未熟なカメラマン さてものひとりごと

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京都の紅葉を愛でる 神護寺・西明寺・高山寺 その1 平成26年11月16日(日)

2014-11-19 21:32:39 | 紅葉

名物高雄だんごを売る茶店 焼きたてのほかほかよもぎだんごは、クセになりそう

11月16日(日)、京都の紅葉、見ごろが比較的早い右京区の三尾(高尾、栂ノ尾、槇の尾)を初めて訪ねました。新幹線で京都駅に着いたのが、午前10時前。駅前のチケットセンターでJRバスのフリー切符を買い、バス乗り場に並びました。通常なら30分に一便程度ですが、シーズンでは臨時バスが随時運行されています。

並んだ頃は、バスがちょうど出たあとだったので、次のバスではかならず座れるはずと安心していました。私たちの前には中国系アジア人の数人のグループ。そして待つこと15分、臨時バスがやってきました。後ろには、あっという間にすごい行列ができていました。臨時バス、通常なら所要時間50分のところですが、臨時便は停まる停留所が少ないので40分とのことでした。バスは満員スシ詰め状態で立っている人を気の毒に思いました。  

40分ほどで、神護寺最寄りのバス停「山城高尾」に到着すると、付近は観光バスでごったがえしていました。案内板を頼りに坂道を下るとまず見えてくるのが清滝川です。橋のたもとに、焼き立てほかほかのよもぎだんごを売る茶店があったので、本番を前に少し休憩していくことにしました。名物のお団子は、あんこ入りのよもぎだんごとみたらし風のいそべだんごでしたが、ここは両方をいただくことにしました。それにしても、ちょうど見ごろを迎えている神護寺、相当な人出でした。河原に降りてくつろいでいる人の姿もありました。



紅葉の下で休憩をとる人たち

そして目の前には、立ちはだかるように急な石段が続いています。これを克服しないと神護寺の紅葉を愛でることはできません。石段は約350段あるそうですが、ここはあわてずゆっくり上ることにしましょう。
ところどころに食事処があり、紅葉を楽しみながら大勢の人がお昼を摂っていました。石段も終盤にさしかかると、次第に体も汗ばんできます。やがて楼門に到着です。多くの人が記念撮影をしています。楼門を潜るとそこは広い境内。なぜかほっとします。ところどころに目の覚めるような紅葉が見られ、まさに見ごろ状態となっていました。



楼門前の見事なモミジ

かわらけ投げと、案内板があったので、まずそちらに向かうことにしました。坂道を上がると目の覚めるような紅葉が出迎えてくれました。かわらけは2個で100円でした。眼下に広がるのは見事な眺望です。このあと、適応な場所を見つけて昼食にすることにしました。家で作ったおにぎりを持参していました。場所も場所だけにそのおいしさは格別です。


神護寺を代表する紅葉の風景です。

このあと境内を抜け、再び石段を登ると金堂が見えてきました。この石段周辺の紅葉は神護寺を象徴する景色となっています。金堂に上がると、まずお参り。このお寺は和気清麿の開創で、弘法大師空海も十数年にわたって住持を勤めたといわれています。神護寺で有名なのが日本史の教科書でかならず登場する、国宝「源頼朝の肖像」です。金堂には複製画が置いてありました。薬師如来像に手を合わせたあと、さらに奥にある多宝塔へ向かいました。

多宝塔は、昭和の建築だそうですが、とても美しく、モミジがかかる塔は実にさまになります。こうして1時間程、神護寺の紅葉を楽しんだあと、清滝川沿いの道を進んで、次の目的地、西明寺に向かいました。(つづく)



多宝塔の紅葉も見事です。
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