あまりにも大きなテーマです。追々少しずつ加筆することとして、断片的に書き始めます。
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自由か平等か、資本主義か社会主義か、のように二者択一的に扱ってしまうと、社会全体の進歩・改善の方向から逸脱して、思い入れや信条の対立する勢力間の争いになってしまう。これでは、綱引き状態、つまり、"一方が喜べば他方が忌々しく思う"という状況が右に左に振れながら繰り返されるばかりで、一向に進歩しない。
私は、とりあえず、意思決定の権限と、金銭的報酬とを、切り離すことが大事だと思う。そうでないと、一たん優位な立場に立った限られた者が、限りなく自己(グループ)に有利なルールをつくってしまう。現状はかなりこれに近い。
収入の差が生じることは認める。しかし、高い報酬を得た成功者は、早々に引退して、いつまでも意思決定に関わらない。こういう社会が望ましいと思う。
これに「早期交代型自由競争主義」という仮称を与えることとしたい。
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