パパの子育て育児入門

パパのための子育てや育児情報!幼少期や思春期、子供の心の悩みなど様々なテーマで綴ります。

個別指導の在り方

2009-05-31 | 学習障害
それでは、特別支援教育に組み込まれている、学習障害児などの個別指導とは、いったいどのようにされるのでしょうか?

指導計画は、以下のようになります。

まず委員会などのシステム作りをします。役割分担や日程などを調整します。
そして実態を把握します。学校生活、家庭生活、その他からの情報収集を行います。
発達過程や、学習面、生活面でのトラブル等、詳しく調べます。
その後、課題整理をします。その生徒の課題を明らかにします。
そして、その後に目標設定です。
個別の目標を決めて、生活の充実につながるようにします。
短期目標と長期目標を決めるとよいでしょう。
そして指導計画を作成し、実際の指導となります。
その後、それに対して評価がされ、指導計画の見直しが図られます。

個別指導については、このようなことが個別に細かく設定されなければなりません。
生徒ひとりひとりについて計画されます。

これらは通常学級の担任ひとりではできる問題ではありません。
学校自体でこういった制度を確立し、学校全体で行われなければなりません。

学習障害を持つ子供の親は、これらについて協力的になりましょう。
まだ始まったばかりの特別支援教育の制度です。
まだまだいろいろな症例が必要です。

次年度、また次年度と一層高めていくためにも、その親の協力も必要不可欠です。
制度が作られたからといって、学校側にだけ頼るのはどうかと思われます。
親のほうでも、一緒に制度を作る、というような気持ちが必要ではないかと思います。

そうすれば、10年後、20年後にはもっと学習障害に対しての理解も深まっていることでしょう。

特別支援教育について

2009-05-30 | 学習障害
最近「特別支援教育」というものが本格実施になりました。
特別支援教育とは、どのようなものでしょうか?

特別支援教育とは、従来の特殊教育対象の障害だけではなく、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、高機能自閉症等を含めて特別支援を必要とする生徒を対象にしたもので、生徒ひとりひとりと向き合って、適切な教育や指導を行うことです。
それにより、生活や学習上の困難を解消させるのが目的です。

今までの盲、聾、養護学校は、「特別支援学校」に一本化され、特殊学級は、「特別支援学級」に改められました。
以前は特殊学級の生徒に対して行われていた支援が、通常の学級に在籍する生徒に対しても、個別に、ひとりひとりに合った支援が行われることになりました。

通常学級の中には、学習障害や注意欠陥多動性障害、高機能自閉症というような、IQなどの数値に表れないけれども日常生活において困難を伴っている生徒がみられます。
従来は、その生徒は「怠けている」とか「やる気がない」などと言われ、親のしつけの問題などと言われたり、生徒に対して厳しい態度で叱ったりすることがよくみられました。
しかし、それらが障害によるものであるということが分かり、それに対してようやく学校教育のほうが動き出した、ということです。

彼らの困難は多岐に渡り、個人により全く違うので、生徒全員ではなく個別に対応していく必要があります。
その生徒が何につまずいているのか、何を困難としているのかを調べ、それについて困難をなくしていく目的です。

この教育は、まだまだ始まったばかりであり、今後の進展が期待されます。

ソーシャルスキルトレーニングとは?

2009-05-29 | 学習障害
学習障害の治療法のひとつに、SSTというものがあります。
SSTとは、「Social Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)」の略で、生活技能訓練、あるいは社会生活技能訓練と呼ばれます。
認知行動療法のひとつです。

ソーシャルスキルトレーニングは、精神的な障害のある方などが、社会的役割を果たして生きていけるようにするリハビリテーションです。
対人関係をうまくこなしていけるようにするのが目的ですが、症状の自己管理や、薬を服用することに対する自己管理など、生活習慣に対する技能を高めていく目的もあります。

