メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

剣山・次郎笈

2016-04-17 23:16:08 | 山行


4月16日は四国の剣山へ行ってきたよ。
上の写真は剣山の向かいにある次郎笈(じろうぎゅう)から撮影したもの。

広島戦に合わせてどこか行きたいと思っていろいろ調べたんだけど、中国地方の山はどこもアクセスが悪くて無理っぽい(4月だと残雪も心配)。
最初は想定もしていなかったんだけど、石鎚山とか四国の山も調べているうちに、どうも剣山なら広島泊でも行けそうだと分かった。
しかも4月16日は平成28年の剣山登山バスの運行初日、これは決まったな。

登山バスはJR土讃線の大歩危駅から四国中央バスの久保行きに祖谷の山深いところを約1時間乗車し、久保で三好市営バスに乗り換える。
ここからさらに山奥へ向かって約50分、ようやく登山口である見の越へ到着である。

見の越ですでに標高1450m、剣山の最高点が1955mだから、登山としては楽勝なんだが、バスの到着時間が11時、帰りの便の時間が15時10分と4時間ちょいしか時間がないが、なんとか剣山だけでなくその向かいの次郎笈まで行きたいと思ったので、楽をして登山リフトを使おうと思う。これで標高1700mまで高度を稼げる。
はずだったんだけどね、、、登山リフトが動いていない!どうやら運行は4月23日かららしい、数日前にリフト運行会社のHPを確認したら4月16日運行開始に向けてメンテナンス中とかなんとか書いてあったんだが、メンテナンスが間に合わなかったのだろうか。

じゃあ、もう歩くしかねーな。ここで12時までに山頂に到着できれば次郎笈まで行く。12時をオーバーするようなら剣山とその周辺の散策(コースはたくさんあるので、剣山だけでも時間は潰せる)をすることに決めて歩き出す。
で、冒頭の写真があるということは、12時までに山頂にたどり着いたわけです。かなり急いでギリギリだったけどね。



山頂はこんな感じで台地状になっております。剣の名前とはだいぶイメージが異なりますな。
一番右の写真は剣山から見た次郎笈。どう見てもあっちの方がかっこいいだろう、次はあっちへ行きます。


この山域ハイライトはこれだろうと思う。笹原の中の稜線を行く道。
剣山はそれなりに人が多かったが、こっちまでくる人は少ないようだ。
個人的には、この笹原の道を歩いてこその剣山と思うので、やはり次郎笈までは行かなければならないのだ。


次郎笈へ到着。こちらの標高は剣山よりも少し低くて1930m。


こちらは三嶺(みうね)へと続く稜線。三嶺まで笹原の稜線が続く気持ちのよさそうな道だ(途中に樹林帯もある)。
三嶺は写真のほぼ中央に写っている山だ(あってるよね?)。

三嶺は標高こそ1893mで剣山に劣るが、100名山の剣山よりも三嶺の方が魅力的に思える(が、登るのに時間がかかるのでバスでの日帰りは無理)。
途中の道標によると三嶺まで16kmとのこと。剣山山頂ヒュッテ(剣山山頂直下にある)に泊まれば行けそうだな、いつか歩いてみたいかも。

帰りは剣山に登り返すことはせず、巻き道を通ります。
リフトが運行していないという誤算から始まった登山となったが、なんとか剣山と次郎笈の2つのピークを踏むという当初の目的を果たせた。
午後から天気が崩れるという予報だったが、登山中の天気は快晴だったよ。

前泊が広島だったけど、やはり遠いっすね。
この日の行程を簡単にまとめます。

6:19 広島駅 ~新幹線JR特急~ 8:47 大歩危駅 8:58 ~四国中央バス三好市営バス~ 10:58 見の越 ~ 12:00 剣山山頂 12:10 
12:45 次郎笈山頂 13:25  14:35 見の越 15:10 ~三好市営バス四国中央バス~ 17:30 大歩危駅 18:05 ~JR特急新幹線~
23:10 東京駅 ~ 24:15 自宅到着

えーっと、この日は歩いたのが約4時間、それ以外は合計約14時間の移動ですね、、、歩きよりも移動疲れが。。。
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