2015県高演劇部始動

　台本決定会議の12/24（終業式）で見事に決着が付かず、「初詣の午前中に決着を付けましょう」って非道に下された結論を年明けに持ち越していた2015年県高演劇部仕事始め。予定通り1/3の朝9:00から、里帰りでいないメンバーを除いて部活を開始した。
　生き残っているのは2年まるちゃんの教室での微妙な人間関係を描いた作品（題名未定）と、1年生のふーみんが初めて書いた『透明の先には』って作品。どちらも女の子を中心のしっとりとした物語で、やりがいがありそう。幕まで書いての決戦ということで本気度も伝わってくる。両者の台本を読んだ後、メカ系男子には伝わりにくい人間関係を壮観図にして説明してもらったり、作者から描きたかった世界の話を聞いたりして午前中一杯を使った。決選投票は予想外にまるちゃん台本の圧勝。それでも初めての台本を書ききったふーみんの健闘も光った。
　昼からは中山寺に初詣。現役だけでの16人編成の大部隊。意外と整然と、それでいてわちゃわちゃと。この辺のバランス感覚の良さが今のチーム。物理欠点になりませんようにとか、今年もいい舞台を務められますようにとか、お祈りしておみくじひいて抱負も語る。並んだ出店では肉系に走るメンバーと甘味系に走るメンバーとの微妙な派閥を産みつつ、お互いにあの子だったらあれって読みあえている関係に、濃密な共同生活を過ごした半年とか、一年半とかを実感する。
　初詣の後はこれもまた年末出来なかった鍋大会。普段は出来ない話をちょっとだけ腰を据えて話したり、女子力MAXなシゲが作る温かい鍋料理に心も体もほっこりしたりのお正月。県高演劇部も2015年は、こうして始まるのだった。
　次回公演は3月末の春期、アイフェス。絶対見逃せませんよ～。お楽しみに。