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公務員の給与削減には両手を上げて賛成したいところだが…

2012-02-29 | ニュース 社会

橋下市長が赤字補填打ち切り。市バス給与ピンチ

●赤字が続く大阪市のバス事業で、橋下徹市長が地下鉄事業からの赤字補填()を打ち切ったため、4月時点で約30億円の資金不足に陥ることがわかった。このままでは同月以降、バス運転手ら約900人の給与や早期退職者約120人への退職金が不払いとなる可能性もある。交通局は回避策として、異例となる民間銀行からの緊急借り入れを検討しており、29日午後、橋下市長と協議する。交通局によると、バス事業は2010年度、単年度黒字の地下鉄事業から約30億円、一般会計から約24億円を繰り入れたが、15億円以上の赤字を計上、累積赤字は604億円と過去最悪を更新した。139路線のうち、黒字は3路線のみで、繰入金なしで事業運営するのは困難な状態だ。4月には資金不足になり、月額約10億円の給与などと、今年度分の退職金約20億円の支給にめどが立たないという。

YOMIURI ONLINE より引用した。公共企業体・国鉄が1987年4月に民営化され今のJRが誕生したわけだが、これは概ね我々都会の利用者にとってはサービスが良くなったり値上げやストがなくなったりと成功だったことは間違いがない。だが利用者の少ない路線は廃止になるなど、一部の人々にとっては不幸なことだった。記事の大阪市バスの問題もよく似た問題を抱えていて、ある程度の赤字は仕方のないことだと考えるのだが、いかがだろうか。もちろん旧国鉄と同じで親方日の丸的な体質は改善しなければならないのだが。給与について言うと、交通局の中に地下鉄と市バスがあるのだから儲けによって給与に格差をつけるのはいただけない。二つを合わせて職員の給与を決めればいい話だ。

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むべなるかな。

2012-02-28 | ニュース 社会

84歳夫刺殺の妻、介護20年「いつも文句…」

●28日午前6時25分頃、大阪府枚方市松丘町、無職川島博さん(84)方から女性の声で「夫を包丁で刺した」と119番があった。府警枚方署員らが駆けつけたところ、1階寝室の介護用ベッドの上で川島さんが腹から血を流して横たわっており、家にいた妻のすみ子容疑者(83)が「夫の介護に疲れて刺した」と供述したため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。川島さんは約1時間後に搬送先の病院で死亡。同署は容疑を殺人に切り替えて捜査している。同署の発表では、川島さん方は夫婦2人暮らし。すみ子容疑者は同日午前6時頃、台所から持ち出した包丁で、横になっていた川島さんの腹部を1回、刺した疑い。川島さんは約20年前から病気で寝たきりで、すみ子容疑者が介護を続けていたといい、調べに対し「夫からいつも言葉尻をとらえられて文句を言われ、口論が絶えなかった。介護が嫌になった」と話しているという。

YOMIURI ONLINE より引用した。どんな夫婦かもよく知らずにこんなことを言うとお叱りを受けるかもしれないが、記事を読んで最初に感じたことは「むべなるかな」だ。このお祖母さんがどんな罪になるのかは解らないが、刑務所に入ったとしても1年ぐらいではないだろうか。刑務所を出てからゆっくりと一人暮らしを楽しんでほしいな、というのが正直な感想だ。我が国はおそらく医療費の関係だろうが、家庭での介護を推奨しているのでこれからの高齢化社会ではこの記事のような事件が多発するような気がする。

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子供に対する責任を…

2012-02-27 | ニュース 社会

4歳男児、死因は頭蓋内損傷 母の交際相手を送検

●東京都新宿区のマンションで24日夜、成田勇翔(はやと)君(4)が暴行され死亡した事件で、司法解剖の結果、死因は顔などを殴られたことによる頭蓋(ずがい)内損傷だったことが戸塚署への取材でわかった。同署は26日、勇翔君の母親(22)の交際相手で、この部屋に住む会社員河辺竜次容疑者(27)について、逮捕時の傷害容疑を傷害致死容疑に切り替えて送検した。勇翔君の胸には古いあざが複数あり、同署は勇翔君が日常的に虐待を受けていたとみて調べている。