基本訓練は以下のようになります。
集団で構成された中での自主性を重んじます。
まずは、各自の練習課題を考えます。
それに対して、ロールプレイで技能の練習を行います。
フィードバックを行い、良かった点を話し合います。
他の人の助言があれば行います。
他の人の実践を行う場合もあります。
再び、本人が実践します。
次回までの宿題を考えます。

ここで大切なのは、お互いの欠点を指摘しないということです。
相手の意見を受け入れられるようになることは社会生活においてもとても大切なことです。

学習障害を持つ人は、それまでの自分と周りの反応から、自信をなくしてしまっている場合がよくあります。
そういった人達がSSTにより、人から認められ、自信を取り戻すことがあります。

ただし、これらは自発的でなければなりません。
無理やりこの課題を押しつけるのでは意味がありません。
本人がやれると思うタイミングを見つけなければなりません。

生活技能訓練、あるいは社会生活技能訓練をすることで、生活技能、社会生活技能が向上し、自信を持って暮らせるようになるのであれば、大変有効な治療法であり、学習障害そのものを治療することはできなくとも、本人の心を軽くさせるような訓練なのではないか、と思います。

具体的な教え方

2009-05-28 | 学習障害
学習障害を持つ子を担当する場合、具体的にどんな教え方をしたらいいのでしょうか?

まずはその生徒のできるところとできないところを詳しく分析します。
保護者の方との協力も必要でしょう。
そして、その生徒がどこでつまずいているのか、どんなことが特徴的なのかを知ります。

その症状により以下のような教え方を授業に取り入れます。

絵や写真などのカードを用いて、視覚的にわかりやすいようにする。
大きなマス目のノートを与える。
黒板などを有効に使う。
前のほうの聞こえやすい席にする。
窓際から外がよく見える位置は避ける。
15分ごとに授業を区切って、集中させるような内容にする。
OHPなどを使う。
数字などの概念は具体的なものに置き換えたりして理解を図る。
模型を使ったり、実験で目に見えたりするようにする。
プリントは拡大して見やすくする。
電卓を使用させる。
その他の道具を使用させる。

運動面においては、その子が得意とするものを見つけて、そこから伸ばしていく。
ゲームや遊びなどを通して、運動を身につけさせていく。
できないことを無理強いしない。

一番大切なのは情緒面のフォローです。
学習障害の子は、できなかった自分に対して自信喪失したり、パニックになったりすることがあります。
二次障害を起こさないようにしなければなりません。

集団に入れない場合、他の子の中で面倒見のいい子を選んでその子と同じグループにする。
友達などとけんかになったりした場合、教師が仲立ちに入る。
お互いの理解を深めるために、教師が導く。

教師がやらねばならないことは無限大です。
そしてそれは試行錯誤しながら行わねばならず、とても難しいことです。
教師といえども、完璧にこなすことは難しいです。
専門家の意見も取り入れ、先輩方の意見も聞き、保護者からの意見も聞き、とにかくいろんな方面からの情報を得ましょう。
そしてそれをどんどんと授業に取り入れてみましょう。
教師が真摯に取り組めば、親御さん達からの理解も得られることでしょう。

担任としての対応

2009-05-27 | 学習障害
学習障害を持つ子の担任となった場合、どのように対応すればよいでしょうか?

保護者が学習障害と認識していればいいのですが、していない場合は注意が必要です。
その疑いを感じたとしても、「あなたのお子さんは学習障害ですね?」などと言っては保護者の心情を害します。

まず学校での状況を話し、具体的にこういった場合でこのような行動を取るなどのリストを作っておくとよいでしょう。
保護者は受け入れられない方もいらっしゃるかもしれません。
そういった場合は、ひとりで抱え込まずに他の先生方や校長先生などにも相談してみましょう。
また、資料などを集め、保護者と共に考えていきましょう。
専門家の指示を受けることも一つの手立てです。
まずは保護者の立場に立って、決して上から押さえつけるのではなく、寄り添って話し合いましょう。

