意外と社会派(予定)

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日本の位置と同盟国の話

2009年08月05日 | 国際
『日本はどこと同盟を結び、国家戦略を立てるべきか?』を考えてみた。

そこで、世界地図を見てみる。
まず、日本を攻め込める国はどこかを考える。
日本と敵対しそうなのは太平洋に面する国、全部!

大雑把過ぎるけど、海に面している国は日本と繋がっているのだ。
とはいえ、いくらフランスが軍事力に優れていても日本を攻めるには、途中に何ヶ国もあるから無理。
絶対じゃないけど、可能性は極めて低いので考える必要性はない。
よって、太平洋に面していない国は考えない。

それから、戦争は勝つためにするのであって、負けては意味がない。
よって、小さい国は攻めてこないだろうから排除。
ということで、軍事力が日本より大きい国は3つ。
アメリカ、ロシア、中国。

つまり、この3ヶ国を警戒すべきと言うことになる。
最大の問題は日本が、この3国のトライアングルの中に位置していること。
この位置は、3国が反目し合っているのなら比較的安定するが、共闘した場合、3国から干渉され、翻弄・蹂躙される可能性が非常に高い。
(国連主義ってそういうこと)
外部からの生活の不安定など絶対に避けるべきだし、
3国が共闘しそうなら、阻止するよう働きかけるべきだ。

よって、この3国のうち、どれかと同盟を結び、他の二国を牽制したほうがよい。
(日本の位置はそういう意味で強いアドヴァンテージにもなりうる)
結ぶとしたら、アメリカ。
理由は一番遠いから。
遠ければ干渉の度合いも薄くなるし、位置アドヴァンテージもより大きくなるし、
何より、対立したときは離れておいた方が安全である。

ということで、対中、対露を考えないといけない。
で、どちらかがより危険かを考えると、中国だろう。
海洋がより多く、日本に面しているからだ。
と言うことは、中国包囲網を組むべきである。

となると一番はインドとなる。
というより、アジアで対抗できるのがこの国くらいだろう。
それと、インドネシア。 (海路を押さえられないようにする)
それから、モンゴル。  (中国ならびにロシアにも牽制できるため)
あとは、中国の太平洋の玄関にもなりうる台湾だろう。 (封殺するため)
(中央アジアは詳しくないので省きますが山岳地帯が中国と国境を阻んでいるので位置的に微妙)

韓国や北朝鮮は、中国の日本に対するクッションといった位置になる。
正直、この位置って扱いが難しい。
まともに相手するのではなく、状況に応じて柔軟に援助したり、冷遇したりするべきでしょう。

纏めると、日本の対外戦略は
・アメリカ、ロシア、中国の3国をそれぞれ反目、敵対させる。
・アメリカ、インド、インドネシア、モンゴル、台湾を重視すると良い。
となる。
こうして世界地図を見ると日本は、結構大変な位置にありますね・・・。
あと、アメリカを好む好まないという話、以前の問題で、
手を組むべき相手であると言うことがわかる。

なお、単純に国の位置と軍事力といった基本的なデータだけでだした結論です。
文化的なものや、その他のものを一切考慮しておりません。
ご了承ください。

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