中津川 オンブズマン・トーク

中津川市の市政を中心に内外の政治経済社会状況についてのトーク

新年から女性の進出が目立つ・・・新聞記事から

2015-02-23 21:40:06 | 市政全般

元旦のブロクに、世界の行き詰まりの解決は、オジさん主導による政治、軍事、外交、科学etc.から、女性の主導に変えて、パラダイムの  

変革を図るほかはない と主張して来ました。

人間の営みは  あくまでも ワーク  アンド  ライフ  で成り立つのですから  それがオジさんは、太古からワークが主で、染み付いてしまっているので、ここで降りて  

ライフ  中心で来た女性に主導の席を譲る  これしかバランスを取り戻し、行き詰まりを解決する道はない と考えたわけです。

そうして最近の新聞を見ていると、 「そうしなければならない」  と考える人たちが増えている。  そのように見えます。今日23日の日経新聞。

見出し 「職場でも産後ケア、仕事復帰への後押し、出産後の女性心身両面支える。」  という見出しで、都心の大金融機関でのことを報告しています。

ここでは銀行当局が 当然にオジさん経営幹部たちが、 「今後は女性たちに結婚後は勿論、1子3子と産んだ後も40才過ぎても銀行に残って、

役割を担ってもらいたい」  施策を講じつつあることが見て取れます。これは若者による人手不足に由来するとも考えられるが、都心の大銀行であれば、若い女性の

人手不足はないはずで、にもかかわらずであることは、こうした真の生活者である女性に、職場のひいては経営全般のパラダイム変革を主導して貰いたいの、無意識のうちの

願いなのだ  という気がするのです。

こうした職場では当然に女性管理職が増えてくるはずです。これまではこうした職場の女性管理職は、結婚しないで仕事一筋にやってきて40才になっていた  ということだった

のではないでしょうか。  同じく17日に日経新聞は  「(シングルの)女性だから管理職」  の記事を載せています。これまでのことです。

そうして 「仕事の代償  後悔も・・・」 と。  こうした時代から無意識にしろ上記のように変革が現れてきていると見たいのです。

この例は都心のホワイトカラー職場のことですが、それだけではなくて、いわゆる重化学工業の企業でも起こりつつあるのではないか  という気がします。

リケジョ というような言葉が一般化しているのはその証拠と思います。最近業態を変革して成功している例えば日立など、きつと リケジョ が活躍しているに違いない。

今日はそんな感想です。


中津川市立図書館 は進化している。

2015-02-22 05:08:10 | 市政全般

久しぶりに中央図書館をのぞきました。本を読むことは嫌いではありませんが、本を借りて読むことはしないのです。なんとなれば本を読むときは鉛筆を握って、読ん

でいて大切だと思うところには、必ずサイドラインを引いて、そこを後から読み返す習慣があるからです。しかし、 「活字派は活字派」 で、テレビ大嫌いです。

年末紅白歌合戦も10分も見ていたら厭になって後は見ませんでした。「新聞を食べて生きています」  と言うのは、オンブズマン新聞を折り込んでもらう代償に現在6紙

取っていて、それを読むのが楽しくて。2時間かかりますが。そして関心ある記事はスクラップします。スクラップ帳は100円ショップで買ってきてもう308冊目です。

 

市立中央図書館が進化している  半年前からするとまるで楽しくなっていました。館内で偶然小林館長に会い案内をしてもらいました。図書館というものは、かっては

ぎっしりで、 「カビ臭かった」  と思います。だが今違っています。 楽しいの一言です。 最近改装したのですが、すっかり明るくなりました。トイレまでピカピカになり

ました。設備が良くなっています。学習室のライトも新しくなっていました。椅子が新しくなっていました。いや、ボランティァの皆さんがどこかで古い椅子を貰いうけてきて、自分たち

で張り替えたと言うのです。書棚もなんだかクラシカルな感じのものがありました。これもどこかで貰いうけてきて、磨いて配置したと言うのです。図書館クラブというボランティアが

