TEさんの証
TEさんは、今、年金暮らしで、JTJ神学校に出ている方で、日本のクリスチャンの為に日々
祈り、時に聞き役に徹し、多くのクリスチャンを励ましている方ですが、今日はその人の証を聞きまし
た。
TEさんは、当時、アントニオ猪木と極真空手のウィリー・ウィリアムさんが戦った時代に、営業マン
をして活躍なされていた方で、彼は31歳か32歳の時に極真空手に研修生で、体と精神を鍛えたくて、
参加したのだそうだ。
敵の攻撃をいなしたり、身を守ったり、攻撃をしたりする事を教わったのだそうが、ある時、黒帯の人と
組手をしたが、ふっと消えたかと思うと自分は吹っ飛ばされて、目に青たん作って会社に行った経験が
あると言う。
ある時、大物の大山 倍達にスパイ容疑をかけられて、力では大山 倍達には当然勝つ事はできない
けれども、営業的な洞察というか、そういう違うスキルに於いては、あの大物極真空手の大山先生に
スパイの扱いを受けた事が、非常に嬉しい事だといっていた。
まさにONLY ONEの人生である。
聖書には、カインとアベルの話があるが、カインは兄でアベルは弟でした。
2人は、神様に捧げものをしましたが、神である主・イエスは、カインの捧げものを受け取りませんでし
た。
ただ分かっているのは、アベルは、最良の捧げ物を自分自身で持ってきて、捧げたという事と、カイン
の捧げ物が最良であるのかは、別として、とにかくカインの捧げ物を神は目に留めなかったという事で
す。
これは、主の試みであったのだと思います。
兄の物は受け取らず、弟の物を受け取った事に対して、今回は、カインも必至になって、捧げをしたとし
たならば、弟に対して腹が立つのは、無理のない話です。
私がここでいいたい事は、人が必死になり、その全てを懸けて何年も祈っていたり、望んでいた事が叶
わなかったり、すると、腹を立て競争相手がいたりするとそこで妬むのだと言う事が今回の学びのポイ
ントです。
人は妬み深いし、自分の功績を求める傾向があるが、罪を戒める忍耐が、私達には求められる事があ
ります。
そんな中、上記のTEさんの証は、非常にユニークでもあり、素晴らしい証であると思い紹介しました。
神である主・イエスは、一人一人に賜物を与えてくださっているのだ。
極真空手は決して強くはなくても、殴られて、青たんを作っても、信仰的には、負けない営業的なスキル
がある。
その営業スキルで、実際TEさんは、かなりの成功を収めたのだといいます。
NO1にならなくても、主に於いてのONLY ONEとは何か、常に恵みに対しても視点を変えてみると、
万事が益となると言う事をTEさんから教わった。
TAさんの証
TAさんは、偶然というか、必然というか、言い方に苦慮するのだが、話してたら近づいて
きてくださった。
85歳の女性のクリスチャンで、亡くなった夫と20年多摩センターあたりで、開拓伝道して
いた人でした。
私も丁度、開拓とは違うが、学び会を作り既存の教会の不満や良いところなど密そかになんでも
無責任ではないが、話せる息抜きの場として作った訳だが、既存の教会の人達の霊性を良くし、
私自身も信仰の先輩方から独立伝道者として学びたいと思いこの学び会を作った。
また、霊的成長をした人がいれば、一緒に路傍伝道やメッセージの仕方等々教えていこうと言うの
が発足の理由で、また、当然ながら教会に通っていない未信徒というか神を信じていない人達の為
の聖書の学びをしたかったのだ。
今日のTAさんとの出会いは、このミッション・ノアを祈り作った、私にとってまさにアドナ
イ・エレであった。
旧約聖書に出てくる言葉で "主の山に備え あり(創世記22:14) ハレルヤ、感謝します。
さて、TAさんの証をしますが、TAさんは、戦争の時サハリンにいたそうです。
そこで、日々のパンをやっとの事で働き得て、その後日本の函館に帰る。
その時不運にも結核になってしまったのだと言う。
しかし、運の良い事に恵まれて治療をして頂く事になり、気象などの関係の仕事をしていた夫
