稽古場も徐々に白熱傾向で…

　いや、まだまだ緩いです。それでも台本が上がって10日もすれば台詞覚えも一巡し、役者は台詞を覚えていて当たり前みたいな扱いを平然とされて参ります。
　毎年不思議に思うことは、1→2→3年と学年を進むに従って、技術やハートはさておき台詞覚えは確実に衰えるかも？ということ。あっぱぁ先輩など引退の3年6月には痴呆が進んで大変な状態になっていましたっけ。今日はみっちぃが追い詰められています。ダメ出すハツカネズミと言われている演出、レオンの机にかじりつくようにダメを…、いや、お叱りの言葉を浴びる姿に、涙が止まりませんでした。ほんでもって最後の円陣ではついに居場所が無くなったとか…。帰ってこい。
　他にも恋人同士の痛いカップルという配役を与えられた飯食と雪ちゃんが恋人同士に見えない痛くもかゆくもないカップルに留まっていることについての議論が白熱。話題が盛り上がれば盛り上がるほど、悔しくって切なくって出来なくての波がビッグウエーブとなり二人の肩にのしかかります。出来ない時ってホントなんでこんな辛いのかしら。それもこれも、舞台に未練を残さないためだって再確認したりで、緩いながらもホント、徐々に白熱傾向の稽古場でした。
　こんな現役に愛と勇気と差し入れを。先輩乱入大歓迎ですぜ。