GDP比190%の公的債務を抱えた日本について、このところ海外メディアが矢継ぎ早に論評しております。このままでは「持続不可能」というのが共通した認識ですが、2015年には、国内貯蓄の金融機関経由での国債買いの原資が枯渇するとIMFは試算しており、それをうけて、一部の外国投資家はすでに、日本国債の金利上昇を睨んだ動きを取り始めております。
中でも、英エコノミストの記事がこの問題の現状をよくとらえていると思います。英文の原文も添付しておきます。
4月8日の同誌の記事と併せてご覧ください。
過去、日本人はこうした危機に対して有効に対処した経験はなく、結果的には戦争や、地震などで壊滅的な被害を受けないと立ち上がらない国民性であるとの指摘は、まさにその通りですね。
しかし、金利上昇と円安が招く国家破綻は、過去の戦争にも劣らぬ打撃を人々の生活に与えるはずです。
IMFのいう2015年ではなく、あと2-3年が臨界点に達するポイントと見ております。
中でも、英エコノミストの記事がこの問題の現状をよくとらえていると思います。英文の原文も添付しておきます。
4月8日の同誌の記事と併せてご覧ください。
過去、日本人はこうした危機に対して有効に対処した経験はなく、結果的には戦争や、地震などで壊滅的な被害を受けないと立ち上がらない国民性であるとの指摘は、まさにその通りですね。
しかし、金利上昇と円安が招く国家破綻は、過去の戦争にも劣らぬ打撃を人々の生活に与えるはずです。
IMFのいう2015年ではなく、あと2-3年が臨界点に達するポイントと見ております。
冗談半分に言うと、天才的な才能を持った若者に資金を投下するのがもっとも有効かも知れませんね。昔から、「知恵」に勝るものはありません。
2005年頃、ユーロの口座を英国に開設し、そちらにわずかな資金をユーロ建てで移動させるつもりでしたが、その後のユーロ圏の挫折を見ても、外貨投資もあてにはならないようですね。
今のところ金がヘッジとしてはうまく機能しておりますが、これも乱高下が激しく短期で対応するのはかなり難しいものです。(私の場合は2004年から買い付けを開始し、金融資産に占める比率は今日現在で45.6%にもなっております。)
今日のバッハは私好みの音色で、繰り返し拝聴しております。
いろんな可能性を考えて豪ドルが良いのかと思いました。
理由
・米国のように諸外国と敵対しているカントリーリスクが少ない。
・資源が枯渇しないうちは衰退はない。
以上の観点から米ドルやユーロよりも安心感があると思いました。
どのように思われますでしょうか?
豪ドルは、今回いち早く先進国では利上げに踏み切ったし、資源と連動する外貨という面からも確かにもっとも有望ですね。
しかし、日本がこけるような事態は史上初です。リーマン・ショックを上回るショックが世界を駆け巡った場合は、豪ドルといえども大きな影響を受けそうですね。
マイルドなインフレ政策が功を奏して、資源高、食料高程度で収まるなら、つまり、本当のソブリンリスクが現実化しないなら、豪ドル投資も良いかも知れません。
予想を超える混乱には確実な安全場所はないのでしょうね。
マリオマリさんのように早くから有事に備えていれば、と後悔しておりますが
悔んでも仕方ないので出来る事をやろうと思います。
豪ドルも有望との自信がでましたので
一つの手として実行していこうと思います。