が、この時、彼女の病院に不思義な神の導きで、同じ結核で入院して、二人は結婚したのだという。
気象などの関連の仕事は、転勤が多いらしく、何度か転勤したそうだ。
そして、ある時夫は牧師になると言う事を妻に告げると、TAさんは年金に手をつけない事という
条件で牧師になる事を承諾した、ふつうならば、離婚である。
その条件に夫は承諾して、いまはJTJ神学校があるが、当時まだなかった頃岸先生に保育園の仕
事の事務関係の仕事で稼ぎつつ、夜は岸先生に教わって、牧師になられたという。
私が一番興味を持ったのは、彼女の働きである。
彼女は、夫が働く間障害施設とか病院関連に訪問して、献身的にその人々の為にご尽力を尽くされ
た。
そして、家の家庭集会を開拓伝道を夫がする前からしていたのだそうだ。
もし彼女の働きなしでは、多摩センターあたりで20年の開拓伝道は、当然無理であった。
彼女は伝道熱心で、たくさんビラを配ったという。
もらってくださる人が多々いたが、実際ビラでは、人は全く集まらなかったという。
しかし、上記の彼女の働きが約20名位の教会の牧会につながったのだという。
また、夫は口が重く人と話す事が苦手な人で、妻が悩みや相談を巧みに聞き、夫は説教とかに
専念したというが、彼女は、開拓伝道は女性の上記の働きが非常に重要であるという事を教えて
くださった。
結果として、彼女は、私が少し神様に対しての思いを話すと彼女は結構な額のお金を献金としてくださ
った。
お断りしたが、どうしてもと言うので祈り、献金としてこれからの主の為の活動に使わせて頂く事とした。
結果として、応援で来てくれた人がわずかであったし、人は来なかったのであるが、唐突に呼びかけて
もこんなものだと思ってならないが、結構落胆した。
しかし、ビラくばりやギターで路上賛美し、ミッション・ノアの話をすると以外と聖書の学びに対しての反
応は良くて、1人であるが、何処で学びをするのかと聞いてくださる人がいた。
今日は午前雨であったので、まだ1時間も経ってないので、神様の恵みに感謝したい。
ビラも以外とわずかしか配らないのにもらって頂いたのはうれしかった。
長い目でこの学びを育てていきたいと思う。
人数も少ないので、雑談形式で、学びを終えた。
証しを中心に語って頂いた。
なぜならば、聖書にこのように書いてあるから、
イザヤ8章20教えと証に尋ねなければならない。
もし、この言葉に従って語らなければ、その人には、夜明けがない。
主・イエスを信じる人は、誰でも救われます。
それは、行いではありません。今日お話ししてくださった。兄弟姉妹たちの神様の為に生きた
その生きた証言が、その人達の心に届く時、主・イエス様の真理の光、愛の光照らされて人は
救われます。
私達神を信じる人が献金をする時、なぜするのかと言うならば、神に救われた事への感謝です。
捧げてくださった人が神様に対して献金するのでなければ、何の意味もありません。
例えどんなに貧しくても私は、何か自分が優位に立とうとか、自己卑下しなければならない、お金や親
切は一切受けたくはありません。
私も多くの人を助けてきました。
何万も無料でだし、新宿で飢えてる人がいれば、食糧を買い、時に貸家の柿を新宿にくばったり、生活
に困っている人と3か月くらい共に生活をした事もありました。
私がもし善意でその事をせず、救いの為にその事を行ったとしたならば、それは、偽善的な行為になる
かもしれません。
しかし、私は常にアベルのように、神にだけではなく、困っている人に対して、神様の十字架を支えるが
ごとく必死でその物事にあたっていました。
今日は、捧げるという事に対して、またonly oneとは神様の為のonly oneこそ大事だという事
そして開拓伝道だけではなく、一般の教会の兄弟がどのような伝道活動をすれば、信徒がふえるのか
を2人の証を通して主・イエス様から教わった有意義な1日でした。
主・イエス様を信じる人は、救われます。