その子供が学習障害である、ということが判明したら、どのように授業を進行していけばいいでしょうか?
学習障害の子の親は、自分の子が他の子と遅れないようにしてほしいという思いでしょう。
特別プログラムを作ってほしいという人も出てくるかもしれません。
しかし、担任の先生は多くの生徒を一度に教えています。
なかなか特別扱い、というわけにはいきません。
平等に、と言われる親御さんも出てくるかもしれません。

しかし、担任となったからには、学習障害の子に対しても同じように指導していく義務があります。
同じように、というのは語弊があるかもしれません。
全く同じではなく、その子に合ったやり方で教えていかねばなりません。
どのような生徒にも得手不得手はあります。
担任のクラス全員の子供に対して、対応するのが担任としての役目です。

そして、他の子供達に対しても、理解を図っていくことが大切です。
他の子は、「どうしてあの子はああなの?」などと思うかもしれません。
その場合、きちんと伝えていくのです。
子供は大人よりずっと柔軟です。
きちんと理解さえすれば、それを受け入れることができます。
ちゃんと伝えない場合にいじめなどが起こるのです。

担任が教えることは、学校の勉強だけではありません。
こういうことを教えていくのも大切な役割であり、他の子供の成長にも、そして担任自体の成長にも必ずつながるのです。

周りの親や担任への対応

2009-05-26 | 学習障害
学習障害の子を持つ親は、周りにどのように伝えるべきでしょうか?

学習障害、と聞いて、内容を答えることができる人がどれぐらいいるでしょうか。
周りの人には、なかなかいないのではないかと思います。
自分が学習障害の子を持って初めてそのことを知った親もいるかもしれません。
そしてそれを知ったにも関わらず、学習障害は子供によって千差万別なので、まだまだわからないことが多い方もいらっしゃるでしょう。

ましてや、他の親御さん達は、全く無知と言ってもいい状態です。
そういう方達の子供と遊ばせる場合、事前にいろいろなことを知らせておくことが大切です。

他の子と違った行動を取る点はどんな点か。
その場合、相手の子にはどのように対応してほしいか。
トラブルがあった場合はどのように対応すればよいか。

相手の親はひょっとしたら無知がゆえに差別的な考えを持っているかもしれません。
そんな人には、学習障害について、きちんと教えてあげましょう。
時間がかかるかもしれませんが、日本ではまだまだ知らない人が多いのです。

学校の先生ですら、学習障害のことをあまり知らない人が多いのが現実です。
今まで学習障害の子に接したこともない、というような人にいきなりちゃんと教えてくれ、と言っても無理でしょう。
今の日本の学校教育では、まだまだその対応が遅れています。
おかしな話と思われるかもしれませんが、学習障害を持つ親が、先生にその対応を教えていかなければならないのです。
それが現状です。

担任の先生が決まったら、担任にまず症状の一覧表のようなものを渡しましょう。
そして、その症状が出た場合、どのように対応してほしいのか伝えましょう。
また、授業についても、どのように教えてほしいのか、具体的に伝えましょう。

いったん知らせたとしても、いろいろな面で戸惑うことがあるでしょう。
担任の先生と、こまめに連絡を取り合い、その都度確認していきましょう。

担任の先生にとっても初めてのことであれば、どうしても行き届かない点などが出てきてしまうかと思います。
それでも、理解しようとしてくださっているんだ、ということを念頭に置き、すべてパーフェクトな対応を求めるのではなく、少しずつ歩み寄っていければいい、と思うことも大切なのではないかと思います。

家庭での対応

2009-05-25 | 学習障害
このような学習障害の子を持った場合、親はどう対応したらよいのでしょうか?
子育てというのは親にとっても初めてのことが多く、ましてや学習障害といったら、祖母などに聞いても知識もなく途方に暮れた方もいらっしゃるかもしれません。
先生に聞いても、先生すら理解されておらず、お医者さんに至っては専門知識はあるものの、具体的に育てたわけではないので育て方などは分からない・・・。
日本はまだまだこの点に対して世の中が遅れていますからね。

