Youtubeでプレトニョフが弾く
ショパンエチュード25-7を見つけました。
グラモフォン移籍第1弾のショパンのCDの販促用のビデオかなにかだったようで、
プレトニョフ本人がこのCDにかける意気込みのようなものを語っています。
プレトニョフ若いです。
これだけ長く喋っているのを聞いたのは初めてです。
意外と声高いですね。でも口の中でぼそぼそ喋ってます。
内弁慶のオレ様全開なしゃべり方(笑)。
なまりもかなりきついです。
聞いていてなまっているのか文法が間違っているのか、
判別できない部分も多々ありました。
そりゃ、こちらの聞き取り能力の問題かもしれませんが。
なお聞き取ってみた内容はこんな感じ。
Chopin's music is very various.
There is sad moment, tragic, dramatic, sometimes gay happy,and everything.
Well for me, it's the emotional music that makes that difficult to play.
That's why I must say that somebody plays Chopin
it reveals his own nature, I mean, the nature of the performer very much.
There's nothing to hide behind.
This Chopin CD is the first recording which I do for the Deutsche Grammophon.
So I wanted to start this recording with something very essential in music.
And therefore I think Chopin, the selection of Chopin pieces,
there present almost all sides in Chopin's nature.
There I use all my technique, I used all my knowledge of different piano sounds
to make this music sound like I think it was invented.
多少違ってるところはあると思いますが、内容はそんなに違ってないと思います。
どのみち大したこと言ってないです(笑)。
まあ、声聞けてよかったかなという感じ。
アシュケナージの声は最近N響アワーあたりでよく聞けるようになりましたが
同じロシア語なまりでこうも違うかと思いました。
なまりにも性格でるんだなぁとつくづく思います。
アシュケナージが開けっぴろげに早口で喋り、
ロシア語なまりを全く気にしてないのに比べて、
なまりにコンプレックス抱えるように考え考え口ごもりながら喋ってます。
でも、まあ、面白かったです。
これも含めてYoutubeは著作権法違反なコンテンツが殆どで、
Googleの買収でそれが変わるかとか言われてますが、
Youtubeからその手のコンテンツを取り去ったらほとんど何も残らないですね。
著作権協会とかがキーキー言ってますが、
結局こういうものに需要があるんだと思います。
見逃してしまったテレビ番組とか、
簡単には入手できない古いテレビやビデオなどなど。
それらをリーズナブルな値段で手軽に見れるようにしてくれれば
こういった違法サイトは減っていくと思います。
キーキー言う前に根本的な問題を解決することを考えた方が
建設的ですね。
このプレトニョフの販促ビデオ、売ってたら買いますよ、きっと。