インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

活火山の地に立つ!

2008-05-05 18:58:19 | インディオ号の足跡+旅・魚釣り
 阿蘇に一泊する予定などないのだから(九重で日帰り)、旅館などとれるわけがない。GWの真っ只中では、割増料金があり、1万円以内(予算)で見つかるはずがない(前もってネットで探しておけば別かも)。

 仕方がないので、インディオ号で一泊することにした。
 神社付近の道の駅?で座席を倒してみれば、案外広く、ネットカフェ難民みたいだ。CDもジャンル不問で250枚は車に置いてある。カエルの声、肥料の香り?がちょっとした。音楽を止めて考え事をすると涙が出てきた。多分、実家を思い出したのかもしれない。
 最初は気持ちの良い夜風だったが、雨が降り始めた。
 次第に寒くなり、インディオは、何処か入る場所を探した。コンビニは多かったが、長居は出来ない。ジョイフル(24時間食堂)があった。
 これはラッキー、「ネットカフェがないからネットカフェ難民になれないが、ジョイフル難民になれるかも!」と駐車しようとした。が、人間考えることは同じだ。PM10時過ぎで車が待ちの状態。
 インディオはエアコンで暖房をかけたが、何か弱すぎる(壊れているのか?)。仕方ないので、寝る前に缶ビール一本飲んで、震えながら、何とか眠った。

 朝は小雨で霧に包まれていた。
 パッサカリアを聞きながら事故らないように、インディオ号をそろそろジョイフルへ向かわせた。
 駐車場はガラガラだった。
そうだったのだ。ジョイフル難民など阿蘇山界隈で起こるはずがない。インディオの錯覚だったのだ。

 インディオは焼きサバ定食に雑炊を食べ、1時間ぐらい粘って、景色が開けるころ、インディオ号を阿蘇山の頂上に向けて走らせた。
 20年前、広島の中学生だった頃、修学旅行で行って以来。自発的に行ったわけではないから大して記憶にない。

 肌寒かったが、雄大だった。樹木はないが、大地そのものエネルギーを感じた。まあ、阿蘇山は噴煙を上げている活火山だから、エネルギーを吐いているには違いない。最後の見納めにならないよう祈りながら、インディオは下山したのであった。

 それにしても、軽で山を走っている輩は少なかったような…。
                        (つづく)

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