2002年(香港)原題「無間道」102分
http://www.infernal.jp/
公式サイトがまだ残ってますね。
★★★★★←独断と偏見による
<出演>
トニー・レオン(「HERO」「恋する惑星」「ブエノスアイレス」他)
アンディ・ラウ(「LOVERS」「墨攻」他)
アンソニー・ウォン(「頭文字D」「ツインズ・エフェクト」他)
エリック・ツァン(「ベルベッド・レイン」「姉御」他)
<感想>
「ディパーテッド」を見た後に、どうしてもお口直ししたくなってしまい、
DVDを引っ張り出してきて鑑賞。
どうですか。この豪華DVDセット。通帳を眺めてほくそ笑む婆さんよろしく、
顔がにやけてしまいます。あはははは。
ついでに元ネタの「インファナル・アフェア」のレビューをあげときます。
近年まれに見る傑作につき満点です。
殿堂入りと書いてる人も多かったですが、納得です。
見た人がみな「いいよ!」と太鼓判を押していたので気にはなっていたのですが、
取り立ててトニー・レオン、アンディ・ラウのファンでもなかったので、
実は、後回しにしていました。
が、後回しにしていたことを激しく後悔することとなりました。
劇場で見れなかったことが悔やまれます。
もともとこういう終わり方をする映画は好きなのですが、
香港映画でこういう終わり方をするとは、全く想像できなかったので、
それはそれはものすごい衝撃を受けました。
見ているこちらが「バレるよ!」と心配で心配で、
胃が痛くなりそうでした。確かに見入ってしまいます。
一番良かったのはモールス信号を使うところ。
結局のところ携帯電話は、証拠残るからバレるんですよ。
で、本当にバレないためにはアナログだけどモールス信号。
軍事モノではよく登場しますが、
警察官って普通モールス使わないですよね?
「エグゼクティブ・デシジョン」というセガールがしょっぱなに死んでしまう
(死ぬからこそ、その後の展開が盛り上がる)作品があるのですが、
特殊部隊が飛行機に乗り込んだはいいが、
自分たちが生きていることを本部に伝える通信手段がなくなり、考えます。
その時、飛行機のライトでモールス信号を使って
自分たちの生存を伝えるんです。
わたくしは、萌えました。
何かあった時のために、モールス信号習おうかと思いました(笑)。
そんなことで、この作品でのモールス信号も萌えたのです。
あの緊迫した状況下では、もうこれしかない!
この時のサムの心情としては、ヤンすら疑わしい存在だったので、
ケガした手首の石膏を叩き割ってしまうのですが、
画面が手首に行った瞬間、「え?そこに隠してたん?!」と
見ているこっちが焦りまくりでした。
ま、結局本当にケガをしていただけだったのですが。
ちなみにケガの理由は、「インファナルⅢ」で明かされます。
終始この緊張感を強いられる作品なので、非常に疲れますし、
最後はアレですし、決して楽しい作品ではないのです。
鑑賞後の余韻でついついあれこれ考え込んでしまいます。
あ~していれば、こうしていればと・・・。
1作目については、もうヤンへ感情移入しまくりです。
そして、もう一人ゴルゴ・・・いや、ウォン警視。
意地悪そうで、実はヤンを気にかける優しい上司。
靴下を間違って履いていることを若かりし頃ヤンに指摘されたり、
誕生日だろうとぶっきらぼうに時計をプレゼントしたり、
この二人の間にある空気は、とてもいいのです。
その大事な方が、車に上にどしゃっ!
わたくしは、このシーンで半べそかいてしまいました。
また、この時のヤンの表情が忘れられません。トニー・レオンうますぎ!
そして、あのBGMとモノクロのフラッシュバック。
かくして、ヤンの潜入捜査を知る人間が一人もいなくなってしまうのです。
どこまでヤンを追い詰めるのか。もういいじゃないか。
この時の銃撃戦でキョンも負傷してしまうのですが、
このキョンもヤンのよき理解者であり、ヤンを慕っていたのでした。
たとえ、ヤンが潜入捜査官であると知っても。
キョンは、最後までヤンのことを気にかけつつ、死にます。
ラウとは対照的にヤンは、色んな人に愛されていたんですね。
犯人側に警察が潜入するというのは、いくつでもありますが、
警察にも犯人側が潜入するというのは、珍しい設定でした
(「ファイス・オフ」という力技もありますが(笑))。
しかもマフィアなのに昇進して幹部にまでなっています。
そのために、両者に両者の動きがバレバレとなり、
両者ともに死人続出となります。
一体最後は、どうなるんだろうかとドキドキしながら見てましたら、
ヤンまで殺されてしまいました。
精神科医がヤンの身分を明らかにしたおかげで、
警視と並んで埋葬されることになり救われましたが、
ヤンのそこはかとなく悲しい顔が何とも男泣きでした。
こうして思い出すだけでも、あの物悲しいメロディとともに映像が浮かんできます。
傑作!
