あの”Spain"でよく知られるチック・コリアのグループ”Return to Forever"のオリジナルメンバーでの日本公演2日目。国際フォーラムAホールはもちろん満席。その歴史的な価値を知る観客たちは、なぜか40代~50代の男性が目立った。
メンバーは次の通り。おそらくこんなメンバーでJapan Tourは2度と実現しないかもしれないという。
Chick Corea チック・コリア(Keyboard/Piano)
Stanley Clarke スタンリー・クラーク(Electric Bass/Acoustic Bass)
Lenny White レニー・ホワイト(Drums)
Jean-Luc Ponty ジャン・リュック・ポンテ(Electric Violin/Acoustic Violin)
Frank Gambale フランク・ギャンバレ(Electric Guitar/Acoustic Guitar)
時間少し遅れて登場したのは、観客席の間から。いきなり観客たちの度肝を抜いて、5人は握手攻めに逢いながら舞台へ。「日本に戻ってこれて嬉しい。僕にとってもっとも好きな場所だから」と、チック・コリアのあいさつ。
まず思ったのはお互いが尊敬し合いながら演奏していること。だれがリーダーということもなく、お互いの音をよく聞きながら、自立した音楽がひとつに融合していく。1曲1曲ソロもたっぷり聞かせてくれる。そして、ベースがいかに中心として支えになっているかということも感じた。
何せ、ベースのスタンリー・クラークはかっこよい。彼は本年度のグラミー賞を受賞しており、ノリにノッているミュージシャン。エレクトリックベースをギターのように軽く弾き、ウッド・ベースもまるでエレクトリックベースのように弾く。180cm以上はある体は引き締まっていて、立ち姿は腰が立っている。最近感じることなんだけど、立ち姿って大切なんだと思う。ただしウッド・ベースの時はクラシック奏者のように椅子に座って弾く。おそらくその方が腰が立ったままで弾けるからだろうと思う。
今日は、バイオリンのジャン・リュック・ポンテが誕生日だと云うことで、観客全員でHappy Birthdayを合唱するなど、なごやかな雰囲気の中で、次々と熱演は繰り広げられた。”Spain"では観客とチック・コリアとの4バースというおまけつき。国際フォーラムの大きな会場の後ろまでがスタンディング・オベーション。広いはずの会場が小さく感じられた。
これだけの一流が集まってひとつの音楽を作り、一流の人柄を感じさせてくれた。1万円のチケットの価値はあったかな。
10月8日には日比谷野外音楽堂で追加公演も決定です。
※RETRUN TO FOREVER http://info.yomiuri.co.jp/event/2011/05/return-to-forever-return-to-japan-tour-20112011.php
メンバーは次の通り。おそらくこんなメンバーでJapan Tourは2度と実現しないかもしれないという。
Chick Corea チック・コリア(Keyboard/Piano)
Stanley Clarke スタンリー・クラーク(Electric Bass/Acoustic Bass)
Lenny White レニー・ホワイト(Drums)
Jean-Luc Ponty ジャン・リュック・ポンテ(Electric Violin/Acoustic Violin)
Frank Gambale フランク・ギャンバレ(Electric Guitar/Acoustic Guitar)
時間少し遅れて登場したのは、観客席の間から。いきなり観客たちの度肝を抜いて、5人は握手攻めに逢いながら舞台へ。「日本に戻ってこれて嬉しい。僕にとってもっとも好きな場所だから」と、チック・コリアのあいさつ。
まず思ったのはお互いが尊敬し合いながら演奏していること。だれがリーダーということもなく、お互いの音をよく聞きながら、自立した音楽がひとつに融合していく。1曲1曲ソロもたっぷり聞かせてくれる。そして、ベースがいかに中心として支えになっているかということも感じた。
何せ、ベースのスタンリー・クラークはかっこよい。彼は本年度のグラミー賞を受賞しており、ノリにノッているミュージシャン。エレクトリックベースをギターのように軽く弾き、ウッド・ベースもまるでエレクトリックベースのように弾く。180cm以上はある体は引き締まっていて、立ち姿は腰が立っている。最近感じることなんだけど、立ち姿って大切なんだと思う。ただしウッド・ベースの時はクラシック奏者のように椅子に座って弾く。おそらくその方が腰が立ったままで弾けるからだろうと思う。
今日は、バイオリンのジャン・リュック・ポンテが誕生日だと云うことで、観客全員でHappy Birthdayを合唱するなど、なごやかな雰囲気の中で、次々と熱演は繰り広げられた。”Spain"では観客とチック・コリアとの4バースというおまけつき。国際フォーラムの大きな会場の後ろまでがスタンディング・オベーション。広いはずの会場が小さく感じられた。
これだけの一流が集まってひとつの音楽を作り、一流の人柄を感じさせてくれた。1万円のチケットの価値はあったかな。
10月8日には日比谷野外音楽堂で追加公演も決定です。
※RETRUN TO FOREVER http://info.yomiuri.co.jp/event/2011/05/return-to-forever-return-to-japan-tour-20112011.php