maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

11 院内プチ探索

2006-05-27 06:42:03 | 虚々実々-心筋梗塞顛末記

2006/04/29(土)
世間は今日から大型連休なんですなぁ。

10:30 血圧と酸素濃度測定に来たのはエエけれど、昨夜予告があった採血はどうなってるんやろと訊いたんです?
「えっ、そんな申し送りはなかったですよ?」
「ほんならこのメモは何やねんな?散歩にも行かずに待ってるねんで。」
問い合わせたところ「メモは何かの間違いですね。」とアッサリしたもんですわ・・・。

4階の屋上庭園(?)から見るとバス道から入ってくる道の北西側に、小さな庭らしい物があってそこに胸像があるんです。
野次馬のおっさんは、一体何者やろう?と一寸偵察に行ってきました。
(画像をクリックすると拡大します。)

この胸像は吉田常雄氏、
台座に刻まれた文章に依ればこの国立循環器病センターを設立するのに尽力したお方やそうです。
よく読めばその功績は並や無い、これなら創設者というてもええがな。
いうたらここの産みの親、大事なお方でっせ。
こんなとこや無しに玄関にでも置いたほうがエエんや無かろうか?

このお方の働き無くしてはこの病院が誕生してなかったんやね。
という事は吉田常雄さんのお陰で私は命拾いをしたことになるがな。
遅まきながら、一寸草などむしってせめてものお礼の印。
お墓ではないけれど「まんまんちゃんアン」とお参りしさせていただきました。

ちなみに、主治医の先生、看護師さんに聞いてみたんです。
どなたも吉田常雄氏て誰なんか、そんな胸像が何処にあるのかもご存知無かったですわ。
場所を説明したら「そう言えば何かそんなんがあったような気がするねぇ。」と冷たいお言葉。

民間会社で創業者をそんな風に言うたらクビにならんまでも、お目玉喰らいまっせ。
いや、今は時代が変わって、豊田佐吉、本田宗一郎、松下幸之助さんなども「あれだ~れ?」てな事を、若い社員にいわれてるのか知れませんなぁ。


その傍らの植え込みの中に月桂樹が植わっていて、よく見ると花が咲いてますねん。
そうか、丁度今が月桂樹の花が咲く頃なんですなぁ。
何やら棒杭が頼り無げに傾いて立ってるので書かれた文字を見たら「常陸宮夫妻植樹」やて。

食事の時に果物が入って出てくるパックに入れたら、部屋の消臭芳香剤になるやろうと、枯葉を何枚か頂いて来ました。
早速作ったら、狙い通りかすかにベイリーフの香りがして、スープストックになった夢を見られそう♪。
(画像をクリックすると拡大します。)

18:20 中尾医師が来室、PTCAは5月1日10:30(2例目)に決まりですて。
術後何日で退院できる段取かはわかりませんが、8日にするよりは少なくとも1週間は退院が早うなる筈ですわねぇ。
先日のチーム回診の結果、左手首から施術予定になったそうです。

脚から施術するのとでは手首からのほうが、術後のしんどさが格段に楽やねんて。
それに、手首からが決まりならば道尿管も要らんやんか!助かったねぇ♪
あれはいかにも病人ぽくって、実にイケマセンなぁ。

2006/04/30(日)
10:15「入浴できますよ。」と声が掛かりました。
ん、今日は入浴日と違うがなぁ?
ひょっとしたら、明日手術やから特別に入れて貰えるんやろか?

折角やから念を入れて洗って、風呂上りでベッドに寝転がってたらウトウトと寝てしもてました。
それにしても、昨日今日と実に暇やねぇ。
今一気の乗らんリハビリも暇潰しには有効やったんや。

こういう生活をしてると、身体がなまってしまうやろうねぇ。
身体もやけど精神がたるみきって、元に戻らんようになるんとちゃうかいな。

この調子では先が思いやられるなぁ・・・。

2006/05/27
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