中心ですが、この方たちがやっているのです。その他、この地らしく木材を生かして、書見台も見事でした。書棚も配置に工夫が凝らしてあって、一段と書探しがやりやすくなって

います。さらにいいと思ったのは、子供たちのコーナーが広々として、絵本や図鑑が一段と充実していて、子供は飽きないだろうと思いました。

 

土曜の午前でしが、子ずれの若いパパさんを2~3組見ました。お母さんはパートに出て、今日子守のイクメンが来ていたのでしょう。とにかく絵本が一杯ですから、子供が飽きる

ことはないはずです。視覚障害者のための点字本というのも初めて見ました。

子供がたくさんここへ来るということは素晴らしいことです。学齢前からこうして図書に浸かると言うことは、きっとその子の生涯にかかわるに違いない。僕のような 「活字派」 の

後継がっていると思いました。そしてこの子たちは、中には科学の本にのめり込んで、その挙句に発明家になって、何か新しい企業をこの中津川で起こしてくれて、人口減問題を

解決してくれるかもしれないと想像しました。そう考える 図書館こそ街づくりの中心になる と考えました。それも何十年かのスパンに渡って。

中津川はリニアにうつつを・・・ではなくて、この図書館にそれを望めばいいのです。

 

中津川の図書館がこうした素敵な歩みを  大股で  始めているのは、小林さんという、図書館にすべてをかけている人材に恵まれ

たからと思います。小林さんは、新しく図書館ができるというので、わざわざ東北から来ていただいたのですが、ああした経緯から新設は中止になったものの、踏みとどまって

頂いて、頑張って頂いているのです。こんな素晴らしい嬉しいことはありません。小林館長には東北にお母さんがおられて、そのお母さんに 「背中を押されて中津川へ来た」 と、

当時の新聞で読みんだことを覚えていますが、聞きはしませんでしたが、そのお母さんも今日の成功をとても喜んでおられるに違いないと思いました。

帰るにあたって小林館長にお願いをしておきました。 「坂下やその他地方公民館の図書館も、この中央図書館のように美しく楽しくなるように順次

指導してください」 と。 勿論もう始まっているに違いありませんが。

 


坂下小学校 「ふれあい給食交流会」 に行ってきました。

2015-02-20 13:13:27 | 市政全般

坂下小学校の1年1回の名物行事です。坂下地区の子供たちが日ごろお世話になっている人たち約60人を、給食に招いてくれるのです。私は6年生の教室に招かれました。

今日のメニューは 薄切りの食パン2枚、ジャム、鳥胸肉のから揚げ、ミネストローネ、大根とホ―レンソウのサラダ、それに牛乳でした。ところで「ミネストローネ」って分かりますか 

イタリヤ風味噌汁のことです。  全体として薄味でおいしかったです。子供たちも残さず全部食べているようでした。

そして見渡したところ、「ちょっと太りすぎだなあ―」 と思われる子はひとりでした。一昔前と比べれば学校の食育教育が進んでいるのだな、と思いました。親たちも 「メタボ」 は駄目だ  

として勉強しているのでしょう  大変いいことです。女生徒に2人スラリと足の長い子が居ました。さすがになぁーと思いました。

招かれた教室は3階、恵那山真正面、今日は晴天素敵でした。子供たちに 「こんなに恵那山がきれいに見えるのは、坂下小学校だけだよ」 と説明しておきました。彼らは毎日見て

いるのでフゥーンという感じでした。

それからいろいろ問題があるが、当たり前のことでもあるが  それでも 「日本の子供はしあわせだなぁー」 と思いました。地球上には今日この瞬間にも昼食どころか腹ペコで戦火

に逃げ惑わなければならない子供が数知れなくいる。戦火が降りかからないにしても、本来なら学校へ行って勉強していなければならないのに、劣悪な労働条件で、際限もなく働か

されている  そうした子供が何億人と居る。」 と。 日本の子供が給食をこうして食べていられるのは、当然一つには平和憲法があって戦争がないからです。父祖が大陸からの輸

