2015年の国勢調査が発表されました。高齢化率(65歳以上の総人口比)これまでの最高26.7%に達したと言うことです。
イタリアが22.4% ドイツが21.2%で日本が世界最高だそうです。同時に15才未満の若年層は世界最低とのことです。
さらに26.7%は日本の平均で12県は30%以上ということです。秋田県33.5%高知県32.5%島根県32.6%と続きます。
それに所帯人数の点で、一人暮らしが32,5%で最多。高齢者の単身所帯も男性の8人に1人、女性は5人に1人だそうです。
本当にゾーとする現実です。これから先いったいどうなるか。坂下病院へ行っても、市民病院へ行っても、老人の患者ばかり。
病院のそばの調剤薬局へ行けば、その人たちが溢れかえっている。そうして幾種類の薬を腕一杯に抱えて帰っている。
こうした状態は社会のあらゆる局面に決定的なひづみを生じる。医療保険は持つのかどうか。介護体制はどうなるか。
年金は国民年金の保険料収納率は60%台ということであるから、破たんは免れないし、無年金者ばかりになって老年無年金
貧困層は生活保護に頼ると言うことになるが、国財政は持たない。
日本はこんな状態だが、自公政府は実効を伴う具体的な手を打たない。参院選挙のために消費税増額さえ延期した。
そうして安倍のミクスとやら。とにかく巨大企業が海外に進出して(中国に勝って)儲かればいい。また弱ってアメリカを支えなけ
ればならない。5年先 10年先に 高齢化社会の"地獄"が見えているのに。だだそれだけです。
こうした現実に立って、何をすればいいか とりあえず7/10の選挙には自公に入れないことです。