長野・飯田の「のんび荘」で雲龍さんの笛を聴いたのは、共演前日でした。窓からこの12年で一番きれいだという、赤と黄と緑、三色の紅葉をバックに、小さな宇宙を思わせる青い球体のろうそく達に囲まれて、白装束の雲龍さんの、さまざまな笛の音に、心をゆだねました。その音色で、空気の粒子が磁石のように変化していくさまがわかる。こんな経験はほとんど初めてです。
雲龍さんとその後お会いし、明日の共演についてお話をしました。多くの人たちが忘れてしまったような、人間の品性を彼には感じました。ある意味、今まであまり会った事もないような次元に生きている人のように感じました。
彼の音楽は気が降りてくるのを待ち、彼の身体を通してそれを表現するものです。つまり音階や楽譜や、そういうものは一切なし。それに共演するのですから、私もその心積もりで臨みました。
翌日の飯田「キャンバス」でのリハ。最初、どのようにあわせていいか悩みましたが、雲龍さんのアドバイスで、本番は今までにない次元の音楽を垣間見たように思います。
各神社仏閣や記念式典での奉納演奏に加え、今年は龍村仁監督映画『地球交響曲第六番』虚空の音編への出演、元YMOの細野晴臣氏とのユニットなど、活躍の場を広げている雲龍さん。
新しいものの見方を、共演によって教えてもらったように思います。
★雲龍さんオフィシャルサイト
http://shana-records.com/top.html
雲龍さんとその後お会いし、明日の共演についてお話をしました。多くの人たちが忘れてしまったような、人間の品性を彼には感じました。ある意味、今まであまり会った事もないような次元に生きている人のように感じました。
彼の音楽は気が降りてくるのを待ち、彼の身体を通してそれを表現するものです。つまり音階や楽譜や、そういうものは一切なし。それに共演するのですから、私もその心積もりで臨みました。
翌日の飯田「キャンバス」でのリハ。最初、どのようにあわせていいか悩みましたが、雲龍さんのアドバイスで、本番は今までにない次元の音楽を垣間見たように思います。
各神社仏閣や記念式典での奉納演奏に加え、今年は龍村仁監督映画『地球交響曲第六番』虚空の音編への出演、元YMOの細野晴臣氏とのユニットなど、活躍の場を広げている雲龍さん。
新しいものの見方を、共演によって教えてもらったように思います。
★雲龍さんオフィシャルサイト
http://shana-records.com/top.html