ふたりdeぶろぐ
多種多様な趣味を持つふたりのブログ~絵本、プロレス、切手、音楽など~
 




【タイトル】「でんしゃがまいります」 
【出版社】福音館書店
【文・絵】秋山とも子
【定価】絶版
【ストーリー】朝6時、新宿駅では、駅員のほかに、新聞を運んでくる人など、いろいろな人が働いています。7時過ぎ、学校や会社に出かける人たちでホームがいっぱいになります・・・。
【感想】新宿駅のホームの一日を描いた絵本。とにかく絵が細かい!すみずみまで人間ウォッチングが楽しめる。しかも小さい字でセリフ入り。駅員と乗客の会話や、売店のおばさんと客の会話とか。あと、普段は見れない駅の事務所が詳しく描かれていて、とても興味深く読むことができる。鉄道ファンにはたまらない絵本でしょう。絵本の最後に「この本は、1987年から1988年の取材に基づき、その後2年間かけて描かれたものです」と書かれている。このパワーには恐れ入る。
この絵本も復刊ドットコムで少し票を集めているようで、裏人気の高い作品といえるでしょう。こどものとも傑作集「やこうれっしゃ」のように、ハードカバーでの復刊が望まれます。
【備考】こどものとも415号(1990年)


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