マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

『オールアバウト』へ「世界で活躍する子の必須条件!グローバル意識の育て方」をまとめました、子供時代に異文化に触れると気持ち面でも遠く離れた相手の側に立てる

2017年04月22日 | 21世紀型子育て

こちらにも、「グローバル人材」や「異文化理解」について、つづってきました。

日本政府も企業も切望する「グローバル人材」?国境をこえて活躍できる力がますます鍵になってきそうですね

多文化プロジェクト:http://blog.goo.ne.jp/managaoka/c/715b856887be28af5e55310fe7513fcb

 

 

以前も書いたのですが、私自身の中で強烈に異文化を意識したのは、

保育園で、世界の旗を描くプロジェクトをしたときのことです。

 

「トルコの旗」の担当となり、見本を真似ながら、赤色に、三日月と星を描きました。

それ以来、「トルコ」という国が、何だか私にとって、特別に親しみのある国に感じられたんです。

「トルコ」という言葉に、敏感に反応していた自分を思い出します。

 

ですからより大きくなってから知った「トルコ風呂」という名称にも、かなり違和感を持ちましたよね。

トルコからの留学生やトルコ政府からの抗議で、

今では性風俗には用いられなくなったわけですが、

トルコ側からしてみれば、やはりたまったものじゃないですよ。

「性風俗がいい・悪い」ということではなくて、実際の「トルコ風呂(ハンマーム)」と「ソープランド」は全く異なるものですから。

他の国の性風俗の場が「ジャパニーズバス(日本の混浴場)」と呼ばれて、

すっかり国民の隅々まで広まってしまったようなものです。

 

 

と、ちょっと「えっ」と思うような例かもしれませんが、

子供時代に、異文化に触れるというのは、

「全く関係のない遠い国」ではなく、

気持ち面でも、より相手の側に立てるようになるということがあるのだと思います。

 

ひょっとして、私もあの保育園で旗を描くという、それ以来、

ワクワクとトルコに思いをはせるきっかけがなかったのならば、

単に「遠くの国の人が文句言ってる」ぐらいに思っていたかもしれません。

 

子供時代に、異文化に親しむということは、

遠く離れた国にも、自分たちと同じように、日々笑ったり悲しんだり泣いたり喜んだりする人々がいる。

そんな当たり前のことを、当たり前に感じられるようになる、ということなのかもしれません。

 

 

子供時代から、そんな「当たり前の感覚」を育む大人が増えていったら、

世界も、随分と変わってくるではないでしょうか。

そして「国際交流!」とかしこまらずとも、身近で地道な活動が、

子供たちの「グローバルな意識」を養う、そう思います。

 

記事には、日常生活の中で親子で楽しく実践できる18のアイデアが紹介してあります。

興味ある方是非どうぞ!

世界で活躍する子の必須条件!グローバル意識の育て方

他にも、アイデアはたくさんあると思います。

日常生活の中で、「グローバル意識」を育んでやりたいですね。

 

みなさん、暖かい春の日を!

 


キャンプの思い出はきっと子供たちの内に「陽だまり」のようにあり続ける。もっともっとと走り続ける中、今与えられているものに気づき・抱き・感謝するひととき

2017年04月22日 | 風景・旅

キャンプから戻りました!

 

「実際に行き来するもの」はあまりにも目まぐるしく過ぎ去り、

しばらくまとめていないと、溢れすぎて途方に暮れてしまうのですが、

さらさらと流しつつ、「これかな」と感じる断片をすっすっとすくっていきますね。

 

 

1.アラスカ時代はハネムーンにはじまり、子どもができてからも夏といえばキャンプでした。家を引き払って東海岸へ発つまでの1週間程も、16日間かけての引越しの旅も半分以上キャンプ生活。アラスカでは夫もテントからスーツ着て勤務状態。今は、上の子達が大きくなるにつれ、テントからもろもろの活動へ、です。今回は、キャンプ地から長男をNPO活動へ送迎でしたよ。

 

 

2.キャンプはいってみれば、「不便さと不快さのオンパレード」です

使える水も限られ、

暗くなれば懐中電灯や焚き火のみがたより、日中汗や土にまみれてもシャワーなし、

虫だって大小うようよ、

 今回も蛇と遭遇、

トイレだって全然きれいじゃないです。

そして準備と後片付けも、ああ大変。

 

 

3.ではなぜそこまでしてキャンプか? やっぱり皆、好きなんですよね。普段、匂いや虫や汚さにかなり敏感な子ども達も、それでもキャンプとなると目を輝かせます。不快さを感じながらも、それに勝る「心地よさや喜び」を感じるためなんでしょうね。

それは、森の匂い、

川のせせらぎ、

鳥の鳴き声、風にゆれる葉っぱのまぶしさ、

焚き火の温もり、空いっぱいの星、

寝袋を引っ付き合わせてクスクス笑い合いながら眠ることだったりするのでしょう。

 

4.先日、長女と「子どもには多様な体験をさせるのがいいという説があってね」といった話をしていたとき、「私には、キャンプがよかったなって思う」としみじみ言っていて、へーと思いました。今はすっかり大きくなったグランパの4人の子どもたちも、当時初めてだったキャンプの話を今もしていると聞きますキャンプの思い出は、子供たちの奥底で「陽だまり」のようにあり続けるのでしょうね。

 

 

5・子供たちが遊びに出払い、しんとした夕暮れのキャンプ地で、たき火を見つめながら夫とも話しました。普段、もっと効率的に、もっともっとと髪振り乱して走り続ける中、今与えられているものに気づき・抱き・感謝するひとときを日常に散りばめていきたいねと。「不足の不安」を基にするのではなく、「喜びと感謝」の上にこれからを築いていけたらと。それには、筋力トレーニングのように、日々の気づきと実践の繰り返しが不可欠、と同意。

目の前には常に、「不安恐れ」と「喜び感謝」のどちらを基にするかの「選択」があります。そこにヒトの「自由意志」があるのかもしれませんね。精進していきます。

 

 

さて、週末も走り回ります! 

今日は、長男お友達に誘われDCでの「サイエンスを守るデモ」&NPO作り話し合いへ、長女ジムナスティック&お友達とショッピング、次女ランニング、三女バイオリン、次男サッカー&ピアノです。

それではみなさん、温もり溢れる春の日々を!