32回生引退

　予想通り泣きすぎのカーテンコール。ダメダメです。熱い思いがあって、それをぐっとこらえるから観客は泣けるのです。代わりに泣いてくれるのです。飯食先輩を見習って欲しいです。それがどうでしょう。カーテンコールで音響紹介する前に部長のガッキーは既に泣いてるわ、まっちゃなんて予想通りに大号泣で顔汚いわ、ちゅーそんまで「あと70年生きて！」とか泣き叫ぶし、涙が伝染して沙良なんて壊れてるし…。おかげで号泣の神様まつりが笑ってるぐらい泣けませんでした。僕？泣いてない泣いてない。嘘、ちょっと泣いたかな。
　ともかくこうして32回生は引退です。mimi、ちゅーそん、まっちゃ、ラスカル、いっさ、フィリップ、華紅夜の7人。彼らはここ数ヶ月焦ってました。先輩達から受け継いだ技術や心意気を後輩に伝えなければという思いと、なんで上手く伝わらないんだっていういら立ちをかかえて。主力の2年生が二人しかいない。舞監の座がまだ空いたまま。本って誰が書くのとか、小道具チーフAY疑惑まで。いいやん、もう十分やったから。これで何も出来ませんって後輩なら、そこまでってことですよ。大丈夫。壊れた様に泣いてる後輩たち見てたら（いや、泣かずに次のこと考えてる奴もおったな）、一番大事なことはちゃんと伝えてくれてたんやなって思ってます。
　来てくれた先輩たちとバラシして、差し入れ食ってひとこともらって。名残惜しいけど大阪締め。終わらん芝居と現役生活はありえないのです。
　ありがと、お疲れ様、ほんでもってバロス！