インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

インディオ号、宇佐神宮へ!

2008-05-12 00:54:55 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
インディオ号の話が受けているのか、先週は訪問者が497人もあった

日曜日、インディオ号は観光地・宇佐へ走った。

 九州の福岡から大分に来て1年3ヶ月。思えば、最初に宇佐神宮に訪問して祈願した(JRとバスできた)。肉体的には?だが、経済的には豊かになった。26万ぐらいしかなかった貯金も、インディオ号を買っても97万は残っている(え? 少ない?)。来月も給料が頂ける。

福岡に住んでいた頃は悲惨な貧乏暮らしで、仕事もころころ変えていた。だから貯金どころではなかった(交通機関が発達していたので車は必要なかった…?)。今も納得の行く仕事ではないが、贅沢は言っていられない。幾ら給料が高くても短期で終わっては意味がない。どんな仕事でも「継続は貯金なり」ってことか。

 そういえば、宗像大社で引越しの決意をしたっけ…。インディオは色々思い返しながら、境内を散歩した。宇佐神宮は森林公園のようで、川や池、樹木で彩られていた。小さな神社が密集していた。八坂神社の御神木は圧巻だった。
「小説家で食べていけますように…」とは、さすがに祈れなかったが、「精神的に落ち着きますように…」と両手を合わせておいた。環境的・経済的には不安定になるのは避けられないとして、せめて心だけでも冷静になれ、落ち着け、との思いである。

 昨夜観た映画が交錯した。
『幸せのかたち』。クリス・ガードナーという極貧の自営業者(医療器具を仕入れて売っている)が、一流企業のストックブローカー(株の仲買人)になり、成功するまでの話であった。小さな息子と共に、研修生から正社員になるまでホームレス状態で苦学しながら切り抜けたという実話のようだ。
今の自分にとって、『アポカリプト』より、よっぽど良い話であった。営業の世界はインディアン(=嘘をつかない)では成り立たないが、一家の主ともなると、どんなことをしても息子を食わしていかなければならない状態に追い込まれることも稀ではないだろう。特に今の世の中は。インディオはまだまだ甘いのかもしれない。
 
 子供連れで神社に来た父親は、何を祈願したのだろうか。

 日曜日なのに、宇佐神宮は多くはなかった(九州一の神社が、こんなものなのか?)。
 神社は老人や顔色の悪い中年が多かったような気がする(錯覚か)。せっぱつまって神社へ行っているのだろうか。

 人間、追い込まれなければ底力は出ない!
 …しかしインディオは追い込まれたくない。

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2 コメント

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お疲れ様です (アンデス)
2008-05-15 23:49:18
インディオさんに歴史あり・・・ですね。

人生は何があるのか分かりません。

私の恩師は画家ですが「画家だけじゃ、家族を養うには収入が安定しないからねぇ。画材やスケッチ旅行の費用も必要だしねぇ。」と、定年まで高校の美術教師と兼業していました。

インディオ号で色々な場所に行ったり、色んな経験をしたり・・・収入にゆとりがあれば出来る事が増えますよね。

あまりに追い詰められると、逆にアイデアを練ったりする心の余裕が持てなくなるのかなぁと思います。

なぁんて思う私は甘ちゃんなんですが。

福岡でしんどいのを体験なさってるから、充分ですよね。

偉そうに書いてしまいました。<(_ _)>
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さすらいの人生ですね (インディオ)
2008-05-16 16:07:14
しんどい経験とは、恐縮です。
アンデスさんの言われるとおり、「貧すれば鈍する」で、インディオが余りにも貧乏だったとき、本代や交通費をケチったりして、人生が小さく縮んだような気もします。

何にしろ、投資をしなければ成果は生まれないのかもしれません。ただ投資をするカネのために時間が…。週55時間もそれに奪われては、多少カネができても問題かもしれません。

時間があればカネがない。カネがあれば時間がない。
人生矛盾だらけですね。
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