駐車違反金拒否なら…車差し押さえネット競売に
●宮城県警交通指導課は２０日、駐車違反の違反金を１年以上も納めなかったとして、滞納者の男性が所有する乗用車を差し押さえたと発表した。男性が今後も納付を拒否すれば、県警は差し押さえた車をインターネットのオークション（競売）に出品し、売却金を違反金に充当する。ネット競売にかけられれば全国初のケース。県警が差し押さえたのは、多賀城市の自営業男性（６５）が所有する乗用車。４件で計７万８１００円分の違反金を１年以上も滞納しているという。車は早ければ来年２月にネット競売にかけられるが、それまでに違反金を納めれば、出品を見送り、車も返還する。落札された場合は、売却金から違反金を差し引き、残金は滞納者に返す。同課によると、県内の２００６年６月～今年１１月末の放置駐車の違反金の滞納額は、約２１００件で３０００万円以上に上る。これまでは滞納者の車を差し押さえても換金手段がなく、厳しく取り締まることができなかった。ネット競売は、手間がかからず、徴収経費も抑えられるのがメリットで、県警は、違反金の徴収を強化することにより、違反駐車の減少につなげたい考えだ。
YOMIURI ONLINE より引用した。なかなかいいアイデアだ。車を差し押さえても保管場所に困るし、この方法だと最低価格を低目に設定し落札期間を短くすればかなり回転がよくなるような気がする。もっとも警察としては駐車違反を少なくすることが真の目的だろうが、税金や保険料や違反金など、真面目に生活をしているものが馬鹿を見ないようにするのが、国や政治の役目だろう。車を取られるとなると、違反金を払う気のなかった者も考え直すだろう。この方法を日本全国に広げ、給食費や健康保険料金、保育所の費用など滞納が多いと言われるものにどんどん適用していけばいいのでは。もちろん、有るのに払わない悪質な人間に大してではあるが。
今日の一枚も、「今年の紅葉」です。
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