まるたの日々

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辻井伸行、アシュケナージ/オーケストラ・アンサンブル金沢@オーチャード(2013/9/20)

2013年09月21日 22時10分25秒 | クラシック音楽
会社抜け出して聴いてきました。

まず、最初は、
ベートーヴェン プロメテウスの創造物 序曲

実は、この曲があるの忘れてました。
知らない曲で聴いたこともありません。

印象としては、モーツァルトの呪縛が解けてない時代のベートーヴェンの曲。
作曲年代的にもそんな感じだし、
あんまり演奏されないのも
ベートーヴェンらしさが感じられないからでしょう。

さくっと次に行きます。

ここが難題、辻井伸行、
グリーク ピアノ協奏曲。

昔、ドキュメンタリーとか聴いたときの印象は、
よく指が回ってるけど、それだけな感じ、
コンクールなんかで現れたそれ以外の部分は
横山先生、頑張りました!という感じでした。

金曜のは、それよりはずっとよかったです。
ただグリーグみたいな曲は向いてないかもね。
第2楽章はとてもよかったけど、
他は明らかに音量足りてませんでした。
かなり小編成のオケに負けてたし。
オケの一部として演奏するパートはとてもよく調和してたんですが、
ソロが大音量で目立たなきゃいけないパートはちょっとつらかったな。

こういうのより、第2楽章の部分とか
アンコールの曲みたいなのの方がよかったし
好きなんでしょうね。

アンコールは
グリーグ 春に寄す
シベリウス もみの樹

よかったですね。
昔見たドキュメンタリーで辻井伸行自身が作曲した曲を
聴いたんですが、
それと雰囲気が似てました。
こういうのに共感するみたいだし、
おそらく共感できないものはあまりうまく演奏できないのかもね。

最後は、
ベートーヴェン 田園

最後の最後まで編成がすごく小さかったんですが、
田園って、あんな小さい編成でやる曲でしたっけ?

あの曲ってずっと同じような感じで
環境音楽的心地よさが続くので
寝不足もあって寝落ちしました。
よく覚えてません。

OEKは思ったよりずっと上手でした。
少なくとも管は東フィルよりずっとマシ(笑)。
ホルンきれいだったな。
#弦は東フィルの方がずっと綺麗ですけど。

アシュケナージには一生懸命ついて行こうとしてたけど
タイミングがうまく合わなかったようなところがありましたね。
よく金管が出遅れてました。
#N響はだいぶ学習したんだなと。

あと、気にしてた観客のマナーですが、
おしゃべりしたり、ポップコーン食べたりするのはいなかったけど、
楽章間にもれなく拍手が入りました(笑)。

田園って3楽章から5楽章の間に休みが入らなくて、
その間に寝落ちしたんですが、
途中に休みが入って拍手が聞こえたら、起きたかも。残念(笑)。

最後にアンコール、
なんかエルガーの曲だとアシュケナージ自身が紹介してました。
かわいらしい曲でしたね。
エルガーってこういうの書くんだ。

さて、こんなところで、
来年、またヴォフカとデュオするらしいですが
東京公演が発表されてません。
やるんかいな。
春祭だという噂です。

春祭なんだったらガヴリーロフとのデュオCD復刻して欲しいな。








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