未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

宇根かたくりの里を訪ねて 広島県府中市上下町矢野 

2023-04-26 20:33:47 | 花の名所
訪問日:令和5年4月7日(日)

世羅高原・花夢の里で、西日本最大級の芝桜とネモフィラを堪能した後、昼ごはんにと立ち寄ったのが、世羅町小世良の甲山いきいき村2階「そば茶屋いきいき」です。
人気店で、受付をし注文した品が出てくるまで30分を要しました。天ざるそばを注文しましたが、そばの何とおいしいこと。細い麺ですが、しっかりコシがありました。私もそばは打ちますが、なかなかこうはいきません。つゆも申し分ありませんでした。



そば茶屋いきいき 天ざるそば 麺はコシがあって天ぷらは熱々出来立て

宇根かたくりの里

このあと、本日最後の目的地、府中市上下町の宇根かたくりの里に向かいました。ナビに住所を入れて走ること20分。途中細い山道に入り心細くも感じましたが、迷いながらもなんとか到着することができました。駐車場らしきものが見つからなかったので、空き地に停めさせてもらいました。「かたくりの花咲く里」と大きな垂れ幕がかかっていたのでここに間違いはないと思いましたが、念のため近くで見かけた地元の男性のご老人に、「カタクリは咲いていますか?」と尋ねると「咲いていますよ!」とうれしい返事が返ってきました。

指された方角は山の斜面、とても急な勾配です。民家の裏山に遊歩道が作られ、斜面一体にカタクリの群生を見ることができます。あとで知り得た情報に寄りますと、宇根かたくりの里には三つの群生地があるそうです。私が見たのは第2群生地だったようです。
残念ながら、見ごろは過ぎているようでした。それでもまだきれいに咲いているものもいくつかあって、何とか撮影することができました。


宇根地区はこんなところ 右手奥の白い看板は、ミズバショウの栽培地


地区の人たちによって大切に育てられています


大きな昔ながらの民家


城郭のような立派な石垣


民家裏の斜面が自生地 とても急な場所で歩くのも注意が必要です


カタクリの群落


下向きに咲くので撮影が難しいですね


花の内側には山形の模様がある。花弁が反り返ると目立つようになります


ほんとに美しい


全体的に見ごろは過ぎているようでした


貴重な一枚のひとつ


ヤブツバキが咲いていました


山形の模様がくっきり見えます


最後の一枚


民家の屋根と隣り合わせ


水が張られた水田 もうすぐ田植えが行われるようです

周囲は、典型的な山里、田植えの準備も始まっているようでした。ミズバショウと書かれた田んぼもありましたが、あの白い花(葉)を遠目には見ることができませんでした。
それにしてもカタクリ、春の妖精とも云われ、下向きに可憐に咲く花は何とも愛おしいですね。

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西日本最大級 「花夢の里」の芝桜とネモフィラ 広島県世羅町上津田

2023-04-24 08:00:53 | 花の名所
訪問日:令和5(2023)年4月9日(日)

花の町、世羅町で旬の見ごろの花をネットで検索したところ、㈱世羅高原農場が運営する花夢の里(かむのさと)の芝桜が満開との情報を得、早速出かけることにしました。自宅からの所要時間は、山陽自動道、尾道自動車道経由で1時間15分ほどです。

目的地に着くと、駐車場はいっぱい。天気もよく誰もが考えることは同じだな、と思いました。花夢の里を訪れるのは実に7.8年ぶりでしょうか。

芝桜は、上段、下段の二つに分かれていて、パンフレットによると、西日本最大級40000㎡に45万株の芝桜と100万本のネモフィラとあります。
緩やかな丘陵地に広がるピンクとブルーの花の丘、青空と吹き抜ける風で心地よい時を過ごすことができました。
とにかく、撮影スポットの連続で、いったい何枚撮ったかわかりません。