入であったにしろ、「文化」 というものを、それなりに育てて居てくれたということです。感謝するとともにこれを引き継ぎ発展させて行かなければと思いました。

自分は人生大体終わったが、しかし最後までこうした観点で役に立って行かなければと思いました。


幻冬舎出版  「女性たちの貧困」 を読む。

2015-02-19 05:04:06 | 市政全般

この本は14年にNHKがスペッシャルで放送した内容を本にしたもののようです。私は何しろ新聞を食べて生きていて、テレビは全然見ないので、こんな放送があったことは

知りませんでした。今年になって 「この世はパラダイムの変換を。女性にイニシャを渡せ」 などと吠えているので、この本に気ずいて買って来たのです。

まだ全部読んでいませんが、なんともスザマしい。人間が若い女性がこんな状態に置かれていることに、この老いの身が震えるほど、許せないと思う。こんな状態をたたき壊す

ために、俺も IS(イスラム国)へ行きたい  IS(イスラム国)へ行くことでそうできるのであれば・・・。日本の国内がこんな状態にあるにもかかわらず、国会の論戦で安倍首相は、

「努力する者が、報われる社会にするのだ」 とほざいている。

安倍首相がこんな風だから、この日本は一段と格差が広がって、若い者が貧困におちいり、ますます子供が生まれなくなり、あと30年もすれば太平洋の波間に沈没してしまうこと

だろう。いま世界中から IS(イスラム国) へ若者が渡っているようだが、気持ちは分かる。格差の深刻化は世界中のものだから。

しかし IS(イスラム国) の手法ではないであろうが、女性や若い者たちは、こんな許し難さを必ず打ち破ることだろう。そう信じて出来ることをやって行こう。

 


里山資本主義の 藻谷浩介氏 の講演を聞きました。

2015-02-18 04:09:40 | 市政全般

テーマ 「リニアインパクトと中津川」  商工会議所主催 市後援。  「里山資本主義」 で売れっ子の藻谷氏です。「里山資本主義」 買っていますが、完読していません。

この人の主張は、 「右肩上がりの成長のこれまでの発想ではやってゆけないよ」 と言うところにあって、それで今日受けているのだと思います。

1時間半の講演でしたが、私のとった席が悪く、スライドがよく見えず、講師があまりも流ちょうで、早口で講演内容はよく分かりませんでした。 「リニアが来ると言う

こと何とかなると思っていたら大間違い。新幹線における岐阜羽島を見て見よ。」 ということはよく分かりました。しからばどうするかが私には

あまりはっきりしませんでした。しかし終わって 盛大な拍手でしたから、皆さんにはよかったのだと思います。 だだ一つ参会者の質問  「人口減少にどういう対応

をすればよいか」  の質問に対し、 「東京の特殊出生率は1.1だが、沖縄県は1.7だ。何故か  沖縄には子供の誕生、その

成長を皆で支えて行こう  いわば古い時代の雰囲気がある」  という説明がされました。

私はなるほどと思いました。  沖縄は日本本土と比べると南国で、そこでは生活と仕事がバランスしている。子供が生まれてくる  これほど生活的なことはない。 

だから皆が  特に男も支える。だから女性も東京のように子育てがシンドクないから、2人でも3人でも産む気になる。そういうことだと思いました。女性は自分一人で背負うなど

シンドクなければ、子供はかわゆいので3人でも4人でも産みたいのです。私はお袋の5人の男の子の末っ子でした。5才くらいまでお袋の乳房にぶら下がっていたような気がします。

これは多分お袋が最後の子ですからそうさせていたのだと思います。

東京に代表される日本は、ここに至っても成長至上主義で、哀れにも男たちはネクタイで首を絞めて、9時から夜中の12時まで一心不乱。生活がないのです。

だから子供が生まれない。フランスでは男たちは残業をしないそうです。定時にサッサと帰って 「生活」 をするのです。だから女性が楽だから3人4人と産むのですねえ―。

しかし生活ではなく仕事至上のこの日本の社会をどう変えるか、正月以来 「政治はもとより経済も軍事も外交も、女性主導に変えて、パラダイムの変換を

図れ」 を主張しましたが、実現は別として 「正しい」 と思います。間違っていないと思います。