YOMIURI ONLINE より引用した。勇翔(はやと)君は母親が18歳で生んだ子供だったわけだ。若くして子供を授かってもほとんどの家族は幸せに過ごしているというのに、中には早くに離婚をし、次のパートナーが決まる段階でこの種の事件に遭遇してしまう人もいる。私が「子どもを男の機嫌を取るために利用するな」と書く一連の事件だが、母親には付き合い始めた当初からその兆候が解っているのでは、という気がしてならない。解っていながら女としての自分を子供のために犠牲にできないところにこの種の事件の暗闇があるのだろう。そしてそこにつけ込んでくる男がいるということだ。もし出来得るならば「子供に対する責任」を第一に考えて欲しいものだ。

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死ぬほどお腹がすくとは言うけれど。

2012-02-26 | ニュース 社会

餓死者、バブル崩壊後急増 セーフティーネットの不備映す

●さいたま市で親子3人が餓死とみられる状態で見つかった問題で、全国の餓死者はバブル崩壊後の平成7年に前年の約2.8倍の58人に急増、それ以降、高水準で推移していることが25日、分かった。22年までの30年間の餓死者数は1331人で、うち7年以降が8割以上を占めた。専門家はセーフティーネット(安全網)のあり方の見直しを呼びかけている。貧困問題や生活保護に詳しい小久保哲郎弁護士は「餓死者の急増はバブル崩壊後、急速に景気が悪化した時期と重なっている。当時、雇用状況の悪化に伴ってリストラなどで失業者が増加した」と指摘する。また、高齢者ではない「50代男性」の餓死者が多いことには、「稼働層といわれる働き手世代のうち、年齢的に再就職が難しいことから50代が突出したのではないか」と分析した。

YOMIURI ONLINE より引用した。「餓死者が出た」という記事を新聞で見つけたのはいつの頃だっただろうか。「まさかこの日本で」、と思ったのが強く記憶にある。記事を読んでいると、おそらくそれは平成7年以降の事だったのだろう。今年に入ってからは立て続けに起きているが、それでもなお、「まさかこの日本で」という気持ちが湧くことに変わりはない。「死ぬほどお腹がすいた」とはよく使う言葉だが、本当に死ぬとは。特に腹が立つのは母親がくも膜下出血で亡くなってしまったために、障害をもった4歳児がテーブルの上のお弁当も食べられずに餓死した事件だ。何とかならなかったのだろうか、母親や近所やお役所は。日本の情けない嫌な部分が全て出ているように事件だ。子供に合掌。

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クビと減給の差は…。

2012-02-25 | ニュース 社会

看守が受刑者に繰り返した「悪ふざけ」とは…

●青森刑務所は24日、受刑者に嫌がらせを繰り返したとして、処遇部の男性主任看守(44)を減給100分の20(2か月)の懲戒処分にした。発表によると、主任看守は2010年6月~11年1月頃、工場で働いていた30歳代の男性受刑者の腕などに輪ゴムを手で数十回はじいて当てたり、男性が薬を服用するために用意した水を流し台に捨てたり、部屋の電灯やラジオのスイッチを切ったりした、としている。主任看守は「悪ふざけが通じると思った」などと話している。11年6月に男性の親族から「嫌がらせを受けている」という手紙が刑務所に届き、発覚したという。麓学・青森刑務所長は「誠に遺憾。深くおわびする。二度と起こすことがないよう努めたい」などとするコメントを発表した。

YOMIURI ONLINE より引用した。圧倒的に優位な立場を利用しての「ストレス発散」は、先日報道された老人ホームでの事件と同根だ。老人ホームの方はお金を支払っている言わば「お客様」の立場にも関わらず虐められるのだから、虐めることに生きがいを感じているような人間にとって受刑者は飛び切りの獲物なのだろう。民間の老人ホームの方は事件となりクビになったが、公務員の看守の場合は減給100分の20(2か月)の懲戒処分だけで済まされるわけだ。刑務所での虐めの事件は時たま報道されるが、実態はもっと酷いのだろうと想像される。

