Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

France 24

2006-12-09 11:37:02 | フランス語


昨日のフランス語レッスンでは「France 24」についてLibérationの記事を読みました。
(記事はコチラをクリック♪)

「France 24」は、アメリカのCNNのようなニュース専門チャンネルです。
的価値を世界に広めるためにと、シラク大統領が20年前から設立を熱望し、やっと開局にこぎつけた、というわけです。

フランス的価値というのが何なのか。フランス的価値に対抗するのはアメリカ的価値なのか。でもフランスとアメリカの間にはイギリスがあって、イギリスはアメリカといつも一緒、というイメージがあるけれど、でもEUでイギリスとフランスは仲間だからEU的価値っていうのもありそう。でも、イギリスの通貨はユーロじゃないし・・・・。日本人の私には混沌、カオスの世界でござる。

国際的舞台で、アメリカとフランスが意見を対立させてきたことは多くあったこと。

世界的規模の危機のたびに、フランスはフランスの声を世界に伝えることに頭を悩ませてきたのだとか。そして2003年のブッシュ大統領によるイラク戦闘と、シラク大統領が国連で行った演説は英語系チャンネルでは殆ど報道されなかったんだって。

フランスの存在の重要性と威光を海外示すためにシラク大統領はフランス版CNNの創設を!と訴えてきたんだあなぁ20年間も。けっ!20年間もだぜ!!

Putain vingt ans ! Vingt ans que Chirac réclame sa «CNN à la française»,  «composante essentielle de la présence française à l'étranger et de son rayonnement». Vingt ans durant, le serpent de mer pointe sa tête à chaque crise internationale où la France peine à faire entendre sa voix : 1991 et la guerre du Golfe trustée par CNN, 1996 et les essais nucléaires à Moruroa peu appréciés par l'Australie et la Nouvelle-Zélande, et surtout 2003, la campagne irakienne de George Bush et le discours de Chirac aux Nations unies ignoré ou presque par les chaînes anglophones.

でももう大丈夫。 France 24が日の目を見た(voir le jour)んですもの。

しかし、このテレビ局「France24」はフランス政府の報道官の役割を担うのかどうなのか?CNNがシラク大統領やド・ヴィルパン首相の演説をシカトしてきたように、ブッシュ大統領やライス長官の演説をシカトし返すのかどうなんでしょうね。

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