少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

姿勢反射

2010-01-24 | 練習・試合後記
今日の一発目の試合。負けました
進歩した様なしないような
3回までは良い感じなんですけど、
そこから先が
ビックイニングを作られてしまう、ココ数試合のパターン。
四球やエラーから始まっちゃうんですね。

さて、今日のきっかけは、四球の後のサード内野安打。
ダブルスチールを決めれ、ファーストへの強襲ヒット。
2対3に追い上げた直後の2失点でした。

さて、このサードの内野安打。
高く跳ね上がったバンドを前に突っ込んできて好捕
その後、ステップが合わなかったのか、握りが悪かったのか。
投げるまでの時間が掛かって・・・

さて、昨日の野球教室での一コマ。
まさにこの捕ってから素早く持ち替えて投げる。
って事を練習したんですが・・・

子供達に教える前に
指導者に講師の方がポイントを30分程説明を。
ここで、ウロコが落ちたんですが。

投げる事を教える時って、まず投手が投げるように
教えないですか?
ウチも場合もそうなんですが、
軸足で真っ直ぐ立つようにとか、上げた足を投げる方向に真っ直ぐ出せとか。
これを子供に教えた場合、子供は投げる前にやる事が多過ぎて、
分かんなく成っちゃうと。
一番大事なのは、投げる瞬間。まずココから入りましょうって

その為にはスナップスローが有効だそうで、
スナップスローって手首で投げるって思ってましたが、
そうではなく、肘から先を使って投げることだそうです。
ウルトラセブンのワイルドショットみたいにして投げる。
分かります?
投げる方の腕を立て、その肘の下に反対の手を添える。
その状態で投げる。それがスナップスローだそうで。
分かってもらえたでしょうか?

更に大事なのが、姿勢反射と言う言葉を使ってました。
アップした松坂投手の写真。
この写真が姿勢反射です。本当はもうチョット左腕が上がっていて欲しいですが。
この姿勢は、投手でも内野手でも外野手でも共通の姿勢。
右手がライトアングル(直角)に成っていて、
右手の甲がホーム方向、
左手の甲がセカンド方向に向いている状態。
この状態させ作れる様に成れば、速いボールもコントロールもOK。
ワインドアップも勝手に出来るようになるそうで。

写真の右手首は立ってますが、子供にはこれは難しいので
手の甲が上に向くような形に曲がっている分にはOK。
掌が上に向いてしまうと、肘の外側に力が入るので、肘痛の原因になるそうです。

左腕。写真ではグロープは下に向いていますが、
子供の場合は投げる方向に向けた方が良いといってました。
内野手など時間を短く投げたい時は、グローブを上げなくてもOK。
要は、顔、肩、肘が一直線に投げる方向を向いている事が重要。
左腕を上げると、右肩が後ろに入りにくくなり、
その事で顔、目線がブレナクなるので、コントロールが良くなるそうです。

左腕を引くことで、反対の右腕が前に行く力になるので、
スピードも上がる。って事です。(作用、反作用?)
だから腕の振りは、後ろが小さく、前は大きくなります。
これはバッティングでも同じことですね。

で、昨日の練習。
いつもやっている三角キャッチボール。
ホーム、サード、ファーストについて。
ホームからサードに弱いゴロ投げる。サードはファーストに送球、フォースアウト。
ファーストからホームへ送球、タッグアウト。
夫々の塁で投げた人は、投げた方向へダッシュ。ってヤツですが。

送球については、この姿勢反射をうるさい程注意。
左手が下がってる右手が後ろに伸びてるって。

随分、送球ミスが減りました。

でも、皆さんのところも
姿勢反射と言う言葉は使わないにしても、
グローブで相手を指せとか。
右手甲はホーム方向に。って言っていると思います。
ウチも言ってますから、
ただ、そこまで行くのに、軸足がどうの、肘がどうの。って。
子供が混乱していたのかも

送球に関しての注意も、左腕、右手の角度だけにしたのも
良かったのかも。

じゃ、今日の敗因の起点になった、
ゴロの処理の注意点は?

それは後日

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8 コメント

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Unknown (肉団子3兄弟)
2010-01-25 11:04:08
良いか悪いか分かりませんが、
ソフトボールの選手達は正に肘から先で投げてます。
ボールが大きくて手首使いにくいからかな?
返信する
肉団子3兄弟さん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2010-01-25 11:08:45
スナップスローだけのキャッチボールも
教えてもらいました。
腕を振るのではないので、リリースポイントが
一定に成る気がします。
暫く、続けていきます。
返信する
Unknown (ケロの父)
2010-01-25 11:48:59
>きっかけは、四球の後のサード内野安打

私達のチームもこのようなパターンから大崩が多いです。

>一番大事なのは、投げる瞬間。まずココから入りましょうって

なるほど・・・ある程度出来る子は大丈夫ですが、1からだと有効かもしれませんね。
それに出来る子も基本が大事ですから、見直しですね!
返信する
ケロの父さん ありがとうございます (穴金空歩人)
2010-01-25 13:22:15
崩れるパターンはどこも同じなんですね
兎に角、姿勢反射の形を作る事が大事。って事です。
この形を作れれば、前後は自然に出来る。
って事です。
返信する
Unknown (PAT)
2010-01-25 22:18:42
>一番大事なのは、投げる瞬間。まずココから入りましょうって

確かに、どれだけ良い姿勢で立って、まっすぐ踏み出したところで、投げる瞬間が変なことになっちゃってたら、どうしようもないですもんね。
小猿くんも確認の意味を含めて、スナップスローの練習、やってみたいと思います。

”姿勢反射”については、ハイスピード動画や高速連写で撮影して確認してみます。
こういうときに、EX-FH20、役に立ちますね。
返信する
PATさん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2010-01-26 09:38:21
スナップスローの練習も教えてくれました。
右投げの場合で、
右足を前に左足を後ろにした状態で、
上半身を捻り、投げる。
この時、投げ始めも終わりも手の甲が上に向いている事。仮に投げ終わりで掌が上になっても
それからで良いから、甲を上にして。
上手く出来ない時は、顔の前で「の」の字を
書くように。だそうです。
分ります?

>こういうときに、EX-FH20、役に立ちますね。
そうですね。気が付かなかった
撮ってみます
返信する
Unknown (ランランラン)
2010-01-26 19:59:50
写真のフォームいまいち、良いフォームに思えない気がしますが。

キャッチボールとボール回し、
特に内野手は、ボール回しを沢山した方が実戦向きだと思うのですが、
正確に速く、するためには、捕り易い(受け易い、グラブを構えている所)かつそのまま受け手がすぐに投げ易い所に投げる、練習ですよね。

これは、味方に、仲間に気持ちを込めてアウトをとるために投げるんですよね。受け手もアウトにするために受け捕るんですよね。

アウトを取る捕るための、ボール回しや、キャッチボールも必要だと痛感しています。
返信する
ランランランさん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2010-01-26 20:28:04
写真は、そう言われると後ろに傾きすぎてますね。

>ボール回しや、キャッチボールも必要だと痛感しています。
全く、その通りだと思います。
特にボール回しは重要と考えてます。
塁間を正確に投げ、捕るをしないと
アウトになりません。
乱暴かもしれませんが、塁間の距離さえ
正確に投げられれば、良いとも思います。

ただ、子供なので、
色々なバリエーションのキャッチボールで、
飽きさせない様な工夫と正確な送球の為に、
かたちを覚えさせるのも重要かなと思います。
返信する

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