RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

トゥーランドット

2012-01-15 23:20:00 | 美術
見てきました

Bunkamura オーチャードホール

初オペラです

昨年、見てみたいものの一つにあげていましたが。
タイミングよくありました。
ウクライナ国立オデッサ歌劇場初来日

てかオペラってチケット高いんですね。
S席 \23,000 A席 \19,000 B席 \15,000 、、、
………。
こうゆう舞台は一番いい席で見ようといつも決めているのですが。
今回は薄給OLにはなかなかツライぞ……

なんとも今世紀最高のソプラノ、と呼ばれるマリア・グレギーナさんがトゥーランドットです。
その方が出るのは今回の1/15と1/21の2回のみ。
そのための価格でしょうか……
他会場の価格は……
でも、どうせだったらその方が出るときに見ようじゃないか!!と。
S席断念したため、席があんまりよろしくないのが残念ですが。
ま、オペラといったらオペラグラスですよ!!(!???)
買いました(笑)
そのお金合わせたらS席買えたんじゃ……って疑惑もΣ( ̄□ ̄;)
気付くの遅いよ……。

さてさて。
見に行く前にトゥーランドットについて少しお勉強
プッチーニの代表作であり名作と言われるこの演目。
美しく残酷な姫のお話
舞台は中国・北京。
絶世の美女と謳われたトゥーランドット姫
姫はその魅力に惹かれ求婚する者に3つの謎を出します。
その謎が解けなければ、死罪に。
まさに命がけの恋であり、数々の若者がこの謎を前に亡くなっていくのです。
北京にやってきた亡国の王子カラフはこの美しく残酷な姫に一目惚れ
そして謎に挑むのです。
さて、そのまっすぐな恋心は彼女に届くのか!?
彼女の心を動かせるのか!?
っとまぁ、こんな感じです。
カラフ王子役はマリアさんの指名でオレグ・クリコさんです。

トリノオリンピックで荒川静香選手が使った「誰も寝てはならぬ」
この曲はトゥーランドットの一節です。

またプッチーニ自身はこの作品の「リューの死」までを作曲し病死。
弟子のアルファーノが完成させたという遺作でもあるのです。

始まる前には席でパンフレットを読み込み。
隣の席の老夫婦と談笑し(笑)
「音大生とかですか??」
と聞かれました。
ただのOLです。

で。
すっごく楽しかった
ストーリーは知っていたので次の展開に対するドキドキとかはあまりなかったのですが。
迫力がすごい。
ずっと圧倒されっぱなしでした。
とにかくマリアさんが素晴らしすぎる!!
てか舞台演出もオーケストラもすべてがかっこいいよー
出演者1人1人が輝いてました
「誰も寝てはならぬ」は鳥肌たった。
馴染みの曲だからってこともあるかもしれませんが。
カラフの心情とかも相まって。
盛り上がった
リューの死の場面は泣いた
「氷のような姫君の心も」
ここはヤバい。
リューの優しさが沁みる。
切ない。
最後のトゥーランドットの"彼の名がわかった"あたりも素晴らしかった。
身を乗り出して見てたもん。

見ているときから見終わった今も思い出してはドキドキがとまりません(≧ω≦)
たぶん1週間ぐらいは思い出してニヤケる(笑)
すっごくいい経験になりました。
あー、こうゆうのいっぱい見たい

小さいころにこのような経験をしていたら
「大きくなったらオペラ歌手になる!!」
とか言い出したかもしれません。
って、あれ、似たようなこと前にも思った気がする……。

ちょっといつもより身だしなみに気を使って
いつもと違った世界を覗くのは楽しいものです。

今回1人で行きました。
金額高くて人を気軽に誘えないし。
母親には「オペラはいいや」って言われちゃったし。
ま、いつも1人で出掛けてる。
休憩時間に、1人でシャンパン飲むのも楽しいよ(笑)
空腹状態&鑑賞で興奮状態のためかなり酔います
今回、休憩2回あったので1回目はシャンパンを、2回目は白ワインと生ハムを
がっつり食べました(笑)
生ハム、目の前で取り分けてくれるんです
舞台だけじゃなくて、こうゆうのも楽しんでる(笑)

改装後、初めてオーチャードホール行きましたが。
どこが変わったのかわからなかった……

いやー、楽しい

パンフレットにマリアさんのインタビューがありました。
昨年も来日されているんですね、震災前に。
今でもFacebookに「Pray for JAPAN」てメッセージを載せていてくれたり。
"どんな災害も美しい文化までは破壊できない"
"人はパンのみで生きるのではない。みなさんは音楽とともに生きている"
"音楽は人に力を与えてくれます。そして歌を歌い、喜びを運ぶことは私の使命"
"原発事故の影響を危惧して訪日を見合わせる気持ちも理解できますが、
私にとって、私のファンのために歌うことは、自分の健康を案じることよりも大切なことです"
ありがとう
私は今日、一気にマリアさんのファンになりました
そのパフォーマンスと人柄と。
美しくて気高い、最高のトゥーランドット。

オペラは楽しい



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