超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Direct Voice (霊的な)直接発声

2008-08-28 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-17)>

Direct Voice (霊的な)直接発声
交霊会やポルターガイストの事例などで、人のいない空間から
声が聞こえる現象。物理現象を起こす霊媒には、メガホン状の
筒を空中浮遊させて部屋じゅうを動かし、そこから声を出させる
実演をする者がいたという。

Direct Writing (霊的な)直接書記
上と同様な状況で、ペンが浮遊するなどで、紙にメッセージが
超常的な手段で書かれる現象。


Directly Observable PK 直接観測可能な念力

2008-08-27 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-16)>

Directly Observable PK 直接観測可能な念力
ユルゲン・カイルら(1976)が提案した用語で、今日のマクロPKを指す。
比較的大きな物体の念動や、金属曲げ、念写など、一回の実験で念力
が働いたかどうか判別できる現象であり、サイコロ投げのような、念じた
目が1回出ても偶然とみなされる実験は、これには相当しない。


Direct Mental Influence on Living Systems 生体への影響

2008-08-26 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-15)>

Direct Mental Influence on Living Systems 生体への直接的精神影響
バイオPKの現代的言い方。テレビモニタに映っている遠隔地の人間
に超心理的影響を与えて生理指標を変化させるのが典型的実験例。
⇒PK(念力)ではなく、無意識へとテレパシー的に働きかけた結果
 かもしれないので、PKと呼ばないようになったためである。


Differential Effect 差異効果

2008-08-25 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-14)>

Differential Effect 差異効果
ラマクリシュナ・ラオによる命名で、2つの異なる条件のESPテスト
を同じ被験者群に対して行なうと、同一被験者のテスト結果が一方
は大きくプラスのところ、他方は大きくマイナスであるなどと、2つの
スコア間に大きな差異が見られる(全被験者に対して各被験者ごとの
その差異の大きさを統計的に検定すると有意になる)こと。


Depersonalization 離人症、脱人格

2008-08-21 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-10)>

Depersonalization 離人症、脱人格
心理学や精神医学の専門用語で、通常の自己感覚や現実感から
逸脱した感覚に見舞われること。(たとえば、自分が自分でない
ように感じられたり、闇の中にいるように感じられたりする。)
ときには、遠くから自分の身体を見下ろしている感じがあり、
体脱体験が起きる原因ともされている。

Derealization 現実感喪失症


Deja Vu デジャ・ヴ

2008-08-16 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-6)>

Deja Vu デジャ・ヴ
フランス語で「すでに見た」の意味であり、実際には最初の
体験でありながら、過去に体験した感じがすること。ESPの
現れとも解釈可能であり、かつて超心理学者のフレドリック・
マイヤースらが注目した。


Defense Mechanism Test 防衛機制検査

2008-08-15 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-5)>

Defense Mechanism Test 防衛機制検査
不安などに対する無意識下の防衛的な姿勢の度合いを測る検査。
中央に不安をあおる画像を呈示し、周辺に呈示された画像への
知覚低下(認知・記憶の度合い)が多く起きると防衛機制が高い
とされる。超心理学では、防衛機制が高いとESPのスコアが平均
より低く、防衛機制が低いとESPのスコアが平均より高い傾向が
あることが知られている。

※関連:ヤギ・ヒツジ効果


Decoy デコイ、(ターゲットの)おとり

2008-08-13 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(D-4)>

Decoy デコイ、(ターゲットの)おとり
自由応答の超心理実験において、使用されたターゲット以外に
ターゲットの候補をいくつか混ぜて被験者に提示し、首尾よく
使用したターゲットを選び出せるかをテストする。その候補
ターゲットをデコイ(おとり)と言う。