http://www.infernal.jp/
公式サイトがまだ残ってますね。
★★★★★←独断と偏見による
<出演>
トニー・レオン(「HERO」「恋する惑星」「ブエノスアイレス」他)
アンディ・ラウ(「LOVERS」「墨攻」他)
アンソニー・ウォン(「頭文字D」「ツインズ・エフェクト」他)
エリック・ツァン(「ベルベッド・レイン」「姉御」他)
<感想>
「ディパーテッド」を見た後に、どうしてもお口直ししたくなってしまい、
DVDを引っ張り出してきて鑑賞。
どうですか。この豪華DVDセット。通帳を眺めてほくそ笑む婆さんよろしく、
顔がにやけてしまいます。あはははは。
ついでに元ネタの「インファナル・アフェア」のレビューをあげときます。
近年まれに見る傑作につき満点です。
殿堂入りと書いてる人も多かったですが、納得です。
見た人がみな「いいよ!」と太鼓判を押していたので気にはなっていたのですが、
取り立ててトニー・レオン、アンディ・ラウのファンでもなかったので、
実は、後回しにしていました。
が、後回しにしていたことを激しく後悔することとなりました。
劇場で見れなかったことが悔やまれます。
もともとこういう終わり方をする映画は好きなのですが、
香港映画でこういう終わり方をするとは、全く想像できなかったので、
それはそれはものすごい衝撃を受けました。
見ているこちらが「バレるよ!」と心配で心配で、
胃が痛くなりそうでした。確かに見入ってしまいます。
一番良かったのはモールス信号を使うところ。
結局のところ携帯電話は、証拠残るからバレるんですよ。
で、本当にバレないためにはアナログだけどモールス信号。
軍事モノではよく登場しますが、
警察官って普通モールス使わないですよね?
「エグゼクティブ・デシジョン」というセガールがしょっぱなに死んでしまう
(死ぬからこそ、その後の展開が盛り上がる)作品があるのですが、
特殊部隊が飛行機に乗り込んだはいいが、
自分たちが生きていることを本部に伝える通信手段がなくなり、考えます。
その時、飛行機のライトでモールス信号を使って
自分たちの生存を伝えるんです。
わたくしは、萌えました。
何かあった時のために、モールス信号習おうかと思いました(笑)。
そんなことで、この作品でのモールス信号も萌えたのです。
あの緊迫した状況下では、もうこれしかない!
この時のサムの心情としては、ヤンすら疑わしい存在だったので、
ケガした手首の石膏を叩き割ってしまうのですが、
画面が手首に行った瞬間、「え?そこに隠してたん?!」と
見ているこっちが焦りまくりでした。
ま、結局本当にケガをしていただけだったのですが。
ちなみにケガの理由は、「インファナルⅢ」で明かされます。
終始この緊張感を強いられる作品なので、非常に疲れますし、
最後はアレですし、決して楽しい作品ではないのです。
鑑賞後の余韻でついついあれこれ考え込んでしまいます。
あ~していれば、こうしていればと・・・。
1作目については、もうヤンへ感情移入しまくりです。
そして、もう一人ゴルゴ・・・いや、ウォン警視。
意地悪そうで、実はヤンを気にかける優しい上司。
靴下を間違って履いていることを若かりし頃ヤンに指摘されたり、
誕生日だろうとぶっきらぼうに時計をプレゼントしたり、
この二人の間にある空気は、とてもいいのです。
その大事な方が、車に上にどしゃっ!
わたくしは、このシーンで半べそかいてしまいました。
また、この時のヤンの表情が忘れられません。トニー・レオンうますぎ!
そして、あのBGMとモノクロのフラッシュバック。
かくして、ヤンの潜入捜査を知る人間が一人もいなくなってしまうのです。
どこまでヤンを追い詰めるのか。もういいじゃないか。
この時の銃撃戦でキョンも負傷してしまうのですが、
このキョンもヤンのよき理解者であり、ヤンを慕っていたのでした。
たとえ、ヤンが潜入捜査官であると知っても。
キョンは、最後までヤンのことを気にかけつつ、死にます。
ラウとは対照的にヤンは、色んな人に愛されていたんですね。
犯人側に警察が潜入するというのは、いくつでもありますが、
警察にも犯人側が潜入するというのは、珍しい設定でした
(「ファイス・オフ」という力技もありますが(笑))。
しかもマフィアなのに昇進して幹部にまでなっています。
そのために、両者に両者の動きがバレバレとなり、
両者ともに死人続出となります。
一体最後は、どうなるんだろうかとドキドキしながら見てましたら、
ヤンまで殺されてしまいました。
精神科医がヤンの身分を明らかにしたおかげで、
警視と並んで埋葬されることになり救われましたが、
ヤンのそこはかとなく悲しい顔が何とも男泣きでした。
こうして思い出すだけでも、あの物悲しいメロディとともに映像が浮かんできます。
傑作!
やっぱり香港版のほうがいいですか。ジャック・ニコルソンは好きなんですがねえ。
確かに見ていると緊張しますし、しんどい映画でした。でもすごく印象に残る映画でした。トニー・レオンうまいですよね。私も上司とのやり取りが印象的でした。
「ディパーテッド」は多分見ないかな・・・。
アハハ~!楽しいですぅ~(爆)
息子が、「おもしろいよ~!」と、借りてきたDVDを見せてくれました。
香港映画、正直苦手でした。
でも~、この「インファナル・アフェア」は面白かったので、一気に見てしまいました!
肩に力を入れて見てたので、すご~く疲れましたし、
ハラハラドキドキ緊張の連続は、心臓に悪かったはず!
最後まで予測できないストーリーは、本当に素晴しく、人物描写も見事でしたね~
「ディパーテッド」は、まだ見てません。。。
トニー・レオン好きですか。
私の友人で一人大ファンの子がいますが、
インファナルには、悶絶だそうです(笑)。
時間があったら、続きのⅡとⅢを見直したいです。
レスリー・チャンは、ほんとに残念でした。いい俳優だったのに(涙)。
>seimamaさん
このDVDセットの箱ですが、ヤンの革ジャン仕様らしいです(笑)。
どうでもいいんですが、そう言われると「へ~!」とまたにやけてしまうんですね。
困ったものです(^^;;)。
息子さんもご覧になられているのですね。
息子さんの映画の趣味は、結構私と合ってるような印象を受けました。
宜しくお伝え下さい(笑)。