それでは親となった場合、どのように対応したらよいのでしょうか?
まず一番大切なのが、愛情を注ぐこと。
こんなことは言われなくても大丈夫、と言われる方がほとんどでしょう。

家庭というのは、とっても大切な場です。
大人も子供も、家に帰ったらくつろぎの場であるわけなんです。
学校でどんなことがあったとしても、家に帰れば自分の家。
心穏やかな時間がある場所、であることが最も大切です。

しかし、それだけではいけません。
家庭はしつけの場でもあるのです。
学校では多人数を扱うので、すべての子供にしつけを行うことはできません。
食事の方法や、生活の仕方等、家庭で教えるべきことがいろいろとあります。
小さい頃は口うるさく言ってしまうことになるかもしれません。

学習障害があるから、と言って、しつけをしなくていい、というわけではありません。
それは家庭にとって、とても大切なことです。
障害があるからできなくてもしょうがない、などと思ってはいけません。
障害があったら、あるなりに出来る方法を子どもと共に模索してください。
それが結果に結び付かなかったとしても、親子でしたそのことは、大きな財産になっていくでしょう。

また、父親の立場も大切です。
決して母親だけに押し付けず、父親も学習障害について理解し、両親話し合って進んで行ってください。
母親がひとりで悩んでいたら、父親が聞いてあげてください。
母親の方は、ひとりで抱え込まず、誰かに相談してください。
それが解決しないことが分かっていても、それでも誰かに聞いてもらうだけで心の負担が軽減します。

具体的な支援法2

2009-05-24 | 学習障害
学習障害の子には、運動面や行動面、社会面で困難がみられる子もいます。
その場合の支援法の例を述べてみます。

運動面が困難な子の対応は、全身運動を教えてみましょう。
ラジオ体操などもいいでしょう。
先に大人がやってみせてあげて、それを真似させる方法だと子供が分かりやすく感じることでしょう。
手や指をうまく使えない子供に対しては、子供が面白がるような遊びを取り入れるのもいいでしょう。
両手でじゃんけんをしたり、楽器を弾いたりして、面白く教えていきましょう。
毎日できるものがあるといいでしょう。

行動面が困難な子の対応は、家庭においても親が支援をしていく必要があります。
忘れ物をしがちな子に対しては、親が後で点検し、何度も同じものを忘れていた場合には、その置き場所を考える、あるいはその授業ではこれ、というような連想させることを探すなど、対策を考えます。
集中しにくい場合も、周りが集中できる環境を作っていく必要があります。
窓際の外が見える席に座らせないで、一番前の席に座らせて、家でも注意をそらすようなものを目につくところに置かない、など周りが注意しなければなりません。

社会面が困難な子の対応は、パニックを起こしている状態では叱ったりしないで、あとで精神的に落ち着いてから話しましょう。
友達に暴力をふるったりした場合は、何をされた場合にそうなったのかを調べ、暴力をふるう以外の選択肢を提示してあげましょう。
子供の喧嘩の場合、必要以上に親が出るのはよくない、と言われますが、学習障害の子の場合はそれが少し異なります。
必要であればその理由を相手の親に伝えるべきです。
理解があれば、次の時に相手の子供も対処できます。
相手の親にしても、自分の子が暴力をふるわれたら、よい思いをしないからです。
それから、相手はきっとこういう思いをするんだよ、ということを学習障害の子に教えていくことも大事です。
学習障害の子の場合、相手の気持ちを想像するということは、ちゃんと教えて行ってあげないとわからないことです。
何かトラブルがあればそのたびに、ちゃんと向き合ってひとつずつ解決することがとても大切です。

どの場合もとても根気のいる作業です。
しかし、子供は誰しも教育されて大人になっていくのです。
どんな子供も同じです。
子育てとはそういうものですよね?
学習障害の子も、ひとつひとつ学んでいくのです。

