自転車のチェーン。潤滑面での仕様環境が厳しい故に、そのアプローチが面白いです。
かつて、シマノが、デュラエース9000のチェーンに適用したのは、Ni-P-PTFE。これはやはり、耐久性に難があるようです。(特にチェーンみたいな厳しい所では)
オイルブレンド屋のVERTYがやってるような、シリコンナイトライド(SiC(窒化ケイ素))や、ボロンナイトライドは、摩擦係数は下がりますが、相手への攻撃性が強い、困ったちゃん。
レースなど、ここ一発ではいいでしょうが、日常使いは…。
今回紹介されているのが、Ni-P-Bにグラファイトを混ぜたもの(by日本カニゼン)。要するに、鉛筆の芯を混ぜたってことです。こちら。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/EVENT/20130523/283173/?ST=AT
バインダーとしての同位体のカーボンではなく、単体の黒鉛。
メリットは、相手への攻撃性が少ないこと。鉛筆だもんね。
母材も硬いので、定番の相乗効果で摩擦係数低減が期待できそうです。
これを自転車のチェーンの表面処理に使うのが、面白そうです。
ドライでも使え、PTFEより耐久性があり、チェーンへの攻撃性も少ない。理想的じゃないでしょうか?
ネックは、摩耗粉の色。
摩耗粉が黒いから、チェーンが汚く見えるのは間違いありません。
継ぎ足しの潤滑油にも黒鉛が入っている方がいいので、いつでも、いつまでたっても、真っ黒。
うーん、美しくはないかなぁ…。
まぁ、どうせ汚れるし、みたいなMTBだったらいいんだけど、ロードバイクては、チョット…。まして、街乗りバイクでは、服が汚れそうだし…。
機能を追求しても、美しさまで求めるのは、難しいですね。潤滑の世界には、「機能美」なんて言葉はないし。
一度、自分のチェーンに、鉛筆の粉を混ぜて、どれほどヒドイことになるか、試してみようかしら?
(でも、汚いのはヤダしなぁ…)
悩みは尽きない。
今日はここまで
かつて、シマノが、デュラエース9000のチェーンに適用したのは、Ni-P-PTFE。これはやはり、耐久性に難があるようです。(特にチェーンみたいな厳しい所では)
オイルブレンド屋のVERTYがやってるような、シリコンナイトライド(SiC(窒化ケイ素))や、ボロンナイトライドは、摩擦係数は下がりますが、相手への攻撃性が強い、困ったちゃん。
レースなど、ここ一発ではいいでしょうが、日常使いは…。
今回紹介されているのが、Ni-P-Bにグラファイトを混ぜたもの(by日本カニゼン)。要するに、鉛筆の芯を混ぜたってことです。こちら。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/EVENT/20130523/283173/?ST=AT
バインダーとしての同位体のカーボンではなく、単体の黒鉛。
メリットは、相手への攻撃性が少ないこと。鉛筆だもんね。
母材も硬いので、定番の相乗効果で摩擦係数低減が期待できそうです。
これを自転車のチェーンの表面処理に使うのが、面白そうです。
ドライでも使え、PTFEより耐久性があり、チェーンへの攻撃性も少ない。理想的じゃないでしょうか?
ネックは、摩耗粉の色。
摩耗粉が黒いから、チェーンが汚く見えるのは間違いありません。
継ぎ足しの潤滑油にも黒鉛が入っている方がいいので、いつでも、いつまでたっても、真っ黒。
うーん、美しくはないかなぁ…。
まぁ、どうせ汚れるし、みたいなMTBだったらいいんだけど、ロードバイクては、チョット…。まして、街乗りバイクでは、服が汚れそうだし…。
機能を追求しても、美しさまで求めるのは、難しいですね。潤滑の世界には、「機能美」なんて言葉はないし。
一度、自分のチェーンに、鉛筆の粉を混ぜて、どれほどヒドイことになるか、試してみようかしら?
(でも、汚いのはヤダしなぁ…)
悩みは尽きない。
今日はここまで