意外と社会派(予定)

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CO2 25%削減の家庭負担は?

2009年11月30日 | 自然・環境・エコ
政府のCO2削減タスクフォースの家庭負担の試算結果を非公開にするそうです。

「政治迎合は学者生命にかかわる」 温暖化試算、お蔵入りの背景は…
2009/11/29  
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/330075/

鳩山政権が国際公約に掲げる温室効果ガスの25%削減。その家計への影響を検討してきた政府のタスクフォース(有識者会議)が24日、試算をまとめたが、政府は非公表扱いとし、来年2月までの再試算を命じた。

報告書には、1世帯当たりで最小3万円から6万円、10万円、14万円…などと、さまざまな結果が羅列された。最大は76万5千円。前政権が民主党批判の材料とした「36万円」の2倍以上で、鳩山政権の意向に沿うはずもない。

■タスクフォースの試算

 2020年に温室効果ガス排出を1990年比25%削減する目標に関し、国内での削減と海外からの排出枠購入の組み合わせを4通り(25%と0%、20%と5%、15%と10%、10%と15%)設定し、1世帯あたりの可処分所得の目減りを試算。国内だけで25%削減の場合、16万~76万5000円と最大の負担。最小は「国内努力10%+排出枠購入15%」で3万~28万円。

・・・・。
最大76万円の家庭負担か・・・。
名前は言いませんけど環境副大臣は『36万円は嘘だ』といってましたよね~。
増えてやんの・・・。
まぁ、こういう場合の最大と言うのは現実的な数字ではないのですが、こういうときは半分の数字がだいたいの負担額です。
だから38万円くらいかな?
もっとも余り意味のある数字ではありませんが、それでも増えてやんの・・・。

しかも、試算結果が政治上不利になるから非公開だなんて・・・。
さすが脱税総理が指揮する内閣ですこと。
試算の意味ないじゃんね。
バカバカしい。
何回試算しても、結果は変わんないよ。
まぁ、数字を都合のいい数字に変えれば別ですけど。

それよりも、この問題で考えないといけないのは、『家庭負担』と言う嘘で、どんなことをしても、『総負担金額』は変わらないことです。
国内削減枠は基本的に家庭負担で、海外排出買取枠は税金・・・つまり企業が負担するのです。
最小3万円と言うのは、残りの負担を企業に課すだけでしょうね。
結局、誰かが払わないといけないのですけど、企業が払うのなら、企業は海外移転などをして人員を削減するでしょう。
大不況まっさかさま。
家計負担とか言うレベルを遥かに超えますね。

それなのに、我らが脱税総理は世界中に25%削減すると喧伝しちゃって・・・。
何にも考えてない思いつき内閣ですこと。
責任とって総辞職して欲しい。

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