ジロ、第二ステージは、チームTT。
結果にはあまり興味はなく、ひたすら機材観察。
なかでも、チームSKYは圧巻。絶対にこのチームには、空力の専門家がいますよ。
まず、フロントホイール。バトンホイールです。
(シクロワイヤードより)
先に書いた通り、ホイールの空気抵抗は、スポークの「形状」が生んでいます。
丸スポークでは、断面積は小さいけど、形状抵抗係数Cd値は大きくならます。そんなスポークの数が、少なくとも10本はいるのが、問題です。
SKYはスポーク(?)が3本のバトンホイールを持ってきましたね。
多少断面積が大きくとも、重量が重かろうが、形状係数Cdが小さい方が、アップダウンの少ないコースでは有利です。
次は、スキンスーツ。
二の腕に、ボルテックス・ジェネレーターが付きました。
やはり、二の腕の後ろの層流剥離は、空力屋には許せないようです。
ただ、私なら、もっと積極的に攻めますね。腕輪を付けて、コーダトロンカにするとか、二の腕にもトンガリコーンとか。
面白い注目は、背中。
整流効果を狙ったと思いますが、遂に背中に「ヒレ」が生え始めました。
このまま進化すると、シャークフィンではなく、「トリケラトプス・フィン」になりそうです。
将来、そのトリケラトプス・フィンに、スポンサーのロゴが書かれるなんて事になるのでしょうか?
…意外と好きかも。
今日はここまで
結果にはあまり興味はなく、ひたすら機材観察。
なかでも、チームSKYは圧巻。絶対にこのチームには、空力の専門家がいますよ。
まず、フロントホイール。バトンホイールです。
(シクロワイヤードより)
先に書いた通り、ホイールの空気抵抗は、スポークの「形状」が生んでいます。
丸スポークでは、断面積は小さいけど、形状抵抗係数Cd値は大きくならます。そんなスポークの数が、少なくとも10本はいるのが、問題です。
SKYはスポーク(?)が3本のバトンホイールを持ってきましたね。
多少断面積が大きくとも、重量が重かろうが、形状係数Cdが小さい方が、アップダウンの少ないコースでは有利です。
次は、スキンスーツ。
二の腕に、ボルテックス・ジェネレーターが付きました。
やはり、二の腕の後ろの層流剥離は、空力屋には許せないようです。
ただ、私なら、もっと積極的に攻めますね。腕輪を付けて、コーダトロンカにするとか、二の腕にもトンガリコーンとか。
面白い注目は、背中。
整流効果を狙ったと思いますが、遂に背中に「ヒレ」が生え始めました。
このまま進化すると、シャークフィンではなく、「トリケラトプス・フィン」になりそうです。
将来、そのトリケラトプス・フィンに、スポンサーのロゴが書かれるなんて事になるのでしょうか?
…意外と好きかも。
今日はここまで
空力はまだまだ改善しますね。
ただ効果がありすぎると
ルールの条項が増える可能性もありますが
楽しいですね。
ライダーの空力はこれからのトレンドになるかもしれませんね。ある文献によると、85%はライダーの抵抗ですから、いろんなTRYがこれから始まると思います。
そんなゴチャゴチャした空力付加物が付いたライダーを眺めるのも、また、面白い観戦方法かもしれません。
技術屋がロードレースを見るなら、断然、TTですよ!