駐車場から入園口へ


案内図 二つの芝桜エリアと、ネモフィラエリアに分かれている


入園口 入園料は大人1000円

芝桜の丘


赤色の芝桜


周囲の若葉の山並みに癒される


なだらかな起伏が、実に絵になる


細やかに配色されている


青空が清々しい


こちらは赤紫と紫の濃い目の配色


アップで見る 芝桜は多年草なので、季節をまたぎ数年に渡り同じ株から草花を咲かせる


入園者はファミリーから中高年まで でもグループやカップルの若者が中心


青い空に白と濃いピンクの花を付けた木々になぜか癒される


アップで見る芝桜の花弁 いろんな種類がある


逆方向から縦に見る


花壇の端までやってきた


ベンチで休憩する人たち 


下段のエリアを上から見る


実に細やかな配色


これはすごいというしかない


こちらも見事


エリアの端にある菜の花畑 青空とのコントラストが美しい


中心部まで戻ってきた こちらは花絵巻 高さ2メートルのパノラマアート

ネモフィラの丘


ネモフィラエリア こちらは芝桜エリアと違ってブルー一色


空も花畑もブルー


満開です


ドラえもんのどこでもドア


アップ どこか笑っているように見える花弁 ミツバチがいました


花に埋もれる


皆がカメラマン


顔つきのじょうろ


駐車場には車がいっぱい

お昼に、「そば茶屋いきいき」でおいしいそばを食べた後、府中市上下町宇根地区のカタクリの花を見て帰ることにしました。

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深紅のじゅうたん 國勝寺の落ちツバキ 岡山県小田郡矢掛町

2023-04-17 17:17:41 | 花の名所
訪問日 令和5年4月2日(日)

地元・山陽新聞に國勝寺のツバキが見ごろとの記事が掲載されていました。毎年、楽しみにしていますが、今年は温暖な気候がつづき少し早かったようです。
誰もいないうちにと、自宅を7時に出発し20分ほどで目的地に到着しました。

さすがにこの時間帯に他の訪問客の姿はなく、落ち着いて撮影に臨むことができます。早朝に訪ねる理由のもう一つが、陽が射すと、被写体に明暗の差ができてしまうので、その前に撮影したいというものです。



駐車場から矢掛市街地方面を望む


ソメイヨシノとカイドウの競演 青空に清々しさを感じる


カイドウのアップ 下向きに咲くさまが何とも可憐


土塀の外側の落ちツバキ


遠目に見る落ちツバキ 枝にはまだまだたくさんの椿の花


太い幹 樹齢は300年以上


光助霊神宮 吉備真備の祖母の遺骨が納められている

さて、落ちツバキですが、少し見ごろは過ぎていたようです。まるでビロードのような深紅のじゅうたんですが、落ちた一つ一つのツバキの花、やはり日にちが経つと茶色く変色してなかなかアップには耐えられません。
この日は椿まつりが開催されていて、仮設のテントが張られ、担当の人が電話でいろいろ準備の段取りを相談されていたようでした。
境内には、この天然記念物の椿のほか、いろんな種類の椿があり、またソメイヨシノやカイドウ、ヤマツツジも見ごろを迎えていて、例年になく華やかに感じました。
すぐ背後にそびえる新緑の山もすがすがしく、まるで匂ってくるようです。
撮影が終わるころ、2人の訪問者がありそろそろ引き上げることにしました。



反対側から見たところ


アップで見るとすでに変色したものが目立つ


境内には、いろんな種類の椿が植えられている


ヤマツツジも見ごろ


椿その2


めずらしい八重の純白


境内の外に出て山門を望む 頭上のソメイヨシノが美しい


境内の外、ソメイヨシノとカイドウが満開


椿その3


こじんまりとした境内 


ツバキの案内板 横に「カメリアジャポニカ」とあるが、これは一般的なツバキの学名。


最後に近寄って撮影


もう少し寄ってみる


大輪の八重の椿。1分間に一つの割合で、ポツンと音を立てて落ちる


山の若葉が目に優しい

つづいて、花桃の里へ 井原市野上町大谷地区・井原ゴルフ倶楽部近く

帰りに寄ったのが、井原市野上町のゴルフ場近くの花桃の里です。一人の男性が丹精を込めて増やされた並木が圧巻です。色は濃い目のピンクと白だけ。正式には、「源平枝垂れ桃」と言った方がいいかもしれません。色がどのように出るかは運任せ。丸々1本がピンクや白の場合もあります。道路わきの花壇と個人宅の斜面に、まるで桃源郷のように咲く姿に、車を停めて撮影する人が後を絶ちません。



道路上の花壇に植えられた花桃


逆方向から見たところ


個人宅の斜面に植えられた花桃、年々ボリュームがアップしている


スイセンも鮮明で美しい


逆方向から見たところ


青空とのコントラストが絵になる
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吹屋ふるさと村 町は柄杓でにぎわっていました? 岡山県高梁市成羽町吹屋

