家族旅行で小岩井牧場に遊びに来た。新幹線で盛岡まで来てそこからレンタカーという安定ルート。娘には「大きい公園に行く」と伝えたところなんのこっちゃわからないながらも大はしゃぎしていた。
現地に到着すると信じられないほどのの人の数。マジで人だらけ。牧場とは言いながらメインは遊具で、牧場ならではのものやそうでないものも含めていろんなアトラクションがあって、凄く楽しめた。娘は気分が高揚しすぎて何度も転んだ。
昼ご飯には非常に苦労させられた。オムライス食べたくて農場内のレストランに入ったところ、超大混雑していてまさかの二時間待ち。お客さんの記名する紙が予約だけで5枚分にもなっており、店員も消耗していてお客も全員カリカリしている。
一旦予約だけして先に別な所のソフトクリーム食べたり、木工広場で絵の具遊びしたりしてなんとか娘の気を紛らわせる。やっっと席に通してもらい注文したが一歩間に合わず、オムライスが来る直前で娘は寝てしまった。
なんとかお昼を済ませてからは気を取り直して、木の遊具で遊んだりエアドームみたいなところではしゃいだりと、とにかく遊び倒した。娘は疲れると機嫌が悪くなるので帰るお誘いはやはり骨が折れたが、今日は本当に「出し切った」感が凄くて比較的素直に応じてくれて良かった。
宿泊先は、農場の近くの個室のペンションみたいなところにした。事前の情報でカメムシが出ると聞いていたが、本当に出まくる。常に視界に一匹はいる。暖かい室内に誘われてどんどん入ってくるということらしいがこれは大変だ。
オーナーのかたに水入りのペットボトルと割り箸を手渡され、「これで摘まんで中に入れればバッチリ。秘密兵器です」と言われた。完全に対処療法になっている。願わくば根本療法をしてほしいのだが。
が、そもそも俺らがカメムシさんの住処たる山に泊まろうとしているのだから、そんなこと言える筋合いではない。今夜は素早く床につくが、カメムシの恐怖に怯えてるのと耳栓を忘れたのが致命的で、いつ眠りにつけるかまじでわからない。