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また、潰し屋の出番か。

2012-02-24 | ニュース 社会

「数」で圧力の小沢氏、野田首相も譲る気配なく

●民主党の小沢一郎元代表が23日、消費税増税を争点にした衆院解散を阻止するため、野田首相(党代表)の退陣を求める行動を起こす可能性に言及したことで、首相と元代表の亀裂はさらに深まった。元代表が23日、倒閣にまで言及したのは、こうした増税に向けた動きをけん制する狙いがある。小沢グループ内では、関連法案の閣議決定の際に政務三役が辞表を突きつけることや、国会での法案の採決時に造反することも取りざたされている。党内最大の120人を擁するグループの「数」を武器に、首相に圧力を強める構えだ。元代表は23日夜、東京都内で開いた小沢グループ議員との会合で「ともかくグループが結束していれば党内の主導権はそのうち取れる」と述べた。「来月、いろいろ動く」とも語ったという。

YOMIURI ONLINE より引用した。何も決まらないで、民主党の代表がまたしても変わる。国民が不安に思っていることがだんだんと現実味を帯びてきた。この記事に出てくる小沢一郎元代表が得意とする場面だ。この人はなんのために国会議員をやっているのだろう、日本がどうなろうと、世界からどう思われようと「我関せず」とばかりにいつも政局の動きに徹し、「出ていくぞ」と常に今いる政党を脅し続け、そして新しい政党を創ってはそれを潰すことによって自己資金を増やしているという感じだ。最もそれにしっぽ降って付いていく、国会議員にも値しないような「有象無象」の集団の方も情けない限りだが。

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だまし取った金額の10倍返済を…

2012-02-23 | ニュース 社会

預金4千万円あって生活保護…風俗店経営の男

●偽装結婚を仲介したとして起訴された男が、生活保護費を不正に受け取っていた疑いが強まり、埼玉県警は23日、この男を詐欺容疑で再逮捕した。県警は、男は都内で風俗店を経営するなどし、約4000万円の預金がありながら、東京都荒川区から生活保護費を約1年にわたり受け続けていたとみて調べている。捜査関係者によると、男は東京都荒川区東日暮里、風俗店経営金子悟志被告(47)。2010年秋頃、荒川区役所に、精神疾患で働けないなどと偽って生活保護を申請し、11年12月頃までに、生活保護費約200万円を詐取した疑いが持たれている。金子被告は、経営する飲食店で雇っていた知人の中国人女(24)に長期在留資格を得させる目的で、日本人の男(36)と偽装結婚させた電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、1月に県警に逮捕されていた。その捜査の過程で、生活保護費を受給していた疑いが浮上し、県警で経緯を調べていた。

YOMIURI ONLINE より引用した。不正をしようとする人間が後を絶たないことは日々の報道を見ていれば分かることである。おそらくこの種の人間は脱税もしているのではないだろうか。していなかったら謝るが。この記事での生活保護に関する件は、なぜ受給が可能になったのかを追跡することが重要なのではないだろうか。「精神疾患で働けない」と言って来た場合にどんな対応をしたのか、どの程度調べたのか、東京都も国も国民の大切な税金を不埒な人間にかすめ取られないようにしっかりとした対策と違反を発見した場合の厳しい罰則を用意する必要があるのではないだろうか。例えば、10倍にして返却さすとか。

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中国の若者に拍手を。

2012-02-22 | ニュース 社会

中国:日本人の自転車盗難 ネットで5万人が“大搜索”

●自転車でボランティア活動をしながら世界一周の旅を続ける日本人男性が、中国湖北省武漢市で自転車を盗まれた。ところが、約5万人の市民がインターネットで「自転車を捜せ」と呼びかけ、3日後にそのままの状態で見つかった。中国では一度盗まれたものが持ち主に戻るのは奇跡に近く、男性は「武漢の人々やメディアに感謝したい」と話している。自転車は20万円以上。17日午後、武漢市内の駐輪場近くに止めていたが、同日夜に戻ると盗まれていたという。警察に届け出たところ、地元テレビが報道。中国版ツイッター「微博」で「世界旅行中の人の自転車が中国でなくなるとは。中国人のメンツにかかわる」などと書き込みが相次ぎ、警察が当面の自転車を提供するなど反響が広がった。自転車は盗品市場に売りさばかれており、約1000元(約1万2000円)で買った市民が、微博を見て河原さんのものと気づき、20日に届け出た。