具体的な支援法1

2009-05-23 | 学習障害
さて、学習障害の子供に、具体的にはどのように支援していったらよいのでしょうか?
以下、具体的な支援法と考えられる例を挙げてみます。

話すことが困難である子に対しては、文を補充して行ってあげましょう。
子供が話した言葉を否定することはやめ、それを正すのではなく、補充してあげるという方法で文を教えていきましょう。
話すことを直されたのでは、話したい内容があるのに伝えられない子供はストレスがたまってしまいます。
焦ることなくゆっくりと少しずつ教えていきましょう。

聞くことが困難である子に対しては、言葉だけでなく視覚を用いましょう。
絵や写真などを使って、わかりやすくしてあげましょう。
文字を使うこともよいでしょう。
聞こえやすいように、近くで話してあげて、周りの環境を静かにしてあげましょう。

読むことが困難である子に対しては、子供が関心を持ちそうな本を与えることにしましょう。
必ずしも教科書だけが読みを上達させるわけではありません。
まずは関心の有無が重要なのです。
文字を拡大コピーしてあげることもいいかもしれません。
指を指しながら読む方法などを教えていきましょう。

書くことが困難である子に対しては、できるだけ大きなマス目のノートを与えましょう。
最初は少しぐらいはみ出しても決して怒らないようにしましょう。
間違ってもいいから、とにかく書かせることです。
書くことには慣れも必要です。

計算が困難である子に対しては、わかりやすい絵にしてみたり、グラフにしてみたりしてみましょう。
九九を覚えるのが困難であったら、その表を置いて指差ししながらする方法でも構いません。
まずは数字の概念を正しく教えていきましょう。
場合によっては電卓を使うのも構わないのではないかと思います。
大人になってから、子供の頃に習った計算ができずに電卓を使う人はたくさんいるのですから。

以上の例に習って、他にもさまざまな方法を考えてみましょう。
学習障害の子の立場に立って、あまりストレスに感じない方法を考えていきましょう。

日米のLD対応の比較

2009-05-22 | 学習障害
学習障害について、その医学的治療法はいまだ見つかっておりません。
それではどのように対応したらよいのでしょうか?

アメリカなどでは、学習障害児に対して、さまざまな対応がされています。
例えば、試験の時間を他の生徒より長く取って、英語免除や、個別指導、ワープロでの受験等、学習障害を持った生徒も同じように授業を受け、同等に卒業できるように、工夫がされています。
周りはそれを理解し、一種の個性であるように扱われます。

ところが日本では、その対応は全く違います。
学習障害を持っている生徒も、持っていない生徒と同様に扱われ、全く同じ教育内容を受けています。
先生の理解もまだまだ進んでいません。
怠けている生徒、というような認識がされる場合もあります。

もしもアメリカなどのような対応を取った場合、日本では生徒の親達からの苦情が相次ぐことになりかねません。

なぜ、あの生徒だけ特別なのか?
うちの子も同じように扱って欲しい
もしそういう障害があるのならば、特別養護教室などに入れてほしい
その影響でうちの子の成績が落ちてしまわないか心配である、等。

なぜこのような違いが起こるのでしょうか?

アメリカなどでは、先生の理解も進んでいて、それらを生徒や親に分かるように伝えることができます。
また、アメリカではさまざまな人種が組み合わさっており、諸外国から来た英語ができない生徒なども同じように授業を受けていたりします。
そういった生徒は英語の時間は特別にESLというクラスで初歩的な英語を学ぶことができるようになっております。
そのような個性と同じような扱いで学習障害が扱われています。

日本では、島国ということもあり、みんなが同じでなければならない、もしも違うものがいたら排除する、というような島国根性が根強く残っています。それは日本で育ったものには必ずあるもので、気づいていない人でもそういった考えはどこかにあります。

どうして同じでなければならないのでしょうか?
個性は皆が持っているものです。
そこを今一度、日本人が見直さなければならない部分だと思います。