SITTING BULL的フィットネスROOM

スタッフ『おけいはん』がご提案。体と心に向き合うあれこれ☆
MBT×YOGA×・・・!!!

MBTを履か「ない」ほうがいい、という場合の話

2009年05月06日 | MBTの「へぇ~」♪
こんばんはー!
MBTトレーナー・ちょめでございまーす。

このゴールデンウィークは当店もずっと定休日返上で営業しておりました。
京阪神はもとより、他府県からのMBTをお求めの方も大勢おられ、とってもうれしい限り。
みなさんの「もっとMBTの正しい歩き方を知りたい!」という気持ちを大事にして、わかりやすくお教えしたいなぁ…と日々思っております♪


さて!今日はちょっと趣向を変えてのコラムを。

正しく履けば腰や膝にかかる負担が減りインナーマッスルをしっかり使えるようになるMBTですが、万能フットウェアではありません。
もちろん状況によっては、MBTを履かないほうがいいという場合があります。

それは主に、以下のような状態。

1.お医者様から止められている場合

えーと、もうね、これにほぼ尽きます。

たとえば膝が痛む方がおられたとしますね。
「あたしは膝が悪く通院しているのですが、MBTを履いてもいいのでしょうか」
という質問がそういった方からよくあります。

MBTは膝や腰の関節にかかる負荷を減らしてくれるものの、
筋肉への負荷はかかってしまいます。
ですから、その方の膝の痛みの原因がまずどこにあるのか?
原因が骨や関節にあるのか、それとも筋肉や腱なのか…?ということが大切。

MBTを履いたら痛みがましになる場合が、たしかにあります。
ですが「MBTを履いても痛いし、とにかく何を履いても痛い」という場合もあるわけです。

欧州においては、MBTはリハビリ用の医療器具として扱われています。
残念ながら日本ではいろいろな規制があり、まだ医療器具としては機能していませんが、国内のさまざまな分野の医療機関にも、MBTの良さは浸透してきています。
ですから、各分野のお医者様も、MBTのことをおそらく知っておられるはず。

通院されている方はぜひ主治医に聞いてみてください。
「私はMBTを履いてもいいのでしょうか?」と。
たまーーーに「え?MBTってなんですか?マウンテンバイク?」
…というお医者様がいることもあるので、できればMBTのカタログなどを添えて、ね。
当店でお配りしてますのでね。

話が長くなりましたが、とりあえず1の方はお医者さんのことをよく聞いてくださいネ。
ただし、許可があっても油断しちゃダメです。
買うのはおいといて、とりあえずお店で足を入れて、痛みがでないかどうか、試してみてからです。
レクチャーをしっかり聞き、立つ位置を正しく覚えて、そして正しく歩くことが大切ですよ。

で、そのほかの場合を簡単にあげますと、


2.足首を捻挫している場合
3.めまいがひどい場合
4.妊娠中の方




2.について。
MBTは腰や膝の負担を軽減しやすいのですが、そのかわり足首への負荷はしっかりかかります。
ですから捻挫がしっかり治っていない方は要注意。
ちょめ自身の経験もありますのであえて声を大にして言いますが、捻挫の痛みを我慢して履くと相当つらいことになります。

3.のめまい。
これも実はあたくし、経験あり。
年末の繁忙期に「突発性頭位めまい症」にかかり、上や下を向くとグルングルン世界が回って視界が真っ暗になり倒れてしまうという症状に、約2週間ほど悩まされました。
これは耳石のちょっとした異常からくる、突発性のもの。
安静にすれば治り、そしてよくあることだそうですけども、本当に本当につらい日々で。MBTを履きたくても履けない状態でした。
ちなみによく話に出る「メニエール病」というのは耳石ではなく三半規管の異常ですね。これもめまいがひどく、時には耳鳴りもすることがあります。
この場合もMBTを履くことはおやめください。そしてすぐに病院に行きましょう。


4.の妊娠中。
たとえば2,3年履いていて慣れている方なら、とっても迷うところですね。MBTのほうがラクだし、履いてたほうがいいかなってね。
でも、やはりこれは危ないです。何かあってはいけません。
MBTライフはぜひ「出産後」におすすめします。実はね、出産後に母体が回復しようとする時期にMBTを履きますと、その回復力を高め、なんと通常よりもよい状態になるそうです。


そしてちょめなりの持論ですが、最後にひとつ。

5.ハムストリングの肉離れ中の方

・・・を付け加えさせていただきます。

最近、当店にMBTを見に来られた方は、あたしを見て
「なんでこの人はMBTをレクチャーしているときにMBTを履いていないんだよぅ」
って思われているかもしれませんね。

実はあたくし今、MBTを、長い時間は履けません(涙)
というのも、半年前に某登山大会で痛めた「裏側の筋肉の肉離れ」が治りませんで・・・

なんとも皮肉なことですが、あたしはMBT歩行技術がしみついてしまっているため、
「着地を腰の近くに置き、体の裏側を伸ばし、小指の付け根で押しだす」
という歩き方になってしまうのですよ。
歩くとき、体の裏をギュイーンと押しちゃうから、くっつきかけた部分がまた離れて…その繰り返し。
うーん、なんともやっかい。

という理由から、たまにMBTを履きますが長時間は履けません。
ご了承くださいませね。



簡単にざっとあげてみましたが、上記にあげた事例以外にも履かないほうがいい場合はたくさんあります。
より深い疑問点があればぜひ個別にご相談くださいね。


      
神戸元町・シッティングブル
MBTルーム
担当:MBTオフィシャルトレーナー・たがや

神戸市中央区元町通2丁目5-7
TEL/FAX 078-334-6345
11:00-20:00
定休日:毎週水曜日

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