毎日 JP より引用した。先日だったか、中国当局が脱北者11人と韓国海洋警察隊殺傷事件で拘留中の中国漁船船長ら10数人との交換を提案してきたというニュースを読んだばかりだったので、この記事のようなニュースに接すると中国に行ったこともないが、なぜかホッとする。ボランティア活動をしながら世界一周旅行中の日本人青年も大したものだが、インターネットの普及で自国の倫理観の低下を恥じ入る若者が多く出てきた中国という国も大したもんだ。

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韓国のシステムの導入を。

2012-02-21 | ニュース 社会

さいたま餓死?部屋に食べ物なく あめ玉、1円玉数枚

●さいたま市で20日、男性2人と女性1人の遺体が見つかったアパートの室内や冷蔵庫の中に、食べ物がほとんどなかったことが埼玉県警への取材で分かった。一方、さいたま市の調査で、この部屋に入居していた60代の夫婦と30代の息子の住民票登録が同市にないことも判明した。県警によると、この部屋に入居していたのは60代の夫婦と30代の息子の3人。息子は建設関係の仕事を個人でしていたという情報があるが、確認できていないという。3人がそれぞれ横たわっていた布団のそばにはコップや嘔吐(おうと)物の入ったバケツがあった。部屋にはあめ玉が数個と1円玉が数枚あったが、冷蔵庫は空だった。電気やガスは止まり、水道だけが利用できる状態だった。さいたま市によると3人は住民票の登録がなかった。住民票の登録がなくとも生活保護や介護サービスを受けることは可能だが、3人は生活保護は受けておらず、同市も把握していなかった。国民健康保険は住民票がある自治体で保険料を支払わないと保険証が使えなくなるという。3人は自治会にも加入していなかった。

毎日 jp より引用した。さいたま市や民生委員を非難しても仕方がない、我が国では「自身で支援を求めるのが救済措置の前提」だから。そう、わかる訳がないのだ、どこで誰が餓死しようとしているのか、なんてことは。民生委員の方もボランティアだし。ただいろんな記事を読んでいて「韓国では公共料金が滞納された場合には行政に知らせるシステム」があるらしい。さいたま市のケースでも電気とガスが止められていたのだから、韓国のようなシステムがあれば少なくとも市の職員はアパートを訪問できたわけだ。ただ、支援を求めないという人の生き方も尊重されるべきだとは思うが。1人暮らしならそれでいいかもしれないが、親や子供がいる場合は支援を要請すべきだろう。

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これが「償い」の答だ。

2012-02-20 | ニュース 社会

光市母子殺害の元少年、死刑確定へ 最高裁、上告棄却

●山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件の差し戻し後の上告審判決が20日あり、最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は、殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた大月(旧姓・福田)孝行被告(30)の上告を棄却した。死刑とした差し戻し後の二審・広島高裁判決が確定する。大月被告は犯行時、18歳だった。少年法は18歳未満の少年に対する死刑の適用を禁止しており、裁判では、適用が認められる満18歳になった約1カ月後に事件を起こした大月被告に死刑を選択することの是非が焦点となっていた。差し戻し後の二審判決によると、大月被告は99年4月14日、同市の会社員本村洋さん(35)方に配水管検査を装って侵入。本村さんの妻弥生さん(当時23)の首を絞めて殺害し、乱暴した。さらに、長女夕夏ちゃん(同11カ月)も絞殺した。

朝日新聞DIGITAL より引用した。やっぱり、という感じだ。広島高裁へ差し戻された時からこうなる運命だったのだろう。差し戻し控訴審判決で死刑となってから4年近い年月が流れたわけだ。その間、供述を180度変えてドラえもんが登場させたり、橋下現大阪市長の「弁護団懲戒」発言が飛び出したりと話題の多い裁判だったが、収まるところに収まった、そして妻とお嬢さんを殺された遺族の本村さんの執念が実った裁判となった。大月被告は差し戻し上告審判決を前に「どういうことが償いになるのか教えてほしい」と語っていたそうだが、国がその答えを出したということだ。

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