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相棒

2013年12月16日 00時39分13秒 | ピュアオーディオ

ここの所ずっと気になっていたことがありました。

TAOCのFC4500についてです。

現状でも試聴時の音質までには何とか持って行けてはいます。が何か足りない、そんな感じです。

特に気になったのは、E-600で鳴らした際ボリュームを下げると音が痩せる、というところです。ボリュームにAAVAを採用しているので考えられないことなんですけどね。

でも事実は事実ってことで、考えられることはアンプがスピーカーをドライブ仕切れていない、ってことくらいですので、今日は手持ちのパワーアンプでFC4500の相棒にふさわしいアンプを探していました。

とっかえひっかえテストしましたが、Accuphase A-30、marantz SM-5 ver.2ともにE-600を超えることはできませんでした。

・・・が、ここで名案が。

かつて「アンプは山水」と言われていた時代がありました。

ご多分に漏れず自分もそのクチでその昔SANSUIのアンプを使っていましたが、そういえば最近仕入れたSANSUIのアンプがあったな、ということで、試してみることにしました。

それがこのアンプAU-α907NRAです。とにかくやたらと重たいのが印象的です。

音質的には昔使っていたSANSUIのアンプとは異なるように感じましたが、ボリュームの出来や音質はAccuphaseにもひけをとらないように感じるほど優れたアンプのようです。

このアンプ、パワーアンプへの入力はアンバランス、バランス含め3系統ありますので、AVC-A1HDはアンバランスに、E-600はバランスに接続してます。

ただ、パワーアンプ直結でもボリューム経由となりますので、今回ボリュームは個々のプリ部にて行うようにし、本機は全開にして使いました。

背面パネルはmarantz製品似ですね。

Accuphaseの最新プリメインE-600と昔一世を風靡したSANSUIのアンプAU-α907NRAのコラボレーションでFC4500を鳴らしてみると、

FC4500が朗々と鳴るではありませんか。E-600で鳴らしていたのとはまるで別物、といった音質で鳴り始めました。

気になっていた小音量での音痩せも皆無で、まさにフルドライブされているようです。

これでモヤモヤはすっきり晴れた感じです。

 

ただ、1点感じたことがありました。

AVC-A1HDのプリアウトはアンバランスなので、直接AU-α907NRAのアンバランス端子に繋ぎましたが、この状態では満足いく音質にはなりませんでした。

以前E-600のアンバランスに繋いだ時にも同様に感じたので、CT-1を間に噛ましてアンバランスバランス変換してE-600に接続すると音質が改善されたことを踏まえ、

AVC-A1HDのアンバランス出力をCT-1に入れ、CT-1のアンバランス出力をAU-α907NRAに入れてみたところやはり音質が満足いく音質になりました。

ちなみにこれがCT-1です。

とっくの昔に販売終了してるのが残念ですけど。

 

それはさておき、どうもAVC-A1HDのプリアウトには癖があるように思います。

 



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