日曜日、やっと、「じてんしゃやFIT」さんに行くことができました。
目的は、新車の購入。ミニベロの更新を考えています。
どんな自転車にするかは、自転車が来てから紹介しましが、メタボ化が着実に進展しつつある今、この自転車で鍛えなおす…もとい、ダイエットに励みたいものです。
そのFITさんでお話を伺ったのが、デュラエース9000のブレーキ、大変評判がいいようです。
「とにかく、効きがいい。でもって、コントロールもいい」そうです。
ところが、このブレーキ、あの樹脂コーティングしてあるワイヤーを使うことが、多くのアップグレードを狙うユーザにとっては、ネックになっています。
なんでも、樹脂コーティングのせいで、ワイヤー取付け部が滑ってしまうそうな。きっと、デュラ9000ブレーキは、滑り止め加工(処理)がしてあるんでしょう。
でもね、よく考えたら、「スチールのワイヤーに樹脂コーティング」なんですよ。
樹脂が問題となるなら、そう、焼いてしまえばいいのです。
以前、こちらで取り上げましたが、軸線自体はコーティングされておらず、巻線側が「PTFE」でコーティングされています。
「あれっ?軸線がコーティングされていないなら、滑らないのでは?」って所が落とし穴で、PTFEは、相手に自身を転写することで、より摺動性が良くなるのです。
つまり軸線側にも、バッチリ、PTFEが乗っかっています。これを焼いてしまえばいいかと。
PTFEの融点は327℃なので、この温度以上にすれば、溶解します。…半田ごて(350℃以上になる)なんかがいいんじゃないででしょうか?
具体的には、デュラのワイヤーを持ってきて、ブレーキのネジで挟む所だけ半田ごてで焼いてやる。(それ以外のワイヤー部には、半田ごては当てないでくださいね)
これだけで、このワイヤーは他のコンポーネントでも使えるハズです。
ブレーキのフリクションなんて、大部分がワイヤーのフリクションです。
普通のワイヤーでは、低速のワイヤーを摺動させる為にグリス、高粘度オイル(又はマメに注油)を使いますが、これらがフリクションの元凶です。
PTFEは、それ自体が摩擦係数の低い材料ですから、くれぐれもグリスなんか塗ったくって、性能を落とさないようにしてくださいね。(低粘度オイルが最適)
また、面倒くさいからって、ライターとかバーナーであぶるのもNGですよ。
ワイヤーの方に「熱処理」が入って、(場合によっては)ポキッとかいって、折れちゃいますからね。
ところで、もちろん、これは、調査に基づく、理屈上だけの話です。
下りでワイヤーが滑ると、とんでもなく恐ろしい事が起きるのを理解した上で、オウンリスクでやってみてくださいね。
今日はここまで
目的は、新車の購入。ミニベロの更新を考えています。
どんな自転車にするかは、自転車が来てから紹介しましが、メタボ化が着実に進展しつつある今、この自転車で鍛えなおす…もとい、ダイエットに励みたいものです。
そのFITさんでお話を伺ったのが、デュラエース9000のブレーキ、大変評判がいいようです。
「とにかく、効きがいい。でもって、コントロールもいい」そうです。
ところが、このブレーキ、あの樹脂コーティングしてあるワイヤーを使うことが、多くのアップグレードを狙うユーザにとっては、ネックになっています。
なんでも、樹脂コーティングのせいで、ワイヤー取付け部が滑ってしまうそうな。きっと、デュラ9000ブレーキは、滑り止め加工(処理)がしてあるんでしょう。
でもね、よく考えたら、「スチールのワイヤーに樹脂コーティング」なんですよ。
樹脂が問題となるなら、そう、焼いてしまえばいいのです。
以前、こちらで取り上げましたが、軸線自体はコーティングされておらず、巻線側が「PTFE」でコーティングされています。
「あれっ?軸線がコーティングされていないなら、滑らないのでは?」って所が落とし穴で、PTFEは、相手に自身を転写することで、より摺動性が良くなるのです。
つまり軸線側にも、バッチリ、PTFEが乗っかっています。これを焼いてしまえばいいかと。
PTFEの融点は327℃なので、この温度以上にすれば、溶解します。…半田ごて(350℃以上になる)なんかがいいんじゃないででしょうか?
具体的には、デュラのワイヤーを持ってきて、ブレーキのネジで挟む所だけ半田ごてで焼いてやる。(それ以外のワイヤー部には、半田ごては当てないでくださいね)
これだけで、このワイヤーは他のコンポーネントでも使えるハズです。
ブレーキのフリクションなんて、大部分がワイヤーのフリクションです。
普通のワイヤーでは、低速のワイヤーを摺動させる為にグリス、高粘度オイル(又はマメに注油)を使いますが、これらがフリクションの元凶です。
PTFEは、それ自体が摩擦係数の低い材料ですから、くれぐれもグリスなんか塗ったくって、性能を落とさないようにしてくださいね。(低粘度オイルが最適)
また、面倒くさいからって、ライターとかバーナーであぶるのもNGですよ。
ワイヤーの方に「熱処理」が入って、(場合によっては)ポキッとかいって、折れちゃいますからね。
ところで、もちろん、これは、調査に基づく、理屈上だけの話です。
下りでワイヤーが滑ると、とんでもなく恐ろしい事が起きるのを理解した上で、オウンリスクでやってみてくださいね。
今日はここまで
コーティング取っちゃえば良いのですよね。
ご指摘のリスクはありますね。
9000は積極的に撓ませてるようなインプレが多いですね。
設計思想が変わった印象です。
※持ってないので想像です。
次期アルテグラとの差別化が気になります。
ベアリングは減らすとして剛性で差を出していたのとは違い
明確な差が出しにくいような。
この件、カンパの二番煎じなので、面白くないばかりか、個別に剛性コントロールアームを持つカンパに、構造的に劣っているような気がしつつも、なんか見落としがある気がするんですよ。(シマノだって、そんな企画はしないハズ)
そこが、なにか分かったら、記事を書いてみようかと。(自信はありませんが…)
では
行きつけのショップの店員さんがカンパ派なのですが、9000のブレーキはコントロール面でもカンパより良いかも・・・なんて言っていました。
私に9000は身分不相応なんで、同じ流れの(多分)6800を何気に狙っています。
今回の9000はホント動きが滑らかになってます、
が
カンパは以前から滑らかなんですよね~
なんででしょう?
9000のブレーキは、ネット上でも評判がいいようですね。
カンパ派の方からもいい評価を得るなんて、やっぱり、良い物なんでしょうね。
まぁ、カンパもDスケルトンブレーキを出してから、はや10年近く経ちますから、やっとシマノが追い付いてきた・・・と言うのが、カンパ派の言い分ですが。
こうなると、カンパの次回作が気になります。早く出ないかなぁ。
では
こちらこそ、いつもお世話になっています。ミニベロの件、よろしくお願いします。
私は、シマノとカンパを並べて比較なんてできないので、カンパの方が、以前から良かった・・・なんてコメントは、自転車屋さんならではのコメントで、とても気になります。
ちょっとカンパも調べてみようかと。
では