昨日、の続き。
「*(家)*農家民宿」についてもう少し書きたいと思います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
<農家民宿の四季>「*(桜)*春」(2)//原点は体験学習
農家民宿の原点は「宿の為に客が働く」という面白さ・ビジネスとしての関係を超えた所に農家民宿の真骨頂がある。 という。
この民宿も もともとは首都圏からの体験型の修学旅行の受け入れ先として始めたのだが、
その翌年に受け入れた東京の中学生との出会いが、十数年後・農家民宿の開業のきっかけとなった。
農業体験の後に学生達に振舞った<*(おにぎり)*おにぎり>を、「おいしい・おいしい」と頬張って、中には9個もたいらげた子もいた。
「*(酔払い)*その時、子供達に褒められたことや、『秋田のとうさん・かあさん』と慕ってくれるのもかわいかった」と。
また、九年前に世話したグループの一員だった男子生徒。その母親からもらった一通の礼状。
「普段はしゃべらない息子が、一晩中秋田のことを話してくれた」。夫と離婚した後で、子どもを連れて実家へ戻ろうかと悩んでいた矢先のこと。
「(自分と同じ修学旅行で)弟にも秋田を経験させてみれば」という子どもの一言に、「もうちょっと東京に踏みとどまり、頑張ってみよう」と決心したのだという。
以前修学旅行で体験学習で世話した生徒やその親が、
その後もプライベートで訪れたり、「*(ニヤ)*成人したから、秋田の父さんと一緒に酒*(ビール)*を飲もうと思って来た。」と来てくれたり。。。(^^♪
【自然体験の時間にも】
初めての農作業に生徒たちが、女将さんを手本に、見よう見まねで作業を始める。
「*(驚き)*あっ、カエル、カエル」。
歓声が上がり、にぎやかな作業。女将さんが足元から採った草を手に、「これがヨモギ。こっちはセリ」と解説する。
生徒たちにとっては、農業体験である以前に、自然体験の時間でもある。
「これは何ていうセリなのか分からないけれど、スーパーに出回るものより全然おいしい。お客さんには大評判よ」と女将さん。
昔ながらの伝承と知恵が、農家民宿の食卓を支えている。
【子どもたちを素直に】
「体験」といっても手取り足取り教えるわけではない。生徒たちとの接し方は、あくまで自然体。
当初、女将さんは「与えられた時間を、どうやって過ごせばいいのか」「*(困る)*どこまでが勉強で、どこからがお客さんか」と悩んだというが、長続きさせるための結論は「普段通り*(グッド)*」。
その距離感が、かえって子どもたちを素直にさせるのかもしれない。
「この辺、掛かってねーじゃん」。今時の子どもらしく、言葉遣いはぞんざいだが、それでも作業の手を休めることはない。
二時間余りかかって、田んぼ五枚分を見事に仕上げた。
「昨年は、田植え時期に十八人の大グループが来て、手植えで田んぼ三枚を植えてもらった。本当に助かった」と女将さん。
「それで、*(お金)*お金もらってるんだから、何かおがしなー(変だなー)*(退屈)*」。これも、農家民宿ならではの話ではある(^_^;)
<春の部・完>
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
*(クローバー)*都会の生徒達は「*(ジロ)*なんだよ~! 農業体験かよ~!」なんて初めは思ってくるのかもしれない。
でも、土に触れ・汗を流すうちに 忘れていた何かを思い出してくるのだろう。
「秋田のとうさん・かあさん」との会話・作業を通じて、自分の親達の有り難味・他人への思いやりも 自ずと解ってくるのではないかと思う。
*(晴れ)*太陽は暖かい・*(山)*土も温かい・当然*(笑顔)*人の心も温かい物だ・・・。
きっと忘れているそんな事を、思い出すちょっとしたきっかけに。。。
「*(家)*農家民宿」はそんな一端も荷っているのかも・・・・。
「*(家)*農家民宿」についてもう少し書きたいと思います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
<農家民宿の四季>「*(桜)*春」(2)//原点は体験学習
農家民宿の原点は「宿の為に客が働く」という面白さ・ビジネスとしての関係を超えた所に農家民宿の真骨頂がある。 という。
この民宿も もともとは首都圏からの体験型の修学旅行の受け入れ先として始めたのだが、
その翌年に受け入れた東京の中学生との出会いが、十数年後・農家民宿の開業のきっかけとなった。
農業体験の後に学生達に振舞った<*(おにぎり)*おにぎり>を、「おいしい・おいしい」と頬張って、中には9個もたいらげた子もいた。
「*(酔払い)*その時、子供達に褒められたことや、『秋田のとうさん・かあさん』と慕ってくれるのもかわいかった」と。
また、九年前に世話したグループの一員だった男子生徒。その母親からもらった一通の礼状。
「普段はしゃべらない息子が、一晩中秋田のことを話してくれた」。夫と離婚した後で、子どもを連れて実家へ戻ろうかと悩んでいた矢先のこと。
「(自分と同じ修学旅行で)弟にも秋田を経験させてみれば」という子どもの一言に、「もうちょっと東京に踏みとどまり、頑張ってみよう」と決心したのだという。
以前修学旅行で体験学習で世話した生徒やその親が、
その後もプライベートで訪れたり、「*(ニヤ)*成人したから、秋田の父さんと一緒に酒*(ビール)*を飲もうと思って来た。」と来てくれたり。。。(^^♪
【自然体験の時間にも】
初めての農作業に生徒たちが、女将さんを手本に、見よう見まねで作業を始める。
「*(驚き)*あっ、カエル、カエル」。
歓声が上がり、にぎやかな作業。女将さんが足元から採った草を手に、「これがヨモギ。こっちはセリ」と解説する。
生徒たちにとっては、農業体験である以前に、自然体験の時間でもある。
「これは何ていうセリなのか分からないけれど、スーパーに出回るものより全然おいしい。お客さんには大評判よ」と女将さん。
昔ながらの伝承と知恵が、農家民宿の食卓を支えている。
【子どもたちを素直に】
「体験」といっても手取り足取り教えるわけではない。生徒たちとの接し方は、あくまで自然体。
当初、女将さんは「与えられた時間を、どうやって過ごせばいいのか」「*(困る)*どこまでが勉強で、どこからがお客さんか」と悩んだというが、長続きさせるための結論は「普段通り*(グッド)*」。
その距離感が、かえって子どもたちを素直にさせるのかもしれない。
「この辺、掛かってねーじゃん」。今時の子どもらしく、言葉遣いはぞんざいだが、それでも作業の手を休めることはない。
二時間余りかかって、田んぼ五枚分を見事に仕上げた。
「昨年は、田植え時期に十八人の大グループが来て、手植えで田んぼ三枚を植えてもらった。本当に助かった」と女将さん。
「それで、*(お金)*お金もらってるんだから、何かおがしなー(変だなー)*(退屈)*」。これも、農家民宿ならではの話ではある(^_^;)
<春の部・完>
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
*(クローバー)*都会の生徒達は「*(ジロ)*なんだよ~! 農業体験かよ~!」なんて初めは思ってくるのかもしれない。
でも、土に触れ・汗を流すうちに 忘れていた何かを思い出してくるのだろう。
「秋田のとうさん・かあさん」との会話・作業を通じて、自分の親達の有り難味・他人への思いやりも 自ずと解ってくるのではないかと思う。
*(晴れ)*太陽は暖かい・*(山)*土も温かい・当然*(笑顔)*人の心も温かい物だ・・・。
きっと忘れているそんな事を、思い出すちょっとしたきっかけに。。。
「*(家)*農家民宿」はそんな一端も荷っているのかも・・・・。