で母と楽しそうに遊んでいるあやぴんに目をやり
ただ、ただ、ため息が出てしまいます…。
次から次へと展開する、あまりに悲しいシーンの一つ一つに
たびたび感情移入していては、とても読み進めることができなくて、
ただ文字を追うように読んでいきました。
そうでなければ、自分の心が持ちません。
あまりに絶望的で、いかに自分が無力であるかを思い知らされます。

読みながら、うちの子供たちのことを考えました。
あやぴんもめぐりんも、豊かな日本という国に生まれて、
両親と一緒に暮らし、
明日食べるごはんの心配を(今のところ)しなくてすむし
受けるべき教育も保障されている。
うちの子たちはなんて幸せなんだろう…

でも、小説を読み終わったとき
そんな風に考えた自分にハッとしました。

無力な自分でも、何かやりたい。
微力でも、やらないよりやった方がいいのかな
でも何をしたらいいんだろう、
そんな思いが頭の中を駆け巡っています。

あやぴんの言いまつがい3

2008-08-12 | 言いまつがい
おさかな(お魚)→こかさな

あやぴん、「タクシー」のことを「パトカー」だと思ってます。
めぐりんの面会に行った時、病院の玄関に泊まっているタクシーを見て
「パトカーで行こうか!」って大きな声で言うから恥ずかしいッ!

この前ひつじ母が家の前からタクシーに乗って出かけたのを見て、
「おばあちゃん、パトカーに乗って行っちゃったねぇ~」と
大きな声で言うもんだから、思わずあやぴんの口をふさぎました。
人聞き悪すぎ!慌てて、あやぴんの5倍くらいの声量で
「あやぴんたら~タクシーの間違いでしょ、あは、あは、あはははは…」
と叫び、フォローしておきました(笑)

退院間近というのに…

2008-08-11 | 心の叫び!
つ、つかれた…

入院してからずっと、ひつじ母に来てもらっています。
産後、体調が整うまで家事をしてくれたし、
めぐりんに面会に行っている間、あやぴんの面倒をお願いしているし、
とても助かっています。ありがたいです。

けどパパとひつじ母との同居は、はっきり言って疲れる…
お互い気を使っているのがよく分かる。
ひつじもその2人の間に入ってパイプ役になるのが大変。
「パパはどう思うかなぁ」とか「母はどう思うかなぁ」とか
いちいち考えてしまって、悩んでばっかり。
別に関係が悪いというわけではないし、
ケンカしたわけでもない。でもねぇ…なんとなく。
お互い、何かが溜まってそうな雰囲気が漂っています。

せめて一戸建てで2階でもあればいいんだけど、
ひつじ家は狭いので、つねに2人がお互いの顔が見える距離だし。
母には帰ってもらおうかな…なんて思ってます。

でも実際はめぐりんが退院してからがもっと大変なんだよね。
昼夜問わずの授乳もだけど、あやぴんの甘えも強くなるだろうし。
そのことを考えると、やっぱりひつじ母にはいて欲しい。

あやぴん出産の時みたいに、パパにはしばらく
実家に帰ってもらうようにやんわりと言ってみようかなぁ…
そんなことを考えるひつじは悪い嫁?

だってさー!せっかくパパの実家の近くに住んでるのに、
こんな時こそ利用しないと甲斐無しじゃん!!
義両親の奇襲にも耐えてきたんだ。
こんな時役に立ってくれなくてどうする!!

他人同士が一緒に住むって大変だなぁ。
いくら自分の身内でも、間に入るのはきつい。
自分の親と一緒に住むのだって大変なのに、
義両親と同居なんて絶対無理。

退院前に、ひつじが参ってしまいそうです。

◇-◇-◇

めぐりん、本日2180g
ちなみに今日はもともとの予定日。まるまる40週です。
本当なら今日任期満了で誕生!のはずだったんだね。

夏の思い出作り

2008-08-09 | ひとりごと
今日はあやぴんにサービス。一泊で唐津に遊びに行きました。
めぐりんのこともあって、あまり遠出できないので近場だけど。
あやぴんに、大好きなお魚をたくさん食べさせようと思ってね。

だけどあいにくの天気。
めぐりんの面会の後に行ったから、到着が夕方になってしまったから
夕立と雷がひどくて、ずっとホテルの中に缶詰。
幸い部屋が広かったので、ひたすらグルグル走り回ってたけど。

今日だけは好きなものを好きなだけ食べていいよ。
いつもはあげないジュースも、今日は飲み放題!
満面の笑みでおさかなをほうばるあやぴん、かわいい。

2日目はお天気も良くなって
船で唐津湾をくるっと回りました。
あやぴん、生まれて初めての船に大興奮!

あやぴんには入院中ずっと寂しい思いをさせてしまった。
ひつじが退院してからのあやぴんの様子を見て
それがよく分かりました。
もうすぐめぐりんも退院するし、ひつじを独り占めできるのもあとわずか。
だから今は思い切りあやぴんを可愛がりたいと思います。

いよいよ秒読み!

2008-08-06 | からだのこと
めぐりん、2000gを超えました~!!
「生まれた時の2倍になったね!」と先生。
ほんとだよ~。抱っこして「これの2分の1かぁ…」と
手の重みを確認しました。

ほっぺもプクプクで、小さいけれどぽっちゃりしています。
退院に向けてカウントダウン開始だー

毎日面会に通って沐浴と直母の練習もしています。
沐浴はずいぶん慣れて、あやぴんのときより上手になったよ。
直母も、練習を始めた最初の頃はひとケタ台だったけど
今日は22g飲んでくれました。
あやぴんの時はなかなか飲んでくれないことに焦りを感じて
それがストレスになっていたけど、今は「ダメならミルクでいいやぁ~」
なんて気楽に構えているので、それがかかえっていいのかな?
今すぐたくさん飲めなくてもちょっとずつだよね。今は練習練習。

ひつじ家もベビーベッドや、お布団。退院する時のベビードレス等、
退院に向けての準備は万端!
なにせ予定外の出産だったので、なーんにも用意してなかったもんね。
めぐりん、受け入れ態勢は全て整っています。早く帰っておいで!