2004年4月23日
近代民主国家というのは、法の下で、個人の思想や価値観の多様性を尊重する国でなければならないはずです。
しかし残念ながら、最近のイラク人質問題や日の丸・君が代に関わる問題を観ると、今の日本の世相は許容の心を極端に失った状態にあるとしか思えません。このような時期に、「今なら(国会を)通る」という勢いだけで、教育基本法をいじってしまえば、必ず、「国を愛する」の意味を拡大解釈して、特定の価値観に誘導し、従わない者を罰することが教育であるかのような誤解をする人が出てくるでしょう。
案は色々つくればいいでしょうが、法改正は急ぐべきではないと強く思います。
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