2023-04-04 21:10:31 | 古い町並み
訪問日:令和5(2023)年3月12日(日)

天気はよくありませんでしたが、スープカレーを食べたいと思い久しぶりに吹屋を訪ねました。自宅からの所要時間はちょうど1時間ほど。ふるさと村に到着すると、下町の駐車場には、たくさんの車が停まっていました。かつてない光景にびっくりしました。横目で見ながら進み、駐車したのは、いつもの千枚駐車場です。


かつて見たことがないほどの人の多さにびっくり 緩やかな傾斜とカーブがとても魅力的


つくし前付近


下町の町並み


ほとほとウオークに参加するには、長尾酒造前の空き地に設けられたチケット販売所で5枚綴りのチケットを購入しなければなりません。

町の通りでは多くの人が柄杓を持って歩いているではありませんか。何かの景品かと思いましたが、そうではなく、この日は「ほとほとちょいもぐウォーク」という年に一度のイベントが行われていたのです。
このイベントは、吉備地方に伝わる風習で、子どもが旧正月に「ほとほと」と唱えて家々を訪問し、柄杓で救った小豆粥や祝儀をもらったことにちなんだもので、1000円でチケットを購入すると5店分の食べ歩きが楽しめるというものです。
柄杓はその目印で、最後には返却しないといけません。


<参加店:メニュー一覧>
1.Cafe 燈…みたらし団子
2.喫茶 楓…リンゴのケーキ
3.長尾酒店…甘酒
4.麻田百貨店…豚汁
5.スープカレーの店つくし…スープカレー
6.吹屋食堂…天ぷらうどん
7.佐藤紅商店…玉こんにゃく
8.吹屋の金子や…釜戸炊き おでん風煮物
9.きいろい台所…カレー
10.吹屋EVトライクス…フライドポテト
11.Cafe 松栄館…炊き込みご飯


観光地でよく目にする撮影用のパネル。運転手の顔のところに穴が開いています。以前にはなく最近新設されたもののようです。

スープカレーの店つくし

さて、本日一番の目的地「スープカレーの店つくし」もこのイベントに加入しており、お店と「ほとほと」と対応に忙しそうでした。この日は、人気メニューの骨付きチキンにしましたが、味は申し分ありません。しっかりされた女性店員さんが忙しそうに店切り盛りしていました。


つくしの外観


しばらく待って店内へ 暖簾が掛かっていますが中は丸見え。中から通りを眺めるのも楽しいものです。


人気テレビ番組「人生の楽園」にも登場。ご主人の趣味はバンド演奏。


人気メニュー骨付きチキンカレー まず添えられたレモンをご飯にかけます。さわやかな香りと酸味がスープカレーとよく合うんだそうです。


食事のあとは、吹屋小学校まで歩いてみることにしました。峠から見るベンガラの町並み


小学校が見えてきました


県の重要文化財 吹屋小学校。きれいによみがえりました。左の青い構造物は、『Pokémon GO』の高さ約4mの「リアルポケストップ。2023年1月20日(金)~7月19日(水)までの間、が設置されます。


かつてのプール 周りはきれいに整備されています。


吹屋小学校から帰る峠で白梅をみつけました。


通りに戻ってきました。仮設の休憩所が設置されています。


これはしとみ戸 吹屋地区ではこの建物だけ。格子戸は上下に開くしくみです・


下には牛馬をつなぐ丸い金具がついていました


あいかわらず多い人通り


長尾酒蔵の格子戸に掛かっていた醤油びん


人気のお店は完売のようです。


重要文化財 旧片山家住宅


木臼もありました


T字路の正面にあるべんがら屋 傘がよく売れていました。まとめて3本買う人もいてびっくり


三菱も寄進したという山神社


カフェ燈(あかり)店名のロゴがシンプルで素敵でした。

吹屋を出た後の帰り道、せっかくなので、夫婦岩を訪ねることにしました。いつもの細い道を、対向車が来ないことを祈りながら進むと何とか到着です。
道の途中で、ロッククライミングをする数名の人を見かけました。


夫婦岩


素晴らしい眺望 


説明板によると周辺は石灰岩の台地 まさに奇岩


もう少し近づいて観る


頂上の松 よく見ると幹は下の方から伸びている


横から見たところ


下から見上げる


少し横から見たところ
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