◎ 本・江戸おんな歳時記・別所真紀子著書を読んでいます。
江戸時代は陰暦なので新年を初春とした。芭蕉と親しかった
二人の女性から、佛より神ぞたうとき今朝の春 京 羽紅
この婆婆もけさは長者の年がしら 大津 智月
羽紅は野澤夫妻宅に芭蕉が逗留、芭蕉は女性俳諧師羽紅に狂歌を
送っている。川井智月も芭蕉を迎えて母のように世話をした人で
元禄4年には1室を建てて越年させた。
人に家を買わせて我は年忘れ の芭蕉句がある。
江戸時代から普通の暮らしの庶民の女性たちが句を詠み
それを版木にかけて世に表していたと読んでびっくりした。
本を読んで300年前から俳諧女子が沢山いたことに驚きました。
それにしてもそれぞれの時代の沢山の女性の俳句ですね。
◎ 歴史教室で町の地質とか散策しました。昔、海だった
ので砂地の土だそうです。車で移動して全体を散策です。
大佐山から視た町の風景です。パノラマではないので一部
ですが小高い山が有り、山には昔の城跡がそれぞれあります。
昔の井笠鉄道の機関車が残されて、見えます。
棚田風の田舎の景です。
日隈